『1-2.思考を変え人生を変える方法(2)成功者の思考を丸パクリしよう!』の記事では、
- 同じ職場内(企業内)に、「自分が達成したいゴールを既に達成している人」がいる場合は、その人が「何を重要と考えているか」を丸パクリして、同じ基準で意思決定と行動をして欲しいこと
をお伝えしました。
けど、同じ職場内(企業内)に「達成したいゴールを既に達成している人」がいない場合は、どうすれば良いの?
と思われたかもしれませんが、その場合は、
・起業家の思考をどんどんパクる
と良いです。
今の時代、同じ職場内(企業内)に「自分が達成したいゴールを既に達成している人」がいない場合が多いのが現実です。同じ職場内(企業内)に、思考を丸パクリしたい成功者がいない場合は、起業家の思考をどんどんパクると良いです!
目次
今は、どのような時代なのか?
今は、どのような時代なのか?というと、
- VUCA(ブカまたはブーカ)の時代
- 同じ職場内(企業内)で思考を丸パクリできる成功者を見つけられない時代
です。
VUCA(ブカまたはブーカ)の時代
今は、VUCA(ブカまたはブーカ)の時代と言われています。
VUCAとは、
- Volatility(変動性):課題が予想外、または、不安定で、どの程度続くかも分からない
- Uncertainly(不確実性):問題が起こるかどうか、事前に予見することができない
- Complexity(複雑性):数多くの要素が相互に関連していて、複雑に絡み合っている
- Ambiguity(曖昧性):因果関係が分からず、前例もない課題に直面する
の4つの単語の頭文字をとった造語です。
新型コロナウイルスの感染拡大も、まさにVUCAを象徴するできごとです。
- コロナがいつまで続くか分からない、、、
- どのように社会が、経済が変動していくかも分からない、、、
- コロナが、ありとあらゆる産業にどこまでの範囲で、どのぐらいの深さで、影響を及ぼすかが見えない、、、
- 前例がない事態に陥っている、、、
新型コロナウイルスの猛威は一向にとどまらず、いち早く収束することを祈るばかりですが(感染防止対策を徹底し、忍耐強く行動するしかないですが)、
VUCAの時代を痛感する事象になります。
「アフターコロナ」「ニューノーマル」などの言葉も使われており、新型コロナウイルスの感染拡大の前後で、生活様式は大きく変わりました。VUCAの時代とは、このような大きな変化が起こる時代ですが、逞しく生き抜くしかありません!
他にもVUCAの実例は、たくさんあります。
例えば、ITの技術革新スピードがめちゃくちゃ速いことです。
今は、ありとあらゆる分野でAI(人口知能)という言葉が使われており、ITの技術革新によりAI(人口知能)ができることが急速に拡大しています。
- AI(人口知能)がいつまでにどこまでのことができるようになるのか、分からない、、、
- AI(人口知能)を導入することで、どのような問題が発生するかが分からない、、、
- AI(人口知能)が及ぼす影響が計り知れない、、、
- AI(人口知能)が隅々まで普及された世界は、前例がない、、、
AI(人口知能)という言葉を聞かない日がないぐらい、AI(人口知能)が急速に拡大、普及しており、AI(人口知能)への理解と活用は時代を生き抜くために必要不可欠ですが、
AI(人口知能)の進化のスピード、影響範囲(広さ)と影響度(深さ)、更に、AI(人口知能)は人間の知性を超えると言われており、AI(人口知能)が人間の知性を超えた後、どんな世界が待っているのか?など、様々な憶測がされていますが、将来を見通すのが非常に難しくなっています。
AI(人口知能)に関しても、徐々に日常生活や仕事の仕方に変化をもたらしていますが、今後、更にスピードが加速して、急激な変化が起こることは明らかです。AI(人口知能)から目を背けずに、逆に「変化を楽しむ!」ぐらいの心構えが必要です。
VUCAの他の例は、商品やサービスの開発スピードがめちゃくちゃ速いことです。
今は、商品やサービスがコモディティ化(同じような商品やサービスが溢れかえっていること)しており、次から次へと、ものすごいスピードで、新しい商品やサービスが市場に登場しています。
- 次に、どのような商品やサービスが登場するのか分からない、、、
- 今売れている商品やサービスがいつまで売れるのか分からない、、、
- どのような商品やサービスが爆発的に売れるのかが分からない、、、
- ここまで商品やサービスが次々に登場するのは、今までに前例がない、、、
商品やサービスがコモディティ化し、次から次へと、ものすごいスピードで、新しい商品やサービスが市場に登場してくる中で、
- どのように、顧客を最高に満足させ続けるか?
- どうすれば、顧客の心を掴み続けることができるか?
- いかに、競争優位性を高めていけるか?
などは、絶対的な答えが無いなかで、試行錯誤しながら見つけていかなければいけません。
VUCAの時代と言われる実例をあげるとキリがないですが、私が強くお伝えしたいことは、
・VUCAの時代であっても、成果を残すことが求められること
です。
「今は、VUCAの時代だから、頑張っても成果を残すのが難しい、、、。だから、成果を残すことに執着しなくても良いよ!」
と言ってくれると良いのですが、成果(特に、利益)を残せないと会社は潰れてしまいますし、そんなことを言ってくれる訳がありません(泣)。
VUCAの時代であっても、将来を見通すことが非常に難しくても、絶対的な答えが無いなかで試行錯誤しながらでも、成果を残すことが求められます。
同じ職場内(企業内)で思考を丸パクリできる成功者を見つけられない時代
今は、VUCAの時代なので、同じ職場内(企業内)で思考を丸パクリできる成功者を見つけられない時代です。
『1-2.思考を変え人生を変える方法(2)成功者の思考を丸パクリしよう!』の記事にて、
私は、約8年前に現在の会社に転職した際は、幸運にも、社内に「自分が達成したいゴールを既に達成している人」を見つけることができたと書きましたが、これは本当に幸運だったと言うしかありません。
(その人は、約3年前に退社されたので、私も社内に成功者を見つけることができなくなりました、、、)
時代が急激に変化し、将来を見通すのが非常に難しく、様々な要素が複雑に絡み合い、前例のない課題に直面するVUCAの時代では、同じ職場内(企業内)で思考を丸パクリできる成功者を見つけられないのが普通です。
ほとんどの企業では、過去の時代に大きな成果を残した方々が、現在、経営責任者や中間管理職になっていますが、(それは当然のことですが、)その方々は、今このVUCAの時代で成果を残した人ではありません。
仮に、あなたが、
「VUCAの時代において、どのように成果を残せば良いですか?」「コロナ禍で成果を残すにはどうすれば良いですか?」
という質問を投げかけたとしても、同じ職場内(企業内)でその問いに完璧に答えてくれる人はいません。(前例がないので、完璧に答えようがありません、、、)
なぜ、「起業家の思考をどんどんパクる」と良いのか?
では、なぜ、「起業家の思考をどんどんパクる」と良いのか?というと、
- 従来の「考え方」や「やり方」を変えることが求められているから
- 起業家は、「スピード感」と「経験値」が圧倒的に異なるから
です。
従来の「考え方」や「やり方」を変えることが求められているから
時代が急激に変化し、将来を見通すのが非常に難しく、様々な要素が複雑に絡み合い、前例のない課題に直面するVUCAの時代では、従来の「考え方」や「やり方」を変えることが求められます。
・VUCAの時代で成果を残すには、従来の「考え方」や「やり方」を変えなければ、生き残れない
と言った方がより正確です。
今、企業に勤めていても
- 新しい事業を立ち上げること
- 新しい商品やサービスを開発し、提供すること
- 新しい顧客(市場)を開拓すること
- 新しい働き方を行うこと。そして、それを顧客に提供すること
- 今までの常識に捉われないこと
が求められています。
そして、従来の「考え方」や「やり方」を変えたうえで、成果を残すことも当然求められます。
「いやいやいやいや、誰も今この時代(VUCAの時代)で、成果を残した実績ないですやん!?だから、新しい挑戦でいきなり従来通り(もしくはそれ以上)の成果を求められても、それはちょっと、、、」
と思わずツッコミたくなるかもしれません。
私も声を大にして激しくツッコミたいです(笑)
しかし、「新しい挑戦であれ、いきなり従来通り(もしくはそれ以上)以上の成果を求められる」のが現実です。
売上や利益の目標が年々増加していない企業はみたことがないですし、中期経営計画で、「我が社は、年々売上や利益の減少を目指します」と言っている企業はありません。(利益が減少していけば、当然潰れますし、、、)
そこで、VUCAの時代でも成果を残している「起業家の思考をどんどんパクること」が重要になってきます。
なぜなら、起業家は、常日頃から「新しい事業を立ち上げること」「新しい商品やサービスを開発し、提供すること」「新しい顧客(市場)を開拓すること」「新しい働き方を提供すること」「今までの常識に捉われないこと」など、従来の「考え方」や「やり方」を変える(0から1を生み出す)取り組みをしているからです。
VUCAの時代では、試行錯誤しながら、従来の「考え方」や「やり方」を変える(0から1を生み出す)ことで、成果を残すことが求められるので、VUCAの時代でも成果を残している起業家の思考は、徹底的に丸パクリすべきです!
起業家は、「スピード感」と「経験値」が圧倒的に異なるから
VUCAの時代でも成果を残している起業家は、「新しい事業を立ち上げること」「新しい商品やサービスを開発し、提供すること」「新しい顧客(市場)を開拓すること」「新しい働き方を提供すること」「今までの常識に捉われないこと」など、従来の「考え方」や「やり方」を変える(0から1を生み出す)プロ中のプロです。
起業家は、自身の生活と従業員の生活がかかっているので、従来の「考え方」や「やり方」を変える(0から1を生み出す)ことを、
四六時中考え、実際に実行し、失敗から多くのことを学び、試行錯誤しながら、必死に、全身全霊を懸けて、新しい事業を立ち上げ、成功させることに取り組んでいます。
企業に勤めている場合と比較すると、「スピード感」と「経験値」が圧倒的に異なります。
従来の「考え方」や「やり方」を変える(0から1を生み出す)ことが死活問題だからです。
やはり、自身と従業員の「生活がかかる」と、取り組みに対する「真剣さ」「本気度」「辛抱強さ」が比較できないほど変わります。まさに、言葉の通り「死に物狂い」で成果を残している起業家の思考は、本当に貴重であり、有益なモノです!
だからこそ、VUCAの時代でも成果を残している起業家が、
- 新しい事業を立ち上げること
- 新しい商品やサービスを開発し、提供すること
- 新しい顧客(市場)を開拓すること
- 新しい働き方を行うこと。そして、それを顧客に提供すること
- 今までの常識に捉われないこと
など、従来の「考え方」や「やり方」を変える(0から1を生み出す)際に、
たくさんの試行錯誤を行った経験から、「何を重要と考えているか」を学び、その判断基準に基づき(大いに参考にし)意思決定をして行動すること、それを習慣化することが、非常に大切です。
まとめ
- 今は、状況が刻々と変化し、将来が見通し難く、複雑で、前例もない問題が起こるVUCA(ブカまたはブーカ)の時代であること
- VUCAの時代では、同じ職場内(企業内)で思考を丸パクリできる成功者がいないのが普通であること
- VUCAの時代では、従来の「考え方」や「やり方」を変えることが求められていること
- VUCAの時代でも成果を残している起業家は、従来の「考え方」や「やり方」を変える(0から1を生み出す)プロ中のプロであること
- なので、VUCAの時代でも成果を残している「起業家の思考をどんどんパクる」と良いこと
状況が刻々と変化し、将来が見通し難く、複雑で、前例もない問題が起こるVUCAの時代で、今まで通り、もしくは、今まで以上の成果を残すことは、非常に難しいことですが、それが強く求められています。
そんな中で、VUCAの時代でも成果を残している起業家の思考は、むちゃくちゃ参考になり、是が非でも丸パクリすべき重要なものとなります。
あなたも、VUCAの時代でも成果を残している起業家の思考を丸パクリすることで、VUCAの時代でも、今まで通り、更には、今まで以上の成果を残せるようになり、あなたの人生がより良いものになることを、心から願っています!