『2-5.人生のゴールの見つけ方(4)絶対したくないことから考える』の記事では、
・「絶対したくないこと」から「本当に達成したいこと」を見つけることで、ゴールを達成するための強いモチベーションとエネルギー（気力と体力）を発生させて欲しいこと
をお伝えしました。
本記事も含めて、複数の記事で
という疑問にお答えしますので、
ぜひ、あなたが一番やりやすい方法で、あなたの「人生のゴール」＝「残された時間で本当に達成したいこと」＝「寝ても覚めてもワクワクしてしまうほど魅力的なこと」を見つけてください！
「残された時間で本当に達成したいこと」、自分にとって「寝ても覚めてもワクワクしてしまうほど魅力的なこと」を見つけるための、5つ目の方法は、
・実体験と自分の強みから考える
という方法です。
実体験、すなわち、あなたが「実際に行動した結果、どのように感じたか？」を分析することで、自分の人生を懸けるべき「本当に達成したいこと」がみえてきます！また、便利なツールを使うことで、自分の強みを知ることも可能です！
目次
「実体験と自分の強みから考える」とは？
「実体験と自分の強みから考える」とは、
- 「実際に行動した結果、どのように感じたか？」を分析すること
- 「自分の強み」を知ることができる、便利なツールを使うこと
で、「本当に達成したいこと」を見つけることです。
「実際に行動した結果、どのように感じたか？」を分析すること
「実際に行動した結果、どのように感じたか？」を分析することで、自分にとって「本当に達成したいこと」を見つける方法は、
TEDで公開されているプレゼンテーションの1つ（※TEDとは、「Ideas worth spreading」の理念のもと、価値のあるアイデアを世界中に普及させることを目的とした、アメリカの非営利団体により運営管理される組織のことです）
「How to find work you love」by Scott Dinsmore (TEDxGoldenGatePark 2012)
の中で紹介されている方法となります。
※TEDの公式サイトで紹介されている本プレゼンテーションのページ（外部リンク）において、「日本語」を選択すると、全文の日本語訳をすぐにみることができます。
プレゼンテーションの中で、人々が情熱を注げる仕事を見つけ、そして、キャリアを形成していくためのプラットフォームである「Live Your Legend (自分の伝説を生きよう!!)」 を立ち上げた Scott Dinsmore 氏は、
あなたの実体験から
「何が好きで、何が嫌いであったか？」「何が上手にでき、何が下手であったか？」「何に興味を強く惹かれたか？」「またやりたいと思うこと、もっとやりたいと思うことは何か？」
「どんな人に刺激を受け、どんな人に成りたいと思ったか？」「どんなことに心を動かされ、どんなことなら情熱を注ぎたいと思ったか？」
を日々書き留めておくことで、それが、あなたの人生をより情熱的なものに変えるための、あなたが、より大きなインパクトを与えれる人間になるための、アイデアの宝庫になる
「How to find work you love」by Scott Dinsmore (TEDxGoldenGatePark 2012)
と伝えています。
今までの実体験を振り返り、「実際に行動した結果、どのように感じたか？」
- 時間を忘れるほど「面白い！」と感じて、夢中で没頭できたことは何であったか？
- 「これなら、いくらでもできる！」と感じて、苦も無く行動を継続できたことは何か？
- 「絶対に極めたい！」と感じて、自分の全てを懸けても良いと思えたものは何か？
を分析することで、自分にとって「本当に達成したいこと」が見えてきます。
ポイントは、「実際に行動した結果、どのように感じたか？」を日々書き溜めておくことで、そのメモが、アイデアの宝庫となり、書き溜めた分だけ、より正確に自分にとって「本当に達成したいこと」が浮き彫りになってきます。
ぜひ、あなたも、実体験、すなわち、「実際に行動した結果、どのように感じたか？」を振り返ることで、自分にとって「本当に達成したいこと」をさがしてみてください！
私も、「実際に行動した結果、どのように感じたか？」を振り返ってみると、
- 学ぶことが好きで、「いつまでも学び続けたい！」と感じた
- 人付き合いが苦手で、「少なくても良いので、気の合う人を大切にしたい！」と感じた
- 本を読むことで新しい世界が知れることに、「面白すぎる！」と感じた
- 成果を残している起業家に刺激を受け、「新しいことに挑戦し続ける人、失敗から貪欲に学び続ける人に成りたい！」と感じた
- 新しい取り組みに心が動かされ、「新しい事業の立ち上げや新規プロジェクトへの参画に情熱を注ぎたい！」と感じた
- 家族と過ごす時間が一番幸せであり、「絶対に第一優先にしたい！」と感じた
でした。
結局、私の「本当に達成したいこと」は、本を読んだり、学んだり、新しいことに挑戦しながら自分を磨き続けて、かけがえのない家族（特に、妻と子供）、数少ない気の合う人の役に立ち続けたい、大切にし続けたいことだと分かりました！
「自分の強み」を知ることができる、便利なツールを使うこと
「自分の強み」を知ることができる、便利なツールを使うことで、自分にとって「本当に達成したいこと」を見つける方法も、
Scott Dinsmore 氏のプレゼンテーション「How to find work you love」の中で紹介されており、
あなたの「固有の強みが何か」をみつけることが大切です。
『ストレングス・ファインダー 2.0』という本とオンラインツールがあり、天性で、「自分に向いていることが何か」をみつけるための助けとして、お薦めします。
そして、自分の「固有の強み」を理解したうえで、それをするのが楽しみで目を覚まし、お金にならなくてもやり、人々に感謝されるような「何か」をみつけることです。
「How to find work you love」by Scott Dinsmore (TEDxGoldenGatePark 2012)
とあります。
「自分の強み」を知ることができる、便利なツールとして『ストレングス・ファインダー 2.0』が紹介されていますが、『ストレングス・ファインダー 2.0』は、私も、オススメします！
そんなん、ツールでホンマに「自分の強み」を知ることができるの！？信頼できるの！？
と思われたかもしれませんが、私もこのような「自己分析ツール」には懐疑的な考えをもっており、『ストレングス・ファインダー 2.0』を使ってみるまでは、信頼もしてなかったのですが、
「何これ、、、。むっちゃくちゃ当たってる、、、。」「えっ？今までずっとどこかで、私のことを観察してた！？」「というか、何で、分かんの？？」
というのが、実際に『ストレングス・ファインダー 2.0』を使ってみた率直な感想です。
『ストレングス・ファインダー 2.0』とは、米国ギャラップ社が開発した、オンライン「才能診断」ツールのことで、アクセスコード付きの書籍を購入することなどで利用でき、約170個の質問に答えることで、自分の資質（＝生まれながらに持っている強みのもと）「上位5つ」が導き出されます。
私は、職場で複数人で使い、「その上位5つの資質を持っているのは誰か？」ということを当てるゲームをしたのですが、（楽しみながら、同じ職場で働くメンバーの資質を理解することが目的です）
全員「上位5つの資質」を見ただけで、「その上位5つの資質を持っているのは誰か？」ということを当てることができました。
周りから見て、「ここが、その人の強みだ」と感じていることと、『ストレングス・ファインダー 2.0』の診断結果が合致していたことには、非常に驚きました。
『ストレングス・ファインダー 2.0』では、34の資質（＝生まれながらに持っている強みのもと）が定義されており、34の資質は、大きく4つの力（人間関係構築力、影響力、実行力、戦略的思考力）に分類されます。
「どの資質、どの力を持っていると良いのか？悪いのか？」という話ではなく、「持っている資質、力を個人的にも、組織的にも、いかにうまく活用すれば良いか？」ということを考えることが大切です。
ちなみに、私の結果（上位5つの資質と力）は、
- 学習欲（戦略的思考力）：常に学び、向上することに全力を尽くす
- 収集心（戦略的思考）：好奇心が旺盛で、より多くのことを知りたいと思っている
- 最上志向（影響力）：強みに注目し、優れたものを最高レベルのものに変えようとする
- 内省（戦略的思考）：とにかく、考えること、縦横無尽に頭を働かせることが好き
- 達成欲（実行力）：絶えず何かを達成していたい、成し遂げたいと突き動かされる
であり、困ったことに「人間関係構築力」が全くありませんでした（泣）
私はこの結果をみて、「そりゃ、人付き合いが苦手、特に、飲み会とか大苦手だわ、、、」と、妙に納得してしまいました。そして、「弱みを消すよりも、強みをどんどん伸ばすことを考えよう！」と、吹っ切れることもできました。
ぜひ、『ストレングス・ファインダー 2.0』という便利なツールを利用して、あなたの固有の資質（＝生まれながらに持っている強みのもと）を知り、「本当に達成したいこと」をみつけるヒントにしてみてください！
書籍についているアクセスコードは、1回しか利用できませんので、『ストレングス・ファインダー 2.0』を受けたい場合は、新刊を購入するようにしてください。
中古本では、アクセスコードが利用済で、『ストレングス・ファインダー 2.0』を利用できない可能性が高いです！
なぜ、「実体験と自分の強みから考える」と良いのか？
なぜ、「実体験と自分の強みから考える」と良いのか？というと、
- 「想像」と「実際の行動」との間に生じるギャップを減らせるから
- 「自分の強み」を活かすことで、ゴールを達成しやすくなるから
です。
「想像」と「実際の行動」との間に生じるギャップを減らせるから
誰でも、どんなことでも、何か新しいことを始めると、
「やってみたら、全然想像と違ってた、、、、。」「こんなハズじゃなかった、、、」「まったく面白くなかった、、、」
というように、
「多分、面白いだろう！」「自分に向いてるだろう！」などと「想像」していたことと、「実際の行動」から感じることには、少なからずギャップが生じるものです。
何事も、やってみないと分からないのは、当たり前のことなので、
少しでも「想像」と「実際の行動」との間に生じるギャップを減らすためにも、単純に「想像」だけで自分の取り組みを決めるのではなく、今までの実体験、すなわち、あなたが
「実際に行動した結果、どのように感じたか？」から、自分が取り組むもの、「本当に達成したいこと」を決めることが大切です。
どうしてもやってみないと分からないことはあるので、「想像」と「実際の行動」との間に生じるギャップを完全に無くせる訳ではないですが、実体験から考えることで、「想像」と「実際の行動」との間に生じるギャップを大きく減らすことが可能です。
「何事も、やってみないと分からない」ので、「やってみたい！」「面白そう！」と思ったら、まずは行動してみて「どう感じたか？」を今後の方針を決めるためにも、一つ一つ書き溜めていくことが大切です！それらの「行動した結果」を積み重ねて分析することで「本当に達成したいこと」がより明確になっていきます！
「自分の強み」を活かすことで、ゴールを達成しやすくなるから
「自分の強み」を知ることができる『ストレングス・ファインダー 2.0』という便利なツールを使い、「自分の強み」を正しく理解して、
それらを「本当に達成したいこと」＝「ゴール」を達成するために有効活用することで、もちろん、ゴールを達成しやすくなります。
ここで、『ストレングス・ファインダー 2.0』という便利なツールを使うことのメリットは、
- 簡単に、「自分の強み」を知れること
- 自分では気づいていなかった「自分の強み」を正しく理解できること
です。
特に、自分では気づいていなかった「自分の強み」を正しく理解できることが重要であり、周りからは理解されているけど、自分では気づけていない「自分の強み」が存在するものです。
「自分の強み」を正しく理解できれば、自分では「強み」と思い込み勘違いしていた「強みではない」資質を使い続けてしまうことも、「弱み」を使ってしまうことも無くなり、
正しく「自分の強み」をゴールの達成のために発揮することで、本当に達成したいゴールをより確実に、より速く達成できるようになります。
実は私も『ストレングス・ファインダー 2.0』を使うまでは、自分では「強み」と思い込み勘違いしていた「強みではない」資質を使い続けていました、、、。それは、「人間関係構築力」ですが、それ以降は、人間関係の構築をより丁寧に行うとともに、人間関係の構築はより得意な人に任せることにしました！
まとめ
- あなたの実体験、すなわち、「実際に行動した結果、どのように感じたか？」を書き留めることが、人生をより情熱的なものに変えるための、アイデアの宝庫になること
- 『ストレングス・ファインダー 2.0』を利用することで、あなたの「固有の資質（＝生まれながらに持っている強みのもと）」を知ることができること
- 自分では気づけていない「自分の強み」を正しく理解し、ゴールの達成に有効活用することで、本当に達成したいゴールをより確実に、より速く達成できるようになること
ぜひ、あなたの実体験、すなわち、「実際に行動した結果、どのように感じたか？」に基づいて、「残された時間で本当に達成したいこと」、自分にとって「寝ても覚めてもワクワクしてしまうほど魅力的なこと」をみつけてください！
また、『ストレングス・ファインダー 2.0』は、本当に簡単で、すぐに自分では気づけていない「自分の強み」も正しく理解できるので、ぜひ、一度、試してみてください！
「自分の強み」を正しく知り、それらを日常生活や仕事に有効活用することで、あなたの人生がより良いものになることを、心から願っています！
どうやって「残された時間で本当に達成したいこと」、自分にとって「寝ても覚めてもワクワクしてしまうほど魅力的なこと」を、見つければ良いのか？