上司に不満を感じるたった一つの理由と、上司と合わない場合の4つの対処方法

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「7.悩みごとを解決したい」のカテゴリの記事では、私自身がこれまで悩んできたこと、そして、「お問い合わせ」からいただいた「お悩みごと」に対して、

「なぜ、悩んでしまうのか?」「どうすれば悩みが軽減されるのか?」「どうすれば悩みから解放されるのか?」などについて、詳しく解説します。

ぜひ、あなたも日々の生活や仕事で悩んでいる場合は、「お問い合わせ」からご相談くださいませ!

今回の「お悩みごと」は、

・上司と合わない、、、

です。

ヤミシタ

「上司と合わない、、、」など、職場の上司に対する不満や悩みというのは、仕事をするうえで、一番と言って良いほど多い悩みですよね、、、。そもそも、なぜ、上司に対して不満を感じるのか?ということから、解決していきます!

なぜ、上司に対する不満や悩みが発生するのか?

なぜ、上司に対する不満や悩みが発生するのか?というと、

  • 理想の上司像と現実にギャップがあるから

です。

理想の上司像と現実にギャップがあるから

あなたがもっている「理想の上司像と現実にギャップがある」場合に、上司に対する不満や悩みが発生してしまいます。

  • 上司は、部下のことを気にかけてくれるものでは?なんで気にかけてくれないのか、、、
  • 上司は、部下のしたことに責任を取ってくれるものでは?なんで責任取らないのか、、、
  • 上司は、誰よりも仕事ができる人ではないの?全然、仕事できないやんか、、、
  • 上司は、部下のやる気を出させてくれるものでは?全然、やる気にさせてくれない、、、
  • 上司は、部下の意見も聞いてくれるものでは?一方的に指示されるだけや、、、

など、「本来、上司はこうあるべきなのに、なんで現実はこうなのか、、、」と不満に思ったり、それが苦痛になって、悩んだりしてしまいます。

どうすれば、上司に対する不満や悩みが消えるのか?

どうすれば、上司に対する不満や悩みが消えるのか?というと、

  • 上司に対して、何一つ理想をもたなければ良い

です。

上司に対して、何一つ理想をもたなければ良い

上司に対して、何一つ理想を持っていない場合、実は、何も不満や悩みは発生しません。

例えば、

  • 上司とは、自分の出世や保身のことだけを考えて、部下を全く気にかけない人のこと
  • 上司とは、すべての仕事と責任を部下に押し付ける人のこと。何の作業もしないし、何の責任もとらない。(失敗の責任は、部下のせい。得られた成果は、上司のもの)
  • 上司とは、すべての業務内容を分かっていない人のこと。現場のことは、何も知らないし、分かろうとしない。
  • 上司のやることは、経営層に対するご機嫌伺いだけ。経営層の指示には、何があろうと従うし、経営層に対する悪い報告は、何があってももみ消す。
  • 上司の関心は、良い結果のみ。部下のやる気があろうが、なかろうが関係なし。良い結果を出してくれさえすれば、それで良し。(部下の意見も興味なし)
  • 上司とは、顧客に対する価値は、何一つ生み出さない人のこと。部下の仕事を邪魔するのが仕事。
  • 上司は、誰よりも遅く出勤して、誰よりも早く退社する。だって、ヒマだから(笑)

というものだと考えていたら(割り切っていたら)、上司に対する不満や悩みが発生することはありません。(さすがに、上記に書いていることをすべて満たすような、ヒドイ人はいないと思いますが、、、)

上司に対して何一つ理想を持っていないにも関わらず、何かあなたにとって役立つことをしてくれた場合、

あなた

すごい!!上司が、現場の意見を優先して、経営層の指示に対して、反対意見を伝えてくれた!!そして、現場が改善された!!

と感動するハズです(笑)。

理想の上司とは、どんな人?

ここで、理想の上司とは、いったいどんな人なのか?少し考えてみたいと思いますが、

  • 部下の性格や特徴、強みや弱みを理解してくれている
  • 部下の目指すキャリアや伸ばしたいスキル、価値観を理解してくれている
  • 部下の能力を理解して、少しだけハードルが高い目標を設定してくれる
  • 部下の進捗状況や課題を把握して、適切なタイミングでアドバイスをくれる
  • 現場の状況や気持ちを理解して、現場のことを第一に考えてくれる
  • チームの士気を高めつつ、チーム全体の調和を図ってくれる
  • チームの先頭に立ち、自ら模範となる行動を示してくれる
  • ずば抜けた専門知識やスキルを兼ね備えている
  • 人格者であり、部下の相談には親身にのってくれる
  • ビジネスセンスが抜群で、どんな状況でも結果を出せる

などの条件を満たす人でしょうか?

部下の性格や特徴、強みや弱みを理解してくれている

上司には、自分の性格や特徴、強みや弱みを理解してもらいたいですよね。

そして、その性格や特徴、強みや弱みを考慮したうえで、性格や特徴、強みを活かせるように、弱みを克服できるように、最適な仕事を割り当ててくれると、最高ですね!

部下の目指すキャリアや伸ばしたいスキル、価値観を理解してくれている

上司が、きちんと自分の目指すキャリアや伸ばしたいスキル、価値観を理解してくれると良いですよね。

そして、目指すキャリアや伸ばしたいスキル、価値観を良く理解したうえで、目指すキャリアを達成できるように、伸ばしたいスキルを伸ばすことが可能な、あなたの価値観に合致した、最適な仕事を割り当ててくれると良いですよね!

部下の能力を理解して、少しだけハードルが高い目標を設定してくれる

上司には、自分の能力を理解してもらい、少しだけハードルが高い目標を設定して欲しいですよね。

現段階での能力を良く理解してくれていて、その能力を最大限に発揮して、なおかつ、少しだけハードルが高い目標設定を行ってくれるのが望ましいですよね!

やる気を喪失してしまうような、達成が非常に困難な現実離れした目標ではなく、達成が簡単過ぎる目標でもなく、やる気を引き起こしてくれるちょうど良いレベルの目標を設定してくれるとありがたいですよね。

部下の進捗状況や課題を把握して、適切なタイミングでアドバイスをくれる

上司が、自分の仕事の進捗状況や課題を把握して、適切なタイミングでアドバイスをくれると良いですよね。

仕事の進捗状況や抱える課題を良く理解してくれていて、進捗状況が芳しくない場合や、課題を解決するのに行き詰った場合に、その兆候を察知してくれて、最適なタイミングで、サポートしてくれたり、アドバイスをくれると最高ですね!

現場の状況や気持ちを理解して、現場のことを第一に考えてくれる

上司には、現場の状況や気持ちを理解して、現場のことを第一に考えて欲しいですよね。

経営層の言いなりになるのではなく、現場で起こっていること、現場の課題を良く理解してくれていて、現場に寄り添った解決策を提示してくれたり、現場の状況を踏まえたアドバイスをしてくれるのが望ましいですよね!

チームの士気を高めつつ、チーム全体の調和を図ってくれる

上司が、自身の管理するチームの士気を高めつつ、チーム全体の調和を図ってくれると良いですよね。

マネージャー(管理者)として、チーム全体の目標を達成できるように、メンバーを鼓舞してやる気を出させたり、チーム全体の進捗状況や課題を管理したり、チーム全体の調和を図り、最適なルールや環境を整備してくれる、

更には、チームのメンバーがお互いを尊重できるようなチーム作りを促してくれて、チームのメンバー同士のトラブルが起こった際は、仲裁してくれると最高ですね!

チームの先頭に立ち、自ら模範となる行動を示してくれる

上司には、自身の管理するチームの先頭に立ち、自ら模範となる行動を示して欲しいですよね。

リーダー(先導者)として、チームのあるべき姿を提示して、自らもそのあるべき姿を達成すべく、日々挑戦を続けていて、

更に、メンバーがあるべき姿を実現できるように、自ら模範となるような行動を実践し、各メンバーを力強く引っ張り上げてくれるのが望ましいですよね!

ずば抜けた専門知識やスキルを兼ね備えている

上司が、ずば抜けた専門知識やスキルを兼ね備えていて、尊敬できる人なら良いですよね。

プレーヤーとしての専門知識やスキルも兼ね備えており、部下からのどんな質問に対しても、洞察に富んだ回答をしてくれる、そして、アドバイスは的確かつ分かり易く、指示には、ムダと間違いがないと最高ですね!

人格者であり、部下の相談には親身にのってくれる

上司には、人格者であって欲しい、そして、相談には親身にのって欲しいものですよね。

人格者であり、仕事をするうえでの相談はもちろん、プライベートな相談にも親身になって聞いてくれる、

更に、感情的になることもなく、いつも穏やかな心をもち、笑顔で話しかけてくれるのが望ましいですよね!

ビジネスセンスが抜群で、どんな状況でも結果を出せる

上司が、ビジネスセンスが抜群で、どんな状況でも結果を出せる人だと良いですよね。

市場動向にも詳しく、いつも優れたビジネス戦略を描いていて、景気が落ち込んでいる場合でも、市場のニーズを分析し、自社の強みや独自性を活かした商品、サービスを提供する術を考え、他部門を巻き込みながら実行し、どんな状況でもビジネスを成長させることができると最高ですね!

すべての条件を満たす人などいない

もし、現在、あなたが、上司に対して、不満や悩みを抱いている場合、上司に対して、何かしらの理想をもっていることになりますが、

上記に書いたような、あなたの理想とする上司が持っていて欲しい、すべての条件を満たす人など、存在しません。

少なくとも、私の経験上では出会ったことがありません。

上司は、複数人の部下を持つことになりますが、部下が上司に対して持っていて欲しい条件はそれぞれ異なり、すべての部下の理想の条件をもつ上司となることは、到底不可能です。

上司も一人の人間ですので、すべての理想の条件を満たすことは、不可能です。

むしろ、上記に書いたような、上司が持っていて欲しい理想の条件を、一つでも満たしていればラッキーなぐらいです。

理想を求めたら、きりがないですし、理想をすべて満たすことは到底不可能なので、「そもそも何一つ理想を求めない」ことで、理想と現実のギャップを無くし、不満や悩みを発生させない方が得策です。

私も、これまで「自身を成長させる場に身を置きたい!」「尊敬できる上司の下で働きたい!」という気持ちから、上司に対して理想を求めて、不満に思ったり、理想の上司に巡り会えないことに悩んだりしていましたが、

会社を変えても、部門を変えても、10年以上探し求めても、理想の上司に巡り会えなかったことから、ようやく「理想を求めても仕方がない」ということに気が付きました。

ちょっと、探し過ぎましたが、、、(泣)

上司と合わないときは、どうすれば良いのか?

次に、「上司と合わない」に関してですが、「合わない」にも、色々な意味があります。

  • 考え方が合わない
  • 視点が合わない
  • 性格的に合わない
  • 生理的に合わない

など、それぞれについて、どうすれば良いのか?その対処方法を一つ一つ解説していきます。

考え方が合わない場合

「考え方が合わない」に関しては、「何を重要と考えるか」が合わないことが一番大きなズレになります。

そもそも上司とは、企業の中で、求められている役割が異なるので、「何を重要と考えるか」という考え方が合わなくて当然となります。

上司にとっては、「チーム全体の目標を達成することができるか?」が一番の関心事になりますが、あなたにとっては、もちろん「あなたの目標を達成することができるか?」が一番の関心事になります。

「4-7.ゴールの達成に集中するのを妨げる、最大の敵は上司と会議」の記事でも書いているのですが、上司にとっては「チーム全体の進捗状況や課題」を管理することが役割として求められているため、

「あなたの仕事がうまくいっているか?」「問題が起こっていないか?」「問題が起こっているとしたら、どんな問題か?」「うまく問題に対処できているのか?」ということが、気になって仕方ありません。

気になって仕方ないので、「調子はどうか?」「何か問題ないか?」ということを、直接対面で聞いたり、電話で聞いたり、メールやチャットなどのツールを使って確認します。

それが、あなたの貴重な時間やエネルギー(気力や体力)を奪っていることには気にもかけずにです(笑)。

あなたは、チーム全体の目標を達成することももちろん大切だという認識はありますが、「まずは、目の前の自分の目標達成をしないと話にならない」ので、

  • お客様を最高に満足させるために、どうすれば良い商品・サービスを提供できるか?
  • いかに良い提案ができるか?
  • 競合他社ではなく、自社を選んでもらうためにはどうすれば良いか?
  • お客様が何度もリピートしてくれるには何が必要なのか?
  • 満足度をずっと向上させることで、どうすれば新規のお客様をご紹介してもらえるか?

ということを、考え、実行し、失敗から学び、試行錯誤しながら、自分の目標を達成することに、時間とエネルギー(気力と体力)を集中投下する必要があります。

「どうすれば、目の前のお客様を最高に満足させることが可能か?」ということに集中して、考えたり、行動している際中に、「調子はどうか?」「何か問題ないか?」という横やりがしょっちゅう入ると、

「ちょっと待ってください」「そりゃ問題はあるけど、それを解決するためにめちゃくちゃ考えて、行動してるんですけど」と不満を漏らしたくなります、、、。

適切なタイミングで、「調子はどうか?」「何か問題ないか?」という助け船を出してくれるのは、本当にありがたいことですが、今まで、本当に自分が欲しいタイミングで、助け舟を出してもらったことはありません(泣)

上司とは、「求められている役割が異なる」ので、「何を重要と考えるか」という考え方が合わないのは当然として、あなたは、お客様を最高に満足させ続けることに、自分の目標を達成することに、時間とエネルギー(気力と体力)を集中投下することが大切です。

視点が合わない場合

「視点が合わない」に関しても、上司とは、企業の中で、与えられている立場が異なるので、視点も合わなくて当然となります。

上司は、より経営層に近い立場で、ものごとを俯瞰し、意思決定することが求められています。

一方で、あなたが現場の最前線にいる場合、現場の立場で、現場がうまく回るように、現場にとって最適になるように、考え、行動することになります。

よくあるのが、上司から「べき論ばかり言われる」ということです。

「そりゃ、そうすべきですけど、現場はそれでは回りませんよ、、、」と思わず口から洩れそうになってしまったことはありませんか?

私は、今まで数えきれないぐらいあります(笑)

経営層の考えることと、現場で起こっていることには、必ずと言って良いほど、ギャップがあります。(組織が大きいほど、そのギャップは大きくなる傾向にあります)

上司から、そのギャップを考慮しないで、経営層の考えることを、経営層の視点で「●●すべき」と伝えられると、かなり辛いものがありますが、

現場で起こっていることを伝え、必要なら現場にも来てもらって、現状を理解してもらい、

現場と経営層の考えとのギャップを埋めるにはどうすれば良いか?

ということを、上司とともに模索していく必要があります。

上司とは、「与えられている立場が異なる」ので、視点も合わなくて当然として、少しでも協力して、少しでも建設的に、経営層と現場のギャップを埋める行動につなげていくことが大切です。

性格的に合わない場合

「性格的に合わない」に関しては、別に上司と性格が合わなかったとしても、上司の関心事である「チーム全体の目標を達成すること」にも、あなたにとっての関心事である「あなたの目標を達成すること」にも、致命的な影響はありません。

細かいことを気にする上司に対しては、「そんな細かいことまで気にする?」とか、逆に、大雑把な上司に対しては、「もうちょっと細部への配慮が必要なのでは?」とか、

厳しい上司に対しては、「そんなに怒らんでも良くない?」とか、逆に、優しい上司に対しては、「甘やかされると成長できない」とか、

明るい上司に対しては、「もうちょっと静かに集中したいのに」とか、逆に、もの静かな上司に対しては、「職場の雰囲気が暗い、、、」とか、

色々思ったりもしますが、気分やその時々の感情によって、同じことを言われてもどう思うかは、自分の中でも変わったりする、曖昧なものですので、

「性格が合わない」ということに関しては、気にしている時間やエネルギーが勿体ないです。

上司と性格が合わなかったとしても、「チーム全体の目標を達成すること」も、「あなたの目標を達成すること」も可能ですので、意識を「目標を達成すること」に集中させ、目標を達成するための行動に専念することが大切です。

生理的に合わない場合

「生理的に合わない」に関して、私が言えることは、「もう、どうしようもない」ということです。

生理的に(本能的に、あれこれ考える余地もなく)受け入れられない場合は、物理的に距離を置くしかありません、、、。

もう、可能な限り近づかない、見ない、話さない。

テレワークができるなら、テレワークをフル活用する。

物理的に距離を置けない場合や、物理的に距離を置いても、もう耐えられない場合は、部署の異動願いを出すか、転勤や転職を検討するしかありません。

あとは、その上司が変わるまで、「無の境地」になるか、、、です。

「無の境地」に達するための訓練と思って、耐え続けても良いですが、「無の境地」に達する前に、ストレスで精神的にも、肉体的にもボロボロになっては、意味がありませんので、オススメは全くしません。

その会社でしか、その勤務地でしか、その部署でしか仕事をできない訳ではありませんし、仕事は探せばいくらでもありますので、「生理的に合わない」、「どうしても耐えられない」場合は、ムリしないことが大切です。

まとめ

  • 上司には、何一つ理想を求めないで、理想と現実のギャップを無くし、不満や悩みを発生させないこと
  • 上司とは、役割や立場が異なり、考え方や視点は合わないものなので、また、性格は合っていてもいなくても、あまり重要ではないので、まずは、あなたの「目標を達成すること」に時間、エネルギーを集中投下すること(そして、あなたの目標を達成したうえで、チームの目標も達成できれば、それがベストであること)
  • 生理的に合わない場合は、物理的に距離を置くことを考えること。どうしても耐えられない場合は、ムリしないこと。

上司に対する不満や悩みは、職場で働くうえで、一番と言っても良いぐらい多いものですが、何一つ理想を求めないことで、理想と現実のギャップを無くし、不満や悩みを発生させず、

また、上司と考え方や視点、性格が合わなかったとしても、あなた自身の「目標を達成すること」に時間とエネルギー(気力と体力)を集中投下して、目標を達成することで、あなたの人生がより良いものになることを、心から願っています!

※1点だけ念のために補足しますが、上司からパワハラを受けている、セクハラを受けているなどの場合は、すぐに、社内外の正式なルートで問題を解決してください。

基本的には、組織内に正式な相談ルートがあります。なければ、社外で探して相談してください!

もう、「お悩みごと」のレベルではありませんので、この記事を読んでいる場合でもありません!!(「パワハラ相談」などと検索すれば、たくさん相談先はみつかりますので!)

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4-7.ゴールの達成に集中するのを妨げる、最大の敵は「上司」と「会議」!?