『7.悩みごとを解決したい』のカテゴリの記事では、私自身がこれまで悩んできたこと、そして、『お問い合わせ』からいただいた「お悩みごと」に対して、
などについて、詳しく解説します。
ぜひ、あなたも日常生活や仕事で悩んでいる場合は『お問い合わせ』からご相談ください!
今回の「お悩みごと」は、
・仕事がつまらない、、、
です。
多くの人にとって、仕事をする時間は、1日の中で大きな割合を占めています。(人によっては、1日の半分以上かもしれません)「仕事がつまらない、、、」ということは、1日の多くの時間を有意義に過ごせていないということなので、少しでも仕事を面白くする工夫が大切です!
目次
「仕事がつまらない、、、」と感じている人に伝えたい1句とは?
「仕事がつまらない、、、」と感じているすべての人に、どうしても伝えたい1句とは、幕末に、長州藩の志士として活躍した高杉晋作が詠んだと言われている
- おもしろき こともなき世を おもしろく
という1句です。
おもしろき こともなき世を おもしろく
私は、司馬遼太郎さんの歴史小説が大好きで、特に、幕末を描いた小説である『竜馬がゆく』『世に棲む日日』『花神』などが好きで良く読んでいたのですが、
『世に棲む日日』の中で登場する高杉晋作が詠んだと言われている(高杉晋作と野村望東尼(のむら もとに)という人の合作と言われている)
おもしろき こともなき世を おもしろく
すみなすものは 心なりけり
という詩は、「仕事がつまらない、、、」と感じているすべての人に、どうしても伝えたい1句です。
インターネットで検索すると、様々な解釈がされていますが、すでに詩を詠んだ本人は他界しているので、どう解釈して、どのように自分の仕事や日常生活に有効活用するかは、自由であり、
・どれだけ「つまらない」世の中でも、自分の心(考え方)次第で、いくらでも面白くなる
と私は解釈して、仕事や日常生活をするうえで、大いに役立てています!
幕末は、250年以上も続いた江戸時代が終わりを迎える動乱の時代であり、多くの人命が失われるほどの激しい混乱であったので、平穏を求める人にとっては「怖ろしい時代」ですが、変化(刺激)を求める人にとっては「最高に面白い時代」であったに違いなく、すべては考え方によって、時代の捉え方が変わります!
どうすれば、「つまらない」仕事を少しでも面白くできるのか?
どうすれば、「つまらない」仕事を少しでも面白くできるのか?というと、
- 想像力を発揮して、「少しでも面白くできないか」考える
と良いです。
想像力を発揮して、「少しでも面白くできないか」考える
結局、仕事が「つまらない」か「つまらなくない」かを決めているのは、自分自身であり、
誰かや何かが、その仕事を「つまらない」と決めている訳ではありません。
誰がやっても、絶対に「つまらない」仕事もあるのでは、、、?
と思われたかもしれませんが、
どんな仕事であっても、自分が「つまらない」と思えば「つまらない」ものになりますし、自分が「つまらなくない(面白い)」と思えば「つまらなくない(面白い)」ものになりますので、
すべては、自分の心(考え方)次第です。
そして、仕事が「つまらない」としか思えないのは、想像力を発揮して、「少しでも面白くできないか」考えることをやめているからです。
想像力を発揮して、「少しでも面白くできないか」考えることをやめなければ、仕事を「つまらない」ものから、「つまらなくない(面白い)」ものに変えることができます。
すべての仕事を、抱腹絶倒するほど「面白い」ものに変えることは難しいかもしれませんが、想像力を発揮して、「少しでも面白くできないか」考えて、創意工夫することで、少なくとも「つまらなくない」ものに変えることはできます!
『4-21.ゴールの達成に集中する極意(19)できることに専念する』の記事でも書いているのですが、
世の中には、自分ではどうしようもできないことがたくさんありますが、逆に、自分で何とかできることもいくらでもあるので、できないことは、一切考えないで、想像力を発揮して、できることを考えて、一つずつ積み重ねることが大切です!
そもそも、「仕事がつまらない、、、」と感じる原因とその対策とは?
そもそも、「仕事がつまらない、、、」と感じる原因は、何でしょうか?
「仕事がつまらない、、、」と言っても、「つまらない」対象が何かは、人ぞれぞれ異なり、
- 一緒に仕事をする人が、つまらない
- 商品やサービスを提供する相手が、つまらない
- 勤務している場所が、つまらない
- やっている内容が、つまらない
- もう、何もかもが、つまらない、、、
など、まずは、自分が何に対して「つまらない」と感じているのかを明確にすることが大切です。
そもそも、自分が何に対して「つまらない」と感じているのかを明らかにしなければ、対策を考えることもできませんので、まずは、自分が「つまらない」と感じる原因を明らかにすることで、その対策を検討できるようにすることが肝心です!
上記で述べた、それぞれの「つまらない」原因に対する対処方法について、1つずつ解説します。
一緒に仕事をする人が、つまらない
まず、一緒に仕事をする人が「つまらない」場合、
- 一緒に仕事をする人の中で、誰が「つまらない」のか?
- その人の何が「つまらない」のか?
- なぜ、「つまらない」と感じるのか?
- 「つまらない」と感じる、根本原因は何なのか?
- 「つまらない」と感じる根本原因に対して、どうしたいのか?
ということを明らかにして、「つまらない」と感じる仕事を、少しでも面白くすることが大切です。
私の場合は、
- 誰が?:一緒に仕事をする人の中で、「上司」がダントツに「つまらない」
- 何が?:上司の「高圧的な態度」が、「つまらない」
- なぜ?:上司の「高圧的な態度」が「つまらない」のは、自分が「委縮してしまう」から
- なぜ?:「委縮してしまう」と「つまらない」のは、「自分の考えや行動が制限されてしまう」から
- なぜ?:「自分の考えや行動が制限されてしまう」と「つまらない」のは、「自分の考えや行動を実行してみてこそ、気づきや学びを得て、成長できると考えている」から
- どうしたい?:「自分の考えや行動を実行して、そこから気づきや学びを得て、自分を成長させたい」
となりました。
ポイントは、「なぜ?」を繰り返すことで、「つまらない」と感じる根本原因を明らかにすることです。
根本原因を明らかにすることで、自分が本当に望むことが分かります。
私の場合、「上司」の「高圧的な態度」を「つまらない」と感じており、「つまらない」と感じる原因は、自分が「委縮してしまう」からだと思っており、上司に「高圧的な態度」をやめて欲しいと、ずっと悩んだりしていましたが、
なぜ、自分が「委縮してしまう」と「つまらない」のかを、掘り下げて根本原因を突き詰めていくと、その根本原因は、「自分の考えや行動を実行してみてこそ、気づきや学びを得て、成長できると考えている」からであり、
私が本当に望むことは、上司に「高圧的な態度」をやめて欲しいことではなく、「自分の考えや行動を実行して、そこから気づきや学びを得て、自分を成長させること」と分かりました。
自分が本当に望むことが分かってからは、悩みが消え、とても気持ちが軽くなり、例え、上司の高圧的な態度に、その場は、委縮してしまったとしても、何も感じなくなり、
お客様先に訪問するなど、上司と物理的に離れて、自分の仕事をする際は、
- さて、今日はどうやってお客様を最高に満足させようか?
- お客様を最高に満足させるために、●●してみよう!▲▲を試してみよう!
- (実際に実行してみて、)■■は良かったけど、××はダメだったな、、、
- じゃ、次回は(他のお客様に対しては)、★★を改善して、〇〇をしてみよう!
など、自分が本当に望むこと(=私の場合は「自分の考えや行動を実行して、そこから気づきや学びを得て、自分を成長させること」)に専念することで、「つまらない」と感じていた仕事が、面白くなりました。
上司に対して「高圧的な態度」をやめて欲しいと思う気持ちはもちろんありますが、他人を変えるより自分が変わる方が断然簡単であり、自分が本当に望むことが分かってからは、上司の「高圧的な態度」はどうでも良いことに変わりました!
商品やサービスを提供する相手が、つまらない
「商品やサービスを提供する相手が、つまらない」というのは、お客様などに対して、「つまらない」と感じていることになります。
先程と同様に、商品やサービスを提供する相手が、「つまらない」場合も、
- 商品やサービスを提供する相手(お客様など)の中で、誰が「つまらない」のか?
- その人の何が「つまらない」のか?
- なぜ、「つまらない」と感じるのか?
- 「つまらない」と感じる、根本原因は何なのか?
- 「つまらない」と感じる根本原因に対して、どうしたいのか?
ということを明らかにして、「つまらない」と感じる仕事を、少しでも面白くすることが大切です。
私の場合は、
- 誰が?:一部の「いつも、自社中心に考えているお客様」が、「つまらない」
- 何が?:お客様から「急な依頼をされる」のが、「つまらない」
- なぜ?:「急な依頼をされる」のが「つまらない」のは、「急な対応が必要」だから
- なぜ?:「急な対応が必要」なことが「つまらない」のは、「小手先の対応になってしまう」から
- なぜ?:「小手先の対応になってしまう」ことが「つまらない」のは、小手先の対応では、「お客様を最高に満足させることができない」から
- どうしたい?:その場しのぎの小手先の対応ではなく、将来も見据えて「お客様を最高に満足させたい」
となりました。
私の場合、「お客様」から「急な依頼をされる」ことを「つまらない」と感じており、「つまらない」と感じる原因は、「急な対応が必要」だからだと思っており、お客様に「急な依頼」をやめて欲しいと、ずっと悩んだりしていましたが、
なぜ、「急な対応が必要」なことが「つまらない」のかを、掘り下げて根本原因を突き詰めていくと、その根本原因は、小手先の対応では「お客様を最高に満足させることができない」からであり、
私が本当に望むことは、お客様に「急な依頼」をやめて欲しいことではなく、その場しのぎの小手先の対応ではなく、将来も見据えて「お客様を最高に満足させること」だと分かりました。
自分が本当に望むことが分かってからは、悩みが消え、とても気持ちが軽くなり、
- よくよく考えてみると、お客様が「自社中心に考える」ことは、当たり前やな、、、
- 「急な依頼」をされるのは、「急な依頼」をされる状況を作ってしまったのがダメやな
- 「急な依頼」をされないように、先手、先手を打って、将来を見据えて「お客様を最高に満足させる」ことができるような提案が必要やな!
- 「お客様を最高に満足させる」には、何を、どういう順番で提案するのが良いかな?
など、自分が本当に望むこと(=私の場合は、「お客様を最高に満足させること」)を実現するために、想像力を発揮して、アレコレ考えて実行することで、「つまらない」と感じていた仕事が、面白くなりました。
もちろん、今でも「急な依頼」はされたくないですが、「急な依頼」をされる状況を作っている原因は、自分にも(ほとんどの場合は自分に)あるので、「急な依頼」を発生させないために能動的に動き、先手先手を打つようにしています!
勤務している場所が、つまらない
勤務している場所が「つまらない」場合も、
- 勤務している場所の、何が「つまらない」のか?
- なぜ、「つまらない」と感じるのか?
- 「つまらない」と感じる、根本原因は何なのか?
- 「つまらない」と感じる根本原因に対して、どうしたいのか?
ということを明らかにして、「つまらない」と感じることを、解消することが大切です。
私の場合、以前勤務していた場所が、都市部ではなく、
- 何が?:勤務している場所が、「都市部ではない」のが「つまらない」
- なぜ?:「都市部ではない」のが「つまらない」のは、通勤の途中で「大きな書店に寄れない」から
- なぜ?:「大きな書店に寄れない」ことが「つまらない」のは、大きな書店ほど、品揃えが良く、小さな書店では、「品揃えが少ない」から
- なぜ?:「品揃えが少ない」ことが「つまらない」のは、「欲しい情報が手に入らないことがある」から
- どうしたい?:インターネットを利用して、「欲しい情報を確実に手に入れたい」
となりました。
私は、本を読むのが大好きであり、その為、大きな書店に行くのも大好きだったので、以前「都市部」ではない場所に勤務していた際に、通勤の途中で「大きな書店に寄れない」ので、「つまらない」と感じていましたが、
私が本当に望むことは、通勤の途中で「大きな書店に寄る」ことではなく、「欲しい情報を確実に手に入れる」ことだと分かりました。
(そもそも、通勤の途中でなくても「大きな書店に寄る」ことはできますし、、、)
自分が本当に望むことが分かってからは、インターネットを利用して、「欲しい情報を確実に手に入れる」ことができ、それ以降は、勤務している場所に対して「つまらない」と感じることも無くなりました。
「場所そのものが、つまらない」ことは、実は非常に少ないのでは?と感じており、多くの場合は「場所」というより「人」や「内容」に「つまらない」原因があるので、やはり自分にとって「つまらない」原因を再確認することが大切です!
やっている内容が、つまらない
やっている内容が、つまらない場合も、
- やっている内容の、何が「つまらない」のか?
- なぜ、「つまらない」と感じるのか?
- 「つまらない」と感じる、根本原因は何なのか?
- 「つまらない」と感じる根本原因に対して、どうしたいのか?
ということを明らかにして、「つまらない」と感じることを、解消することが大切です。
私の場合は、
- 何が?:やっている内容が、「以前と同じ内容」だと「つまらない」
- なぜ?:「以前と同じ内容」だと「つまらない」のは、「気づきや学びが少ない」から
- なぜ?:「気づきや学びが少ない」ことが「つまらない」のは、「刺激が足りない」から
- なぜ?:「刺激が足りない」ことが「つまらない」のは、「成長を感じられない」から
- どうしたい?:ゼロから新しいことに挑戦して、試行錯誤しながら「成長を実感したい」
となりました。
根本原因を明らかにすることで、つくづく、私は、刺激が無いとダメな人間だと分かりました(笑)
それ以降、私は、本当に望むことである、ゼロから新しいことに挑戦して、多くの刺激を受けて、試行錯誤しながら「成長を実感すること」を実践しています。
試行錯誤することは大変なのですが、どうも、私は、それが性に合っています(笑)何をつまらないと感じるか、その根本原因も、根本原因に対してどうしたいのか?も人ぞれぞれなので、自分の納得できる対策を検討することが大切です!
もう、何もかもが、つまらない、、、
「もう、何もかもが、つまらない、、、」と感じている場合は、かなり深刻な状態です、、、
本当に心配な状態なので、このブログを読んでいる場合ではなく、心療内科などを受診されることを強く推奨します!(本当に!!)もしくは、今すぐにでも、転職を検討してください!(転職支援サイトに登録して、活動を始めて下さい!!)
すべてに絶望し、「もう、何もかもが、つまらない、、、」と感じて、何も考える余地が無い状態では、何もすることができませんが、
もし、まだ想像力を発揮して、考える余地があるならば、「誰に?」「何に?」「なぜ?」「つまらない」と感じているのか、その「根本原因」が何で、「どうしたい?」のかということを、自分自身と向き合うことで、明確にして、
自分自身が本当に望むことを見つけて、本当に望むことに専念することで、「つまらない」と感じる仕事を、少しでも「面白く」してもらえればと思います。
まとめ
- どれだけ「つまらない」仕事でも、自分の心(考え方)次第で、いくらでも面白くなること
- 想像力を発揮して、「少しでも面白くできないか」考えることをやめないこと
- 「誰に?」「何に?」「なぜ?」「つまらない」と感じているのか、その「根本原因」が何で、「どうしたい?」のかを明確にし、本当に望むことに専念すること
高杉晋作(と野村望東尼)が詠んだ「おもしろき こともなき世を おもしろく すみなすものは 心なりけり」という1句は、本当に何度言葉にしても、元気ややる気、勇気をもらえます。
「仕事がつまらない、、、」と感じた場合は、この1句を声に出して読み、想像力を発揮して、「少しでも面白くできないか」考えることをやめず、
「つまらない」と感じる根本原因と、結局「どうしたいのか?」という本当に望むことを見つけて専念することで、仕事を少しでも面白いものに変えて、あなたの人生がより良いものになることを、心から願っています!
「なぜ、悩んでしまうのか?」「何をすれば、悩みが軽減されるのか?」「どうすれば、悩みから解放されるのか?」