『7.悩みごとを解決したい』のカテゴリの記事では、私自身がこれまで悩んできたこと、そして、『お問い合わせ』からいただいた「お悩みごと」に対して、
などについて、詳しく解説します。
ぜひ、あなたも日常生活や仕事で悩んでいる場合は『お問い合わせ』からご相談ください!
今回の「お悩みごと」は、
・上司と合わない、、、
です。
「上司と合わない、、、」など、職場の上司に対する不満や悩みは、仕事をするうえで、一番と言って良いほど多い悩みかと思います。そもそも、なぜ、上司に対して不満を感じてしまうのでしょうか? それには、たった一つの理由があり、その理由を解消すれば不満は解消されます!
目次
- 1 なぜ、上司に対する不満や悩みが発生するのか?
- 2 どうすれば、上司に対する不満や悩みが消えるのか?
- 3 不満や悩みが発生しない「理想の上司」とは、どんな人?
- 3.1 部下の性格や特徴、強みや弱みを理解してくれている
- 3.2 部下の目指すキャリアや伸ばしたいスキル、価値観を理解してくれている
- 3.3 部下の能力を理解して、少しだけハードルが高い目標を設定してくれる
- 3.4 部下の進捗状況や課題を把握して、適切なタイミングでアドバイスをくれる
- 3.5 現場の状況や気持ちを理解して、現場のことを第一に考えてくれる
- 3.6 チームの士気を高めつつ、チーム全体の調和を図ってくれる
- 3.7 チームの先頭に立ち、自ら模範となる行動を示してくれる
- 3.8 ずば抜けた専門知識やスキルを兼ね備えている
- 3.9 人格者であり、部下の相談には親身にのってくれる
- 3.10 ビジネスセンスが抜群で、どんな状況でも結果を出せる
- 3.11 すべての理想(期待)を満たす人などいない
- 4 上司と合わないときは、どうすれば良いのか?
- 5 まとめ
なぜ、上司に対する不満や悩みが発生するのか?
なぜ、上司に対する不満や悩みが発生するのか?というと、
- 理想の上司像と現実にギャップがあるから
です。
理想の上司像と現実にギャップがあるから
あなたがもっている「理想の上司像と現実にギャップがある」場合に、上司に対する不満や悩みが発生してしまいます。
たとえば、「理想の上司像」とは、
- 上司は、部下のことを気にかけてくれるもの
- 上司は、部下のしたことに責任を取ってくれるもの
- 上司は、誰よりも仕事ができる人
- 上司は、部下のやる気を出させてくれるもの
- 上司は、部下の意見も聞いてくれるもの
などであり、その「理想の上司像」に対して、
- 現実では、部下のことをまったく気にかけてくれない、、、(超自己中である)
- 現実では、部下のしたことに対して責任を取ってくれない、、、(責任転嫁される)
- 現実では、部下よりも仕事ができない、、、(全然、知識もスキルもない)
- 現実では、全然、部下をやる気にさせてくれない、、、(むしろ、やる気が奪われる)
- 現実では、一方的に指示されるだけ、、、(意見したら激怒される)
など、「理想の上司像」と「現実」に「ギャップ」がある場合に、
「本来、上司は●●であるべきなのに、なんで現実はこうなのか、、、」「上司だったら、▲▲すべきなのに、全然してくれない、、、」
と不満に思ったり、それが苦痛になって、悩んだりしてしまいます。
上司に対する不満や悩みが発生する原因は、すべて「理想の上司像」と「現実」との「ギャップ」と言えます! もし、「理想の上司像」と「現実」との間に、何の「ギャップ」も存在しなければ、上司に対する不満も悩みも発生しません!
どうすれば、上司に対する不満や悩みが消えるのか?
どうすれば、上司に対する不満や悩みが消えるのか?というと、
- 上司に対して、なにひとつ理想をもたなければ良い
です。
上司に対して、なにひとつ理想をもたなければ良い
上司に対して、何一つ理想を持っていない場合、実は、何も不満や悩みは発生しません。
たとえば、
- 上司とは、自分の出世や保身のことだけを考えて、部下を全く気にかけない人のこと
- 上司とは、すべての仕事と責任を部下に押し付ける人のこと。何の作業もしないし、何の責任もとらない(失敗の責任は、部下のせい。得られた成果は、上司のもの)
- 上司とは、すべての業務内容を分かっていない人のこと。現場のことは、何も知らないし、分かろうともしない
- 上司のやることは、経営層に対するご機嫌伺いだけ。経営層の指示には、何があろうと従うし、経営層に対する悪い報告は、何があってももみ消す
- 上司の関心は、良い結果のみ。部下のやる気があろうが、なかろうが関係なし。良い結果を出してくれさえすれば、それで良し。(部下の意見にも興味なし)
- 上司とは、顧客に対する価値は、何一つ生み出さない人のこと。部下の仕事を邪魔する(管理する)のが仕事。
- 上司は、誰よりも遅く出勤して、誰よりも早く退社する。だって、ヒマだから(笑)
というものだと考えていたら(割り切っていたら)、上司に対する不満や悩みが発生することはありません。
上司に対してなにひとつ理想を持っていないにも関わらず、何か自分にとって役立つことをしてくれた場合、
「すごい! 上司が、現場の意見を優先して、経営層の指示に対して、反対意見を伝えてくれた!!」「そして、実際に現場が改善された!」
と感動するハズです(笑)
さすがに、具体例で書いていることをすべて満たすような、ヒドイ上司はいないと思いますが、(具体例では、私が今まで出会った上司の悪いところだけを組み合わせました)なにひとつ理想をもたなければ、上司に対する不満や悩みは消えます!
不満や悩みが発生しない「理想の上司」とは、どんな人?
ここで、なにひとつ不満や悩みが発生しない「理想の上司」とは、いったいどんな人なのか?もう少し考えてみたいと思いますが、
- 部下の性格や特徴、強みや弱みを理解してくれている
- 部下の目指すキャリアや伸ばしたいスキル、価値観を理解してくれている
- 部下の能力を理解して、少しだけハードルが高い目標を設定してくれる
- 部下の進捗状況や課題を把握して、適切なタイミングでアドバイスをくれる
- 現場の状況や気持ちを理解して、現場のことを第一に考えてくれる
- チームの士気を高めつつ、チーム全体の調和を図ってくれる
- チームの先頭に立ち、自ら模範となる行動を示してくれる
- ずば抜けた専門知識やスキルを兼ね備えている
- 人格者であり、部下の相談には親身にのってくれる
- ビジネスセンスが抜群で、どんな状況でも結果を出せる
などの条件を満たす人でしょうか?
部下の性格や特徴、強みや弱みを理解してくれている
上司には、自分の性格や特徴、強みや弱みを理解してもらいたいねん!
と思われているかもしれませんが、
私も、上司がすべての部下の性格や特徴、強みや弱みを考慮したうえで、性格や特徴、強みを活かせるように、弱みを克服できるように、最適な仕事を割り当ててくれると、最高だと思います!
部下の目指すキャリアや伸ばしたいスキル、価値観を理解してくれている
上司には、きちんと自分の目指すキャリアや伸ばしたいスキル、価値観を理解して欲しいわ!
と思われているかもしれませんが、
私も、目指すキャリアや伸ばしたいスキル、価値観を良く理解したうえで、目指すキャリアを達成できるように、伸ばしたいスキルを伸ばすことが可能で部下の価値観に合致した、最適な仕事を割り当ててくれることを望みます。
部下の能力を理解して、少しだけハードルが高い目標を設定してくれる
上司が、自分の能力を理解して、簡単ではないけど、ちゃんと努力すれば手が届く少しだけハードルが高い目標を設定してくれたら良いのに、、、
と思われているかもしれませんが、
現段階での能力を良く理解してくれていて、その能力を最大限に発揮して、なおかつ、少しだけハードルが高い目標設定を行ってくれたら良いと私も思います、、、
けど、現実では、一瞬でやる気を喪失してしまうような、達成が非常に困難な現実離れした目標の方が多いですよね(泣) ラクしたいとはまったく思いませんが、もう少しやる気が出るような、現実的な目標設定をして欲しいですよね、、、
部下の進捗状況や課題を把握して、適切なタイミングでアドバイスをくれる
上司が、自分の仕事の進捗状況や課題を把握して、適切なタイミングで、その課題を解決できるような的確なアドバイスをくれたら良いのに、、、
と思われているかもしれませんが、
仕事の進捗状況や抱える課題を良く理解してくれていて、進捗状況が芳しくない場合や、課題を解決するのに行き詰った場合に、その兆候を察知してくれて、最適なタイミングで、サポートしてくれたり、的確なアドバイスをくれると、私は、絶対その上司を好きになると思います(笑)
現場の状況や気持ちを理解して、現場のことを第一に考えてくれる
上司とは、現場の状況や気持ちを理解して、現場のことを第一に考えるべきじゃないの!?
と思われているかもしれませんが、
私も、上司とは、経営層の言いなりになるのではなく、現場で起こっていること、現場の課題を良く理解してくれていて、現場に寄り添った解決策を提示してくれたり、現場の状況を踏まえたアドバイスをしてくれるべきだと思います。
チームの士気を高めつつ、チーム全体の調和を図ってくれる
上司には、自身の管理するチームの士気を高めつつ、何かトラブルが起こればメンバー間の調整をしてくれて、チーム全体の調和も図って欲しいねん!
と思われているかもしれませんが、
私も、マネージャー(管理者)として、チーム全体の目標を達成できるように、メンバーを鼓舞してやる気を出させたり、チーム全体の進捗状況や課題を管理したり、チーム全体の調和を図り、最適なルールや環境を整備してくれる、
更には、チームのメンバーがお互いを尊重できるようなチーム作りを促してくれて、チームのメンバー同士のトラブルが起こった際は、仲裁してくれると最高だと思います!
チームの先頭に立ち、自ら模範となる行動を示してくれる
上司には、自身の管理するチームのミッションやビジョンを明らかにして、チームの先頭に立ち、自ら模範となる行動を示して欲しいわ!
と思われているかもしれませんが、
私も、リーダー(先導者)として、チームのあるべき姿を提示して、自らもそのあるべき姿を達成すべく、日々挑戦を続けていて、
更に、メンバーがあるべき姿を実現できるように、自ら模範となるような行動を実践し、各メンバーを力強く引っ張り上げてくれることを望みます。
ずば抜けた専門知識やスキルを兼ね備えている
上司が、ずば抜けた専門知識やスキルを兼ね備えていて、尊敬できる人なら良いのに、、、
と思われているかもしれませんが、
プレーヤーとしての専門知識やスキルも兼ね備えており、部下からのどんな質問に対しても、洞察に富んだ回答をしてくれる、そして、アドバイスは的確かつ分かり易く、指示には、ムダと間違いがないと良いと、私も思います、、、
人格者であり、部下の相談には親身にのってくれる
上司には、人格者であって欲しいし、相談にも親身にのって欲しい、、、
と思われているかもしれませんが、
人格者であり、仕事をするうえでの相談はもちろん、プライベートな相談にも親身になって聞いてくれる、
更に、感情的になることもなく、いつも穏やかな心をもち、笑顔で話しかけてくれると、私は、その上司とずっと一緒に居たい!と思います(笑)
ビジネスセンスが抜群で、どんな状況でも結果を出せる
上司とは、ビジネスセンスが抜群で、どんな状況でも結果を出せる人のことでは?
と思われているかもしれませんが、
私も、市場動向にも詳しく、いつも優れたビジネス戦略を描いていて、景気が落ち込んでいる場合でも、市場のニーズを分析し、自社の強みや独自性を活かした商品、サービスを提供する術を考え、他部門を巻き込みながら実行し、どんな状況でもビジネスを成長させることができるのが、上司の責務だと思います。
すべての理想(期待)を満たす人などいない
もし、現在、あなたが上司に対して不満や悩みを抱いている場合、上司に対して何かしらの理想(期待)をもっていることになりますが、
上記に書いたような、すべての理想(期待)を満たす人など、存在しません。
少なくとも、私の経験上では出会ったことがありません。
上司は、複数人の部下を持つことになりますが、部下が上司に対してもっている理想(期待)はそれぞれ異なり、すべての部下の理想(期待)を満たす上司となることは、到底不可能です。
上司も一人の人間ですので、すべての理想(期待)を満たすことは、不可能で、
むしろ、上記に書いたような、理想(期待)を、一つでも満たしていればラッキーなぐらいです。
理想を求めたら、きりがないですし、理想(期待)をすべて満たすことは到底不可能なので、「そもそも何一つ理想を求めない」ことで、理想と現実のギャップを無くし、不満や悩みを発生させない方が得策です。
私も、これまで「自身を成長させる場に身を置きたい!」「尊敬できる上司の下で働きたい!」という気持ちから、上司に対して理想を求めて、不満に思ったり、理想の上司に巡り会えないことに悩んだりしていましたが、
会社を変えても、部門を変えても、10年以上探し求めても、理想の上司に巡り会えなかったことから、ようやく「理想を求めても仕方がない」ということに気が付きました、、、 ちょっと、探し過ぎましたが、、、(泣)
上司と合わないときは、どうすれば良いのか?
次に、「上司と合わない、、、」に関してですが、「合わない」にも、色々な意味があります。
- 考え方が合わない
- 視点が合わない
- 性格的に合わない
- 生理的に合わない
など、それぞれについて、どうすれば良いのか? その対処方法を一つ一つ解説していきます。
考え方が合わない場合
「考え方が合わない」に関しては、「何を重要と考えるか」が合わないことが一番大きなズレになります。
そもそも上司とは、企業の中で、求められている役割が異なるので、「何を重要と考えるか」という考え方が合わなくて当然となります。
上司にとっては、「どうすれば、チーム全体の目標を達成することができるのか?」が一番の関心事になりますが、各メンバーにとっては、もちろん「どうすれば、自分の目標を達成することができるか?」が一番の関心事になります。
『4-7.ゴールの達成に集中するのを妨げる、最大の敵は「上司」と「会議」!?』の記事でも書いているのですが、
上司にとっては「チーム全体の進捗状況や課題」を管理することが役割として求められているため、
チームのメンバーの
「仕事がうまくいっているか?」「問題が起こっていないか?」「問題が起こっているとしたら、どんな問題か?」「うまく問題に対処できているのか?」
ということが、気になって仕方ありません。
気になって仕方ないので、「調子はどうか?」「何か問題ないか?」ということを、直接対面で聞いたり、電話で聞いたり、メールやチャットなどのツールを使って確認します。
それが、各メンバーの貴重な時間やエネルギー(気力や体力)を奪っていることには気にもかけずに、、、
各メンバーは、チーム全体の目標を達成することももちろん大切だという認識をもちつつ、「まずは、目の前の自分の目標達成をしないと話にならない」ので、
- お客様を最高に満足させるために、どうすれば良い商品・サービスを提供できるか?
- いかに良い提案ができるか?
- 競合他社ではなく、自社を選んでもらうためにはどうすれば良いか?
- お客様が何度もリピートしてくれるには何が必要なのか?
- 満足度をずっと向上させることで、どうすれば新規のお客様を紹介してもらえるか?
ということを、考え、実行し、失敗から学び、試行錯誤しながら、自分の目標を達成することに、時間とエネルギー(気力と体力)を集中投下する必要があります。
「どうすれば、目の前のお客様を最高に満足させることが可能か?」ということに集中して、考えたり、行動している際中に、
上司から
「調子はどうか?」「何か問題ないか?」
という横やりがしょっちゅう入ると、
「ちょっと待ってください!」「そりゃ問題はあるけど、それを解決するためにめちゃくちゃ考えて、行動してるんですけど、、、」
と不満を漏らしたくなります、、、
適切なタイミングで、「調子はどうか?」「何か問題ないか?」という助け船を出してくれるのは、本当にありがたいことですが、今まで、本当に自分が欲しいタイミングで、助け舟を出してもらったことはありません、、、(泣)
上司とは、「求められている役割が異なる」ので、「何を重要と考えるか」という考え方が合わないのは当然として、あなたは、お客様を最高に満足させ続けることに、自分の目標を達成することに、時間とエネルギー(気力と体力)を集中投下することが大切です。
視点が合わない場合
「視点が合わない」に関しても、上司とは、企業の中で、与えられている立場が異なるので、視点も合わなくて当然となります。
上司は、より経営層に近い立場で、ものごとを俯瞰し、意思決定することが求められています。
一方で、各メンバーが現場の最前線にいる場合、現場の立場で、現場がうまく回るように、現場にとって最適になるように、考え、行動することになります。
よくあるのが、上司から「べき論ばかり言われる」ということです。
「そりゃ、そうすべきですけど、現場はそれでは回りませんよ、、、」「それは、完全に、机上の空論ですよね、、、」
と思わず口から洩れそうになってしまったことはありませんか?
私は、今まで数えきれないぐらいあります(笑)
経営層の考えることと、現場で起こっていることには、必ずと言って良いほど、ギャップがあります。(組織が大きいほど、そのギャップは大きくなる傾向にあります)
上司から、そのギャップを考慮しないで、経営層の考えることを、経営層の視点で「●●すべき」と伝えられると、かなり辛いものがありますが、
現場で起こっていることを伝え、必要なら現場にも来てもらって、現状を理解してもらい、
経営層の考えと現場で起こっていることのギャップを埋めるにはどうすれば良いか?
ということを、上司とともに模索していく必要があります。
上司とは、「与えられている立場が異なる」ので、視点も合わなくて当然として、少しでも協力して、少しでも建設的に、経営層の考えと現場で起こっていることのギャップを埋めるための行動につなげていくことが大切です!
性格的に合わない場合
「性格的に合わない」に関しては、別に上司と性格が合わなかったとしても、上司の関心事である「チーム全体の目標を達成すること」にも、各メンバーにとっての関心事である「自分の目標を達成すること」にも、致命的な影響はありません。
細かいことを気にする上司に対しては、
そんな細かいことまで気にする必要ある!?
とか、逆に、大雑把な上司に対しては、
もうちょっと細部への配慮が必要なのでは、、、?
とか、厳しい上司に対しては、
そんなに怒らなくても良いのでは、、、?
とか、逆に、優しい上司に対しては、
そんなに、甘やかしてたら成長できへんやろ!?
とか、明るい(騒がしい)上司に対しては、
もうちょっと静かにして欲しいな、、、仕事に集中できへん、、、
とか、逆に、もの静かな上司に対しては、
なんか、職場の雰囲気が暗いわ! もうちょっと、盛り上げてよ!
とか、色々思ったりもしますが、気分やその時々の感情によって、同じことを言われてもどう思うかは、自分の中でも変わったりする、曖昧なものですので、
「性格が合わない」ということに関しては、気にしている時間やエネルギー(気力や体力)が勿体ないです。
上司と性格が合わなかったとしても、「チーム全体の目標を達成すること」も、「自分の目標を達成すること」も可能ですので、意識を「目標を達成すること」に集中させ、目標を達成するための行動に専念することが大切です。
生理的に合わない場合
「生理的に合わない」に関して、私が言えることは、「もう、どうしようもない」ということです。
生理的に(本能的に、あれこれ考える余地もなく)受け入れられない場合は、
- 物理的に距離を置く
- もう、可能な限り近づかない、見ない、話さない
- テレワークができるなら、テレワークをフル活用する
しかありません、、、
物理的に距離を置けない場合や、物理的に距離を置いても、もう耐えられない場合は、部署の異動願いを出すか、転勤や転職を検討した方が良いです。
「生理的に合わない」上司がいなくなるまで、「無の境地」になるという方法もなくはないですが、「無の境地」に達する前に、ストレスで精神的にも、肉体的にもボロボロになっては、意味がありませんので、オススメできません、、、
その会社でしか、その勤務地でしか、その部署でしか仕事をできない訳ではありませんし、仕事は探せばいくらでもありますので、「生理的に合わない」、「どうしても耐えられない」場合は、ムリしないことが大切です。
まとめ
- 上司には、なにひとつ理想を求めないで、理想と現実のギャップを無くし、不満や悩みを発生させないこと
- 上司とは、役割や立場が異なり、考え方や視点は合わないものなので、また、性格は合っていてもいなくても、あまり重要ではないので、まずは、自分の「目標を達成すること」に時間、エネルギー(気力と体力)を集中投下すること(そして、自分の目標を達成したうえで、チームの目標も達成できれば、それがベストであること)
- 生理的に合わない場合は、物理的に距離を置くことを考えること。どうしても耐えられない場合は、ムリしないこと。
上司に対する不満や悩みは、職場で働くうえで、一番と言っても良いぐらい多いものですが、なにひとつ理想を求めないことで、理想と現実のギャップを無くし、不満や悩みを発生させず、
また、上司と考え方や視点、性格が合わなかったとしても、自分自身の「目標を達成すること」に時間とエネルギー(気力と体力)を集中投下して、目標を達成することで、あなたの人生がより良いものになることを、心から願っています!
1点だけ念のために補足しますが、上司からパワハラを受けている、セクハラを受けているなどの場合は、すぐに、社内外の正式なルートで問題を解決してください。
基本的に、組織内に正式な相談ルートがありますし、なければ、社外で探して相談してください! もう、「お悩みごと」のレベルではありませんので、この記事を読んでいる場合でもありません!!(すぐに、「パワハラ相談」「セクハラ相談」などで検索してください!)
「なぜ、悩んでしまうのか?」「何をすれば、悩みが軽減されるのか?」「どうすれば、悩みから解放されるのか?」