「4-20.ゴールの達成に集中する極意(18)ゆっくりよく噛んで食べる」の記事にて、
・「ゆっくりよく噛んで食べる」ことで、胃にかかる負担を減らし、脳を活発に働く状態に保って欲しいこと
をお伝えしましたが、本記事では、ゴールの達成に集中する極意である
・できることに専念する
について詳しく解説します。
目次
「できることに専念する」とは?
「できることに専念する」とは、
- できないことを考えないこと
- できることを探し、できることを積み重ねること
です。
できないことを考えないこと
世の中には、自分ではどうしようもできないことがたくさんあります。
- 既に、起こってしまったことを変更すること。無かったことにすること
- 自分の生まれる家庭や環境を選択すること
- 他人と能力を入れ替えること
- 未来を完全に予測すること
- 天候や自然を支配すること
- 他人を100%意のままに動かすこと
- 永遠に生き続けること
など、できないことは、数えきれないほどあります。
できないことは、いくら考えても、どうしようもできないので、考えても仕方ありません。
なので、私は、できないことは、一切考えないことにしています。
できることを探し、できることを積み重ねること
自分ではどうしようもできないことは、数えきれないほどありますが、自分でできることもたくさんあります。
- 既に、起こってしまったことから気づきや学びを得て、今後に活かすこと
- 自分の生まれた家庭や環境に感謝して、家族を大切にし、地域貢献すること
- 他人とは比較せずに、過去の自分と比較して、自分の能力を磨いていくこと
- 未来に起こる出来事を予想して、柔軟に対応できる準備を行うこと
- その時々の天候を楽しむこと。自然災害に対する備えをすること
- 他人の役に立つこと。笑顔に、幸せにできるように努力を続けること
- 残りの人生を、限られた時間を「本当に重要なこと」「本当に大切な人」に使うこと
など、自分でできることも、山ほどあります。
「今、この瞬間、自分に何かできるのか?」「何をするのが最善なのか?」
など、できることを探し、できることを一つずつ積み重ねることが重要です。
なぜ、「できることに専念する」ことが大切なのか?
なぜ、「できることに専念する」ことが大切なのか?というと、
- 悩んでいる時間などが勿体ないから
- できることは、いくらでもあるから
です。
悩んでいる時間などが勿体ないから
世の中には、自分ではどうしようもできないことがたくさんありますが、
- できないことに思い悩むこと
- できないことで落ち込むこと
- できなかったことに言い訳すること
など、できないこと(できなかったこと)に時間を使うことは、非常に勿体ないことです。
あなたの時間も、エネルギー(気力と体力)も、お金も有限です。
無限にある訳ではなく、非常に貴重で、少しもムダにできないものです。
貴重な時間、エネルギー(気力と体力)、お金を、できないこと(できなかったこと)に奪われるのは、本当に勿体ないことなので、金輪際、何も奪われないようにすることが重要です。
できることは、いくらでもあるから
世の中には、自分ではどうしようもできないことがたくさんありますが、その反面、自分でできることもいくらでもあります。
もし、「これ以上、何もできることが無い、、、」と感じたら、それは、想像力が足りていないからです。
- 失敗してしまった原因は、●●では?次は、●●を改善すればうまくいくのでは?
- 近い将来、■■が発生するのでは?柔軟に対応するには、今から準備しておこう!
- 自分にとって「本当に重要なこと」「本当に大切な人」は▲▲やな、、、。今からは、一分一秒もムダにしないで、▲▲のために、時間とエネルギー(気力と体力)を使おう!
など、考えれば考えるほど、想像すれば想像するほど、できることは増えていきます。
できることを考えまくって、想像しまくって、妄想しまくって、
「できることが有りすぎて困るな~」
と思えるぐらいが、最高です(笑)
どのように、「できることに専念する」と良いのか?
どのように、「できることに専念する」と良いのか?というと、
- できないこと(できなかったこと)を理由とともに書き出す
- できること(できるようになること)を書き出す
- 優先順位を決めて行動する
と良いです。
できないこと(できなかったこと)を理由とともに書き出す
「1-5.思考を変え人生を変える方法(5)どうすれば思考に磨きをかけられるのか?」の記事でも書いているのですが、
自分の思考に磨きをかけるには、できることを明確にして、「できることに専念する」には、
「書き出す」→「まとめる」→「伝える」のステップを踏むことが有効です。
「できることに専念する」には、まず、できないこと(できなかったこと)を理由とともに書き出すことで、
- 自分ではどうしようもできないこと(できなかったこと)は、何なのか?
- なぜ、できないのか?(できなかったのか?)
- それは、これからもずっとできないのか?(今でもできないのか?)
を明確にすることが大切です。
できないこと(できなかったこと)を明確にすることで、できることも明確になります。
できること(できるようになること)を書き出す
過去にできなかったことは、今はできることになっている可能性があります。
今、できないことは、未来にはできることになる可能性もあります。
過去、現在、未来の時間軸を意識して、できること(できるようになること)を書き出すことで、
- 過去にできなかったことで、できるようになったことは何なのか?
- 今、現在、できることは何なのか?
- 今できないことで、今後はできるようになることは何なのか?
を明確にすることが大切です。
できること(できるようになること)を明確にすることで、優先順位を付けれるようになります。
優先順位を決めて行動する
できること(できるようになること)が明確になったら、優先順位を決めてから、「できることに専念する」必要があります。
優先順位を付ける際は、
- ゴールの達成に直結する「できること」は何か?
- 「良循環」を起こせるような、「これさえできれば、他もうまくいく」ような「できること」は何か?
- 将来できるようになることを見据えて、今行っておくべき「できること」は何か?
を考えて、優先順位を決めることが大切です。
優先順位が明らかになってこそ、「できることに専念する」ことが可能となります。
優先順位が曖昧な状態では、「できることに専念する」ことはできません。
また、優先順位を最終決定する際には、自分で優先順位を決めた後に、誰かに「伝える」ことで、アドバイスをしてもらうこと、意見を取り入れること、考えを改めることで、更に、優先順位を確かなものにすることが有効です。
まとめ
- できないことは、一切考えないで、できることを探し、一つずつ積み重ねること
- できないこと(できなかったこと)に、時間、エネルギー(気力と体力)、お金を奪られないようにすること
- 優先順位をつけて「できることに専念する」こと
世の中には、自分ではどうしようもできないことが多過ぎるので、嫌になってくる気持ちは、とても、とても、とても、・・・分かりますが、できないこと(できなかったこと)に時間、エネルギー(気力と体力)、お金を奪われては勿体ないので、
「できることに専念する」ことで、できることを積み重ねることで、あなたの時間、エネルギー(気力と体力)、お金を有意義に使い、あなたの人生がより良いものになることを、心から願っています!
- 4-25.ゴールの達成に集中する極意(23)犠牲にすることを決める
- 4-24.ゴールの達成に集中する極意(22)過去最高を更新し続ける
- 4-23.ゴールの達成に集中する極意(21)悔しさを忘れない
- 4-22.ゴールの達成に集中する極意(20)頭寒足熱(ずかんそくねつ)+おまけ
- 4-21.ゴールの達成に集中する極意(19)できることに専念する
- 4-20.ゴールの達成に集中する極意(18)ゆっくりよく噛んで食べる
- 4-19.ゴールの達成に集中する極意(17)自分を変えることに集中する
- 4-18.ゴールの達成に集中する極意(16)エントロピー増大の法則を理解する
- 4-17.ゴールの達成に集中する極意(15)足芯呼吸で気持ち良くなる
- 4-16.ゴールの達成に集中する極意(14)周辺視野を使って視る
- 4-15.ゴールの達成に集中する極意(13)全体像を見失わない
- 4-14.ゴールの達成に集中する極意(12)ちょっとを多くやる
- 4-13.ゴールの達成に集中する極意(11)無(ム)になって、行動し続ける
- 4-12.ゴールの達成に集中する極意(10)暗示を仕掛ける
- 4-11.ゴールの達成に集中する極意(9)行動計画に従う
- 4-10.ゴールの達成に集中する極意(8)とにかく最初の一歩を踏み出す
- 4-9.ゴールの達成に集中する極意(7)睡眠時間だけは削らない
- 4-8.ゴールの達成に集中する極意(6)超早起き
- 4-7.ゴールの達成に集中するのを妨げる、最大の敵は上司と会議
- 4-6.ゴールの達成に集中する極意(5)躊躇なく任せる
- 4-5.ゴールの達成に集中する極意(4)時間のためにお金を使う
- 4-4.ゴールの達成に集中する極意(3)大胆に無視する
- 4-3.ゴールの達成に集中する極意(2)爽やかに断る
- 4-2.ゴールの達成に集中する極意(1)緊急ではなく重要な課題に集中する
- 4-1.ゴールの達成に集中するには、時間・エネルギー・お金を死守すること
世の中には、自分ではどうしようもできないことがたくさんあります、、、。しかし、自分でできることも、山ほどあります。自分で「できることに専念する」ことで、ゴールの達成に必要な行動を積み重ねることが大切です!