『7.悩みごとを解決したい』のカテゴリの記事では、私自身がこれまで悩んできたこと、そして、『お問い合わせ』からいただいた「お悩みごと」に対して、
などについて、詳しく解説します。
ぜひ、あなたも日常生活や仕事で悩んでいる場合は『お問い合わせ』からご相談ください!
今回の「お悩みごと」は、
・仕事が、全然減らない、、、
です。
一生懸命仕事をしていても、全然仕事が減らないとき、「というか、また、仕事増えてない!?」と感じたときに、誰かや何かのせいにしたくなりますが、自分以外の誰かや何かを変えるには、多くの時間やエネルギーが必要なので、結局、自分が変わった方が圧倒的にラクです!
目次
そもそも、誰が仕事を増やしてくるのか?
そもそも、誰が仕事を増やしてくるのか?について、
- 社内の人間
- 社外の人間
に分けて、詳しく解説していきます。
社内の人間
上司
「そもそも、誰が仕事を増やしてくるのか?」について考えたとき、真っ先に思い浮かぶのは、上司ですよね(笑)
うむ。まったくもってその通り!!
と思われたかもしれませんが、
『4-7.ゴールの達成に集中するのを妨げる、最大の敵は「上司」と「会議」!?』の記事でもご紹介した通り、
・上司(マネージャー)は、基本的に人の邪魔をすることが役目であり、仕事である
ので、それはある意味仕方の無いことになります、、、
あなたが、困難な課題に直面したり、難易度の高い提案が求められたりして、頭を使って、真剣に創造性を発揮させて集中している最中に、突然、上司から
「●●さん! ▲▲の件、進捗どんな感じ?」「そういえば、■■は順調に進んでる??」「突然やけど、何かトラブルとか発生してない!?大丈夫!?何かあったらすぐに言うてや!!」
など、「進捗や状況が気になって仕方ない」がゆえに妨害されます、、、(泣)
「はい、大丈夫です、、、(あなたにが邪魔をしてくる以外は。さっき、スゴイ集中して考えていたんですけど、アイデア吹き飛びましたわ、、、)」「はい、何かあったらすぐに報告します、、、(今更言われなくてもね、、、)」
などと思われたことがあるかもしれませんが、
想像力を発揮して、真剣に考えている最中に上司(マネージャー)から妨害されて、挙句の果てに
「●●さん! ▲▲の件、ちょっと現状を経営層に報告したいから、簡単で良いから報告書として纏めてくれへん?」「■■については、今週の週報で詳細に書いといてな!」「××について、一度、関係者集めて会議するわ!!」
など、追加の報告や、突然の会議などで、(ムダな)仕事が増やされます、、、
そして、上司は会議が大好きで、経営層との会議で、うまく報告できるようにする(何を聞かれても答えられるようにする)ための、事前会議(会議のための会議)まで、付き合わされることもあります、、、
創造的な仕事をするには、邪魔がない一定の時間が必要であり、小手先のアイデアではなく、革新的なアイデアを考えたり、真の課題を突き詰めるには、一定の時間をかけて、じっくり取り組んで慎重に考え抜く必要があるので、
「上司」と(上司による)「会議」によって、妨害されないように、(ムダな)仕事が増やされないように「上司」や「会議」にうまく対処することが大切です!
上司は、自分の管理する各メンバーの仕事の進捗や課題を確認し、進捗が遅れている場合、トラブルが発生している場合は早急に対処することが求められているので、妨害や(ムダな)仕事を増やされるのは、ある意味仕方のないことですが、放って置くと上司の対応をずっとするハメになるので、注意が必要です!
同僚や後輩など
上司(マネージャー)以外にも、同僚や後輩などから、
「●●さん! ちょっと、▲▲の件、手伝ってくれへん?」「■■って、この前されてましたよね!? ■■について教えてくれませんか?」「今度、一緒に、××しませんか!?」
などの依頼や質問、お誘いをされることにより、仕事が増やされることがあります、、、
これらは、仕事をしているうえで、良くあることであり、依頼している側には、まったく悪意がないので、
「(悪意もないので)ついつい、相談や質問に対応していたら、全然、自分の仕事が終わってない、、、」「定時後から、ようやく自分の仕事ができる、、、」
など、あまり意識していないうちに、(よかれと思ってやっているうちに)自分の仕事が減らない状況になっていることがあります、、、
『4-1.ゴールの達成に集中するには、時間・エネルギー・お金を死守すること』の記事でもご紹介しているのですが、
これらの依頼や質問、お誘いを
有無を言わさず、内容を問わず、誰であってもすべて断るべし!!
ということではなく、故意ではなくても、あなたの貴重な時間、エネルギー(気力と体力)が奪われることがあることを意識して欲しいのです!
あなたに依頼や質問、お誘いをしてくる人たちに、悪意はまったくなく(むしろ、好意がある!)、これらに対応したくなる気持ちは分かりますが、あなたの時間、エネルギー(気力と体力)は有限なので、対処の仕方を考える必要があります!
社外の人間
お客様
社外の人間で仕事を一番増やしてくるのは、お客様です。
「●●さん! この前の商品(サービス)むっちゃ良かったから、追加で購入するわ!」「▲▲の商品(サービス)、同じ悩みをもってた■■社の担当者に紹介したら興味持ってたから、今度、詳しい説明に行ってあげて!!」
など、既存のお客様から、リピートオーダーをもらえたり、新規のお客様を紹介して頂くのは、最高の仕事の増え方です!
ビジネスの大原則は、
・お客様に価値を提供して、その対価をもらうこと
であり、お客様に価値を提供する以上に優先されるべき仕事はなく、(信頼関係が構築されている)既存のお客様から、仕事をもらえることは理想の状態であり、このような仕事をどんどん増やすべきです!
また、
「おたくの、●●という商品(サービス)に興味あるから、説明してくれへん?」「他社の▲▲という商品(サービス)とどう違うの!?」「実物を見てみたいから、商品(サービス)のデモをしてくれへん??」
など、新規のお客様からお問い合わせや質問、依頼があった場合も、
- そもそも自社の商品やサービスで、お客様のニーズを満たせるのか?
- 競合他社と比較して勝ち目があるか? 「かませ犬」になっていないか?
- 短期的な取引ではなく、中長期的に信頼関係を構築できる見込みがあるか?
など、新規のお客様との相性などを確認する必要はありますが、
・ビジネスでは、新しい顧客の創造が必要不可欠
なので、喜ばしい仕事の増え方となります。
仮に、
「●●さん、この前の商品(サービス)ちょっと、使い勝手悪いわ、、、」「というか、通常の機能も正常に動いてないみたいやし、、、」「最初は普通に使えてたけど、時間の経過とともに不具合が発生してきたな、、、」
など、お客様からクレームや不満を頂戴して、その対応により仕事が増えたとしても、それは、お客様に価値を提供して、対価を頂くうえで、すぐに対応すべき仕事であり、
今後、商品(サービス)を改善して、より多くの価値を提供できるようになる貴重な意見であり、機会なので、迅速に、真摯に、誠実に対応して、将来に活かすことが大切です!
お客様から仕事をもらうこと(お客様からの依頼で仕事が増えること)は望ましいことで、お客様に価値を提供してその対価をもらうこと、お客様から自発的に仕事をもらえるようにすることが、時間やエネルギーを集中すべき仕事になります!
協力会社様
社外の人間である協力会社様から、
「●●さん!▲▲の件で、お客様のご要望をどう満たせば良いか、相談にのってくれませんか?」「■■の商品(サービス)の納期や導入方法を、お客様含めて検討したいのですが、、、」「××は、こうしたらもっと良い提案になりますよ!」
など、お客様に価値を提供するうえでの、相談や依頼、提案を頂くことによって、仕事が増えることも良くあることですが、
- お客様に価値を提供して、その対価をもらうため
- お客様に提供する価値を増やして、リピートオーダーをもらうため
- お客様の満足度を高め、新しいお客様もご紹介してもらえるようにするため
には、必要不可欠で、協力会社様と一緒に、お客様に対する価値提供能力を高めていくことが大切です!
現在は、自社だけでお客様に商品(サービス)を提供することの方が少なくなっており、お客様に提供できる価値を少しでも増やせるように、中長期的に協力会社様とパートナーシップを組み、戦略的にお客様の満足度を高めることが重要です!
なぜ、仕事が減らないのか?
なぜ、仕事が減らないのか?というと、
- あなたが仕事を受け入れているから
です。
あなたが仕事を受け入れているから
「そもそも、誰が仕事を増やしてくるのか?」について、社内の人間、社外の人間に分けて解説してきましたが、仕事を増やす側は、仕事を増やす側の都合で、あなたに仕事を依頼してきます。
仮に、あなたが
- 仕事がパンパンでもうこれ以上受けられそうにない、、、
- 他に大きな仕事を抱えており、時間もエネルギーもその仕事に集中させている、、、
- トラブルが発生しており、その対応に追われている、、、
などの状況であったとしても、仕事を依頼する側は、必要に応じて、あなたに仕事の打診をしてきます。
「もう、これ以上、仕事さばけないし、勘弁してよ、、、」「今でもパンクしてるし、これ以上は、もうムリ、、、」「ちょっとは、こっちの事情のことも考えてよ、、、」
と思われたかもしれませんが、
必要なときに、仕事を依頼する(打診する)のは、当たり前のことなので、当然の依頼(打診)をされた際に、あなたが、どう対応(反応)するか?ですべてが変わります。
あなたが、
「仕事の依頼ありがとうございます! 今、他にも仕事をたくさん頂いている状況ですが、(残業して)何とかします!!」「他の仕事を一時的に中断してでも、対応します!」「他のメンバーにも協力を依頼して、引き受けさせて頂きます!」
など、仕事を受け入れれば、仕事は減らないままですし、
「仕事の依頼ありがとうございます! 仕事を引き受けたいのはヤマヤマなのですが、現在手一杯で対応が難しいです、、、」「他の仕事を完了させた後は、対応可能です!」「他のメンバーでも、対応可能な状況になれば、ご連絡します!」
など、その場で(一時的であっても)仕事を断れば、仕事は増えません。
「そんなこと言われても、上司からの仕事は、断りにくいし、、、」「断ったら、同僚や後輩との関係も悪くなりそうやし、、、」「ましてや、お客様からの仕事を断ったら、今後、仕事の依頼がなくなりそうやし、、、」
と思われたかもしれませんが、
仮に、仕事を断ったことで、上司の評価が下がったとしても、同僚や後輩との関係が悪くなったとしても、そのお客様からの仕事の依頼がこなくなったとしても、
すべては、あなたの判断(決断)次第であり、すべては自分の責任です。
自分の人生の選択権は、すべて自分にあるので、自分で「どちらを選択すべきか?」「仕事の依頼(打診)を受けるべきか?受けないべきか?」判断(決断)して、自分でその判断(決断)の結果に責任を持つしかありません。
少し、厳しい意見のように聞こえるかもしれませんが、
『3-15.心をフロー状態に保つ考え方(11)すべては自分の責任』の記事でもご紹介している通り、
自分以外の誰かが、何かが、自分に対して影響を及ぼすことで発生する、自分で解決できない「悪い悩み」をもってしまうと、
「なんで、あの人は、いつも仕事を増やしてくるんやろ、、、」「なんで、こちら側のことを分かってくれないんやろ、、、」
など、自分以外の誰かや何かに期待していても、「いつ解決されるか?」「いつ期待通りになるか?」は全く分からないので、いつまでも悩み続けなければならないので、
自分が誰かに対して、何かに対して、働きかけるときに発生する、自分で解決できる「良い悩み」をもつことで、
「仕事の依頼(打診)を断るのは心苦しいけど、ホンマにどうしようもないぐらいパンパンやから、断ろう!」「もし、上司の評価が下がっても、同僚や後輩との関係が悪くなっても、今は仕方ない!」「今の仕事をやり遂げてから挽回しよう!」
など、自分で行うすべての判断(決断)に、自分自身で責任をもち、どんな結果になろうとも、その結果を受け入れる覚悟を決めた方が、いつまでも悩まなくて済み、自分の意思で、自分の人生を生きることができます!
結局、仕事が減らない(逆に、増えてしまう、、、)のは、自分の責任であり、すべては自分の責任と考えて、自分で解決できないことで、アレコレ悩まずに、自分で解決できることに集中して、試行錯誤しながら仕事を減らすことが大切です!
どのように、仕事の量を減らすと良いのか?
どのように、仕事の量を減らすと良いのか?というと、
- すべての人から好かれようとしない
- 出世を一切望まない
と良いです。
すべての人から好かれようとしない
あなたの時間、エネルギー(気力と体力)には限りがあり、
社内の上司や同僚、後輩からの仕事の依頼(打診)、社外のお客様や協力会社様からの仕事の依頼(打診)をすべて受け入れることはできないので、(時間やエネルギーがいくらあっても足りないので)
仕事に優先順位を付けて、自分の時間、エネルギー(気力と体力)の配分を決める必要があります。
仕事に優先順位をつけることも、自分の時間、エネルギー(気力と体力)の配分を決めなければならないのも、当然のことなので、この際、
「すべての人から好かれようとしない」
方が良く、すべての人から好かれようとすると、優先順位の付け方、時間、エネルギー(気力と体力)の配分が中途半端になり、アレもコレもと手を出してしまい、
- 結局、仕事の量が全然減らない、、、
- 更に、どれも中途半端な成果しか残せない、、、
という結果を招いてしまいます、、、
「仕事の量を減らし」かつ「厳選した仕事で、成果を残す」ためには、たとえ、仕事の優先順位が低く、自分の時間、エネルギー(気力と体力)を配分できなかった人たちから、嫌われてしまうことになっても、
勇気をもって仕事の優先順位をつけて、その厳選した仕事に対して、大胆に、自分の時間、エネルギー(気力と体力)を集中させること
が大切です!
どのように仕事の優先順位をつけて、どのように自分の時間、エネルギー(気力と体力)を配分するかは、すべてあなた次第ですが、
私の場合は、ビジネスの大原則である「お客様に価値を提供して、その対価をもらうこと」に従って
- 既存のお客様
- 新規のお客様
- 協力会社様
- 社内でも、お客様に対して、一緒に価値提供する関係者
- それ以外(上司や同僚、後輩など)
としています。
上記の通り、上司や同僚、後輩などに対して、ほとんど時間やエネルギー(気力と体力)を配分できていないですが、きちんと挨拶をしたり、笑顔で爽やかに対応することで(仕事は受けないですが)、著しく関係が悪くなることはありません。
出世を一切望まない
「すべての人から好かれようとしない」で、勇気をもって仕事の優先順位をつけて、厳選した仕事に対して、大胆に時間とエネルギー(気力と体力)を集中させることで、仕事の量を減らせますが、
更に、出世や昇進を一切望まなければ、仕事はめちゃくちゃ減ります!
不毛な社内政治に巻き込まれることも、人事の噂(今後、誰が上司になるか?など)に注意をそらされることも、お客様に対する価値提供とは全く関係のない社内の雑務に時間やエネルギー(気力と体力)を奪われることも(ほぼ)一切なくなり、
- お客様に価値を提供して、対価を得ること
- お客様を最高に満足させ続けること
- お客様からリピートオーダーや新規顧客の紹介をもらうこと
に専念することができます。
そして、お客様に対する価値提供に専念することで、仕事の量を減らしたうえで、成果を残すことが可能になります!
「出世や昇進を一切望まなくても、本当に大丈夫なの、、、?」「給料増えなくても良いの、、、?」
と思われたかもしれませんが、
今は、下記の通り、VUCA(ブカまたはブーカ)の時代なので、
- Volatility(変動性):課題が予想外、または、不安定で、どの程度続くかも分からない
- Uncertainly(不確実性):問題が起こるかどうか、事前に予見することができない
- Complexity(複雑性):数多くの要素が相互に関連していて、複雑に絡み合っている
- Ambiguity(曖昧性):因果関係が分からず、前例もない課題に直面する
どんな会社であっても、いつまで存続するかは分かりませんし、出世や昇進をして、給料が増えていくとも限りません、、、
実際に、新型コロナウイルスの感染拡大によって、世界は急激に変化し、その影響によって、今まで順調に売上や利益を伸ばしていた会社の業績が著しく低迷したり、逆に、売上や利益が伸びずに悩んでいた会社の業績が急速に回復・上昇したりしています。
(業績の大幅な変化は、もちろん、給与面にも影響を与えます)
新型コロナウイルスを例にしましたが、(一刻も早い終息を望むばかりですが、)
今後、新型コロナウイルス以上に強力なウイルスが発生することも考えられますし、ウイルス以外でも、AI(人口知能)の発展や、更には量子コンピューターの発明が社会にどのような影響を及ぼすのか?、温暖化による生態系の破壊が、世界にどのような影響を及ぼすのか?などは未知数であり、
時代や環境の変化が激し過ぎるので、会社に依存するのではなく、たとえ、会社が潰れたとしても、次の日からでも別の会社で働けるように、お客様に対する価値提供能力(課題解決能力)を磨いておくことが大切です!
お客様に対して価値提供ができるスキル、専門知識を身に着けておけば、仕事は必ずあります! また、出世や昇進をしなくても、共働きで稼ぐ、副業をして稼ぐ、投資で資産を増やすなど、収入を増やす方法はいくらでもあります!
まとめ
- 社内にも、社外にも、あなたの仕事を増やしてくる人はいて、それは当然であること
- しかし、仕事が増えるか、減るかは、すべて自分の対応(反応)次第であること
- 「すべての人から好かれようとしない」「出世を一切望まない」ことで、仕事の量は確実に減らすことができること
仕事を依頼されること自体は、悪いことでも何でもなく、それらの依頼に対して、どのように対応(反応)するか?が肝心であり、「すべての人から好かれようとしない」「出世を一切望まない」ことで、
お客様に対する価値提供を第一に考えて、自分の時間とエネルギー(気力と体力)を集中させて、仕事の量を減らして、成果も残すことで、あなたの人生がより良いものになることを、心から願っています!
「なぜ、悩んでしまうのか?」「どうすれば悩みが軽減されるのか?」「どうすれば悩みから解放されるのか?」