『3-19.心をフロー状態に保つ考え方(15)好きとか嫌いとか関係ない』の記事では、
- 好きとか嫌いとか関係なく、感情論は抜きにして、どんな人からでも、学べるものは学んで欲しいこと。そうしないと、時間もエネルギー(気力も体力)も勿体ないこと
- 感情はもちろんのこと、年齢、性別、過去の経歴(学歴)、人種とかも一切関係なく、今、この瞬間、自分にとって「本当に重要なことは何か?」を考えて欲しいこと
をお伝えしました。
今回の記事も含めて複数の記事で、心を「揺らがず」「捉われず」あるがままで自然な状態=フロー状態に保つ考え方をご紹介しますが、
心をフロー状態に保つ方法や考え方に絶対的な正解はなく、どんな方法、どんな考え方でも自分が「心をフロー状態に保つ」ことができればそれで良いので、ぜひ、あなたに最適な方法、考え方で心をフロー状態に保ち、常に、自分の能力を最大限に発揮してください!
本記事では、『心をフロー状態に保つ考え方』の16個目である
・気にしたら負け!
という考え方をご紹介します。
何か新しいことに挑戦する際は、どこからともなく聞こえてくる「他人の声」や、自分の中にいる「弱気な自分からの声」が気になり、少なからず、二の足を踏んでしまうものです、、、。しかし、「他人の声」「弱気な自分からの声」は、絶対に「気にしたら負け!」です!
目次
「気にしたら負け!」とは?
「気にしたら負け!」とは、
何か新しいことに挑戦する際に、どこからともなく聞こえてくる「他人の声」や、自分の中にいる「弱気な自分からの声」は、「気にしたら負け!」であり、
- とにかく、何事にも挑戦してみる!
ということです。
とにかく、何事にも挑戦してみる!
今回ご紹介する「気にしたら負け!」は、実は、私の中学校時代の友人の口癖です。
今日、学校終わったら、遊びに行こうや!
今日は、何か疲れてて、気分が乗らんねんどけど、、、
そんなん、「気にしたら負け!」やで! とりあえず、遊びに行こう!
とか、
今度の土日に泊まりに来いや!みんなでバーベキューしようぜ!
泊まりでバーベキュー!?ちょっと、親に聞いてみないと分からんわ、、、
親に聞かんでも、大丈夫!「気にしたら負け!」やって。とにかく、待ってるわ!
とか
元旦に山登って、「初日の出」見に行こうや!
えぇ、元旦の早朝から山登り!?早朝に山登れるもんなんかな、、、
やる前から「気にしたら負け!」やで! とりあえず、登ってみようや!
とか、
高校の進学で、地元の公立高校行くか、兵庫県の山奥にある「総合科学科」がある高校に受験してみるか迷ってんねんけど、、、
行ってみたいのは、兵庫県の山奥にある「総合科学科」がある高校なんやろ?ほな、とりあえず、受験してみたらええやん!「気にしたら負け!」やで!!
そやね!受かるかどうかも分からへんし「気にしたら負け!」やね!とりあえず、兵庫県の山奥にある「総合科学科」がある高校受験してみることにするわ!!
など、中学時代は弱気で、内気で、消極的であった私を、友人は、いつも「気にしたら負け!」という、なぜかとても心強い言葉で後押ししてくれました。
「気にしたら負け!」という言葉が、なんでここまで心強いのかは分かりませんが、中学を卒業した後も、何度も「気にしたら負け!」という言葉に後押しされることで、様々なことに挑戦することが出来ました。
この「気にしたら負け!」という、何の根拠もないのに、不思議なほど心強い言葉は、中学校を卒業してから、20年以上経った今でも、ずっと心に残っています。そして、何か新しいことに挑戦する際は、いつも私の背中を押してくれます!
なぜ、「気にしたら負け!」なのか?
なぜ、「気にしたら負け!」なのか?というと、
- 何事もやってみなければ、何も始まらないから
- やらずに後悔するよりも、やって後悔した方が良いから
です。
何事もやってみなければ、何も始まらないから
何か新しいことに挑戦するとき、どこからともなく聞こえてくる「他人の声」や、自分の中にいる「弱気な自分からの声」に、
心が「揺らがされて」「捉われて」しまい、挑戦することをやめてしまったら、その時点で可能性が途絶えてしまいます、、、
何事もやってみなければ、何も始まりません。
「何事もやってみなければ、何も始まらない」のは、当たり前のことなのですが、年を重ねるごとに、
何か新しいことに挑戦した際に、今まで他人から言われたこと、似たような挑戦をした際に、失敗や挫折してしまった苦い過去の経験などが、新しいことに挑戦することを邪魔してきます。
たしかに、年をとるごとに、新しいことに挑戦するのが億劫になってくるな、、、
と思われたかもしれませんが、
年を重ねるごとに、その分、失敗や挫折などの経験も多くなってきますので、
他人から言われた嫌な言葉、失敗や挫折をしたことで味わった辛い気持ち、惨めな気持ち、悲しい気持ちなども、どんどん沸いてきてしまいます、、、
しかし、そんな「他人の声」「弱気な自分の声」は、すべて「気にしたら負け!」なので、年を重ねても、何歳になっても、新しいことに挑戦し続けることが大切です!
本来は、過去の経験値があればあるほど、その経験値を新しい挑戦に活用できるので良いのですが、経験値が多いほど二の足を踏んでしまう、、、という面もあります。新しい挑戦に対して二の足を踏んでしまう際は、ぜひ、「気にしたら負け!」という言葉を思い出して、とにかく「最初の一歩」を踏み出してください!
やらずに後悔するよりも、やって後悔した方が良いから
年を重ねても、何歳になっても、やらずに後悔するよりも、やって後悔した方が絶対に良いです。
年を重ねたからと言って、やらなかったら必ず後悔します。
やらずに後悔するよりも、やって後悔した方が必ずスッキリしますし、未練が無くなります!
やらなかった場合は、
「あのとき、やってみれば良かった、、、」
とずっと思い続けることになりますが、
やった場合は、例えダメだったとしても、
「やっても、全然ダメやったな、、、。けど、自分に向いてないことがハッキリしたから、次、また何か別なことに挑戦してみよう!」
とスパッと前向きに切り替えることができます。
何か新しいことに挑戦する際は、「残された時間で本当に達成したいこと」自分にとって「本当に大切な人」「本当に重要なこと」を、完全に明確にしたうえで、挑戦するようにしてください!「やらずに後悔するよりも、やって後悔した方が良い」と言っても、他人を傷つけたり、不倫を推奨している訳ではありません。
どんなときに、「気にしたら負け!」を使うと良いのか?
どんなときに、「気にしたら負け!」を使うと良いのか?というと、
何か新しいことに挑戦するときは、いつでも「気にしたら負け!」
を使うと良いです。
何か新しいことに挑戦するときは、いつでも「気にしたら負け!」
何か新しいことに挑戦するときは、いつでも「気にしたら負け!」という考え方を使うと良く、
- 【具体例1】転職や部門異動のとき
- 【具体例2】大役を任されるとき
- 【具体例3】気になる人をデートに誘うとき
など、どんなときでも使えます!
【具体例1】転職や部門異動のとき
『ブログ運営者のプロフィールとは?どんな人生を生き、今何をしているのか?』の記事でも書いているのですが、
私は、今まで職場を変える転職も、同じ職場で部門を変える異動も、何度も経験しています。
職場を変えるときも、同じ職場で部門を変えるときも、やはり、「周りの声」や「自分自身の声」は気になります、、、
周りの人からは
「なんで、職場(部門)を変えるん?」「何が嫌やったん?」「へー、ここの職場(部門)を見捨てるんや!?」
などと、言われるだろうなと思いますし、実際に、ほとんど必ず言われます(泣)
(もちろん、新しいことに挑戦したいから環境を変えるのであって、嫌で変える訳でも、見捨てる訳でもないのですが、、、)
自分自身からも、
「本当に今の職場(部門)を変えて良いのだろうか?」「まだ、やれること、やり残したことがあるのでは?」「ただ、嫌なことや辛いことから、逃げ出したいだけなのでは?」
という心の声が聞こえてきて、葛藤が生じます。
しかし、そんな「周りの声」や「自分自身の声」を気にして、新しいことに挑戦することに、二の足を踏んでいると、どこからともなく中学時代の友人が頭の中に現れて、
「気にしたら負け!」っていつも言うてるやん! やってみたらええねんて!
といつも後押しをしてくれます。(本当にありがたい存在です)
職場を変える転職も、同じ職場で部門を変える異動も、複数回経験しており、その都度「想像していたのとは違った、、、」とは思いますが(笑)、それもすべて自分にとっての良い経験、良い気づきや学びになるので、後悔はありません!
【具体例2】大役を任されるとき
以前勤めていた会社で、システムエンジニアをしていた際に、当時の上司から、
「新しく開発するシステムの、プロジェクトマネージャーやってみる気ある?」
と言われた際も、その時は、プロジェクトマネージャーを経験したことがなかったので、
「もし、失敗したら、周りから非難されるかも、、、」「全然、システムが動かなくて、大きな責任になるかも、、、」「果たして、自分にできるだろうか?」
と回答に躊躇していたところ、中学時代の友人から(頭の中で)
「気にしたら負け!」や! とりあえず、「やります!」と言っとけ!
と言われ、
「はい、全力で取り組みますので、ぜひ、プロジェクトマネージャーやらせてください!!」
と回答することができました。
その「システム開発プロジェクト」は、むちゃくちゃ大変で、日付が変わるまで仕事することや、休日出勤、急なトラブル対応などは度々ありましたが、(経験値不足でしたし、、、)そのプロジェクトがあったから今の自分がいると言っても過言ではないほど、貴重な経験を積ませてもらいました!
【具体例3】気になる人をデートに誘うとき
妻と知り合ったのは、仲の良い友人と何人かで定期的にテニスをしているときに、友人の一人が妻をテニスに誘ってくれたことがきっかけなのですが、
「あぁ、めちゃくちゃ気になるけど、友人の友達やしな、、、」「うまくいかなかったときは、その友人にも影響あるしな、、、」「そもそも、彼氏おるかもしれんしな、、、」
など、全然、デートに誘えなかったときに、再度、中学時代の友人から(頭の中で)
このヘタレ!!「気にしたら負け!」って何回言ったら分かるねん!とりあえず、デートに誘わないと、何も始まらんやろ!!
と言われ、意を決して、デートに誘うことができました。
中学時代の友人には、新しいことに挑戦する度に、「気にしたら負け!」という言葉で何度、背中を押してもらったか分かりませんので、いくら感謝してもしきれません! もう、その中学時代の友人には、足を向けて寝れません(笑)
まとめ
- 何か新しいことに挑戦するときに聞こえる「他人の声」「弱気な自分からの声」は、「気にしたら負け!」であること
- 何事もやってみなければ、何も始まらないし、やらずに後悔するよりも、やって後悔した方が良いこと
「残された時間で本当に達成したいこと」自分にとって「本当に大切な人」「本当に重要なこと」を、完全に明確にしたうえで、
何か新しいことに挑戦する際には、「気にしたら負け!」という考え方を使い、何歳になっても、新しいことに挑戦し続けることで、あなたの人生がより良いものになることを、心から願っています!