3-9.心をフロー状態に保つ考え方(5)「セルフ・コンパッション」

『3-8.心をフロー状態に保つ考え方(4)速かならんと欲することなかれ』の記事では、

  • すぐに成果を残せなくても(すぐに成果が出なくても)、焦って無理に(強引に)成果を残そうとして欲しくない(当然、不正に手を染めて欲しくない)こと
  • 自分は「大器晩成型の人間である」と思い込み、成果を残すために、徹底的に考えて、行動し続けて、あとは成果が出るのを、焦らずに、気長に待って欲しいこと

をお伝えしました。

今回の記事も含めて複数の記事で、心を「揺らがず」「捉われず」あるがままで自然な状態=フロー状態に保つ考え方をご紹介しますが、

心をフロー状態に保つ方法や考え方に絶対的な正解はなく、どんな方法、どんな考え方でも自分が「心をフロー状態に保つ」ことができればそれで良いので、ぜひ、あなたに最適な方法、考え方で心をフロー状態に保ち、常に、自分の能力を最大限に発揮してください!

本記事では、『心をフロー状態に保つ考え方』の5つ目である

・「セルフ・コンパッション」

という考え方をご紹介します。

ヤミシタ

失敗や挫折を経験した自分に対して、「どのような言葉を投げかけるか?」によって、失敗や挫折は、自分自身の成長を促す「糧」にも、成長を阻害する「鎖」にもなります。 ぜひ、「セルフコンパッション」を実践することで、失敗や挫折を、成長を促す「糧」にしてください!

「セルフ・コンパッション」とは?

「セルフ・コンパッション」とは、失敗や挫折などを経験した自分に対して、

  • 大好きな人に投げかける言葉を、自分にも投げかけてあげること

です。

大好きな人に投げかける言葉を、自分にも投げかけてあげること

あなた

「セルフ・コンパッション」って、いきなり横文字やな、、、

と思われたかもしれませんが、

「セルフ・コンパッション」(Self-Compassion)とは、直訳すると、自分に対する「思いやり」「深い同情」のことであり、

特に、失敗や挫折などを経験した自分に対して、

・自分にとって大好きな人、大切な人、愛する人が、同じ失敗や挫折などを経験したときに、真剣に相手のことを考えて投げかける言葉を、自分にも投げかけてあげること

です。

「セルフ・コンパッション」は、自分を甘やかすことでも、自分に対して厳しくし過ぎることでもありません。

自分が経験した失敗や挫折などを、客観的に捉えて、

  • その失敗や挫折などから、学べることは何なのか?
  • その失敗や挫折などを、今後、どのように活かせば良いのか?

ということを冷静に分析して、失敗や挫折などの経験を、自分自身の成長の「糧」にすることです。

あなたが、自分にとって大好きな人、大切な人、愛する人が、失敗や挫折などを経験したときは、

  • 甘い言葉だけを投げかけて、その場の痛みや辛さを取り除くだけの場当たり的な対応はしない。ましてや、厳しい言葉だけを投げかけて、更に落ち込ませるようなこともしない
  • 真剣に相手のことを考えて、甘いだけの言葉でも、厳しすぎる言葉でもない、その人が、失敗や挫折などから立ち直り、学びを得て、成長を促せるような言葉を投げかける

ハズなので、ぜひ、大好きな人、大切な人、愛する人に対して投げかける言葉を、自分自身にも投げかけてあげてください!

ヤミシタ

過去の私もそうだったのですが、大好きな人に対しては、相手が立ち直り、成長を促せるような言葉を投げかけることができるのに、自分に対しては、失敗や挫折などを許せず、(悔しさのあまり)厳しい言葉を投げかけてしまう人が多いものなので、「セルフ・コンパッション」により自分自身も大切にしてあげてください!

なぜ、「セルフ・コンパッション」が大切なのか?

なぜ、「セルフ・コンパッション」が大切なのか?というと、

  • 失敗や挫折などを、自分自身の成長を促す「糧」にできるから

です。

失敗や挫折などを、自分自身の成長を促す「糧」にできるから

失敗や挫折などを経験した際に、「セルフ・コンパッション」が大切なのは、

自分にとって大好きな人、大切な人、愛する人を想像することで、失敗や挫折などを

  • 客観的に捉えることができるから
  • 「何を学べるか?」というように、前向きに捉えることができるから
  • 自分自身の成長を阻害する「鎖」ではなく、成長を促す「糧」にできるから

です。

失敗や挫折などは、誰もが経験することで、失敗や挫折などを、全くしない人はいません。

『3-6.心をフロー状態に保つ考え方(1)失敗促進 (2)「ハッハッハッ」と笑い飛ばす』の記事でも書いているのですが、

失敗や挫折などを経験するからこそ、「気づき」や「学び」を得て、成長することができます。

失敗や挫折などを経験した際には、

  • いかに素早く立ち直れるか?(そもそも全く落ち込まないのがベストです)
  • いかに「気づき」や「学び」を得られるか?
  • その経験を、いかに今後の人生に活かせるか?

を考えて、行動することが大切です。

ヤミシタ

失敗や挫折などを経験した際には、すぐに「セルフ・コンパッション」を実践して、心を「揺らがず」「捉われず」あるがままで自然な状態=フロー状態に保ち、いつでも、自分の能力を最大限に発揮できるようにしてください!

どのように、「セルフ・コンパッション」を実践すると良いのか?

どのように、「セルフ・コンパッション」を実践すると良いのか?というと、

失敗や挫折などを経験した際は、下記のステップを実践すると良いです。

  1. 自分にとって大好きな人、大切な人、愛する人が、同じ失敗や挫折などを経験したと想像する
  2. 失敗や挫折などを、冷静に分析して、「何が原因か?」「何を学べるか?」「今後、どうすれば良いのか?」ということを前向きに考える
  3. 真剣に相手のことを考えて、甘いだけの言葉でも、厳しすぎる言葉でもない、その人が、失敗や挫折などから立ち直り、学びを得て、成長を促せるような言葉を、自分自身にも投げかけてあげる

次に、私の失敗や挫折の経験をもとにした、具体的な事例を3つご紹介します。

  • 「第一志望の学校に入れなかった」場合
  • 「スポーツでレギュラーになれなかった」場合
  • 「英語ができるようにならなかった」場合

ご紹介する失敗や挫折は、私の経験そのものですが、当時、「セルフ・コンパッション」を実践できていた訳ではありません。

当時、「セルフ・コンパッション」を実践できれば良かった、、、(泣)

というものであり、今後、あなたが、失敗や挫折などを経験した際は、ぜひ、「セルフ・コンパッション」を実践して欲しい!という心からの願いになります。

「第一志望の学校に入れなかった」場合

『ブログ運営者のプロフィールとは?どんな人生を生き、今何をしているのか?』の記事でも書いているのですが、

私は、大学受験で「第一志望の大学に入れなかった」という挫折を経験しています。

高校時代、浪人時代ともに、相当な時間、エネルギー(気力や体力)、お金を使って、第一志望の大学に入るために、努力を重ねてきた自分に対して、当時の私は、下記のような

  • 「これだけ勉強してきて、この結果?」「今まで、何してたん?」
  • 「どれだけの時間、エネルギー(気力や体力)、お金を使ってきたと思ってんの?」「全部ムダやで!」
  • 「これだけのことしてもダメなら、他のことでも、この先、何も達成出来へんで、、、」

という言葉を投げかけていました。

今、冷静に振り返ってみると、かなり自分を痛めつけてしまっており、実際、この挫折に対しては、約2年間引きずりました、、、

あなた

「2年間」て、ちょっと長過ぎるな、、、

と思われたかもしれませんが、

それだけ「第一志望の大学に入りたかった」という想いが強く、それだけ長い時間とエネルギー(気力と体力)を費やしてきたということでもあり、それだけ切り替えが下手でもありました。

もし、将来、私の子供が、同じような挫折を経験してしまったら、私は、必ず下記のような

  • 今まで、本当に良く頑張った。ここまで、頑張れたことが、まずは、本当に凄いこと
  • 今まで努力してきた時間、エネルギー(気力や体力)、お金は、絶対にムダにはならない。絶対に、今まで努力してきたことが報われる日がくる
  • そして、(大学)受験がすべてじゃない。(大学)受験に落ちたからといって人生終わる訳じゃない。夢を達成できない訳ではない。今からでも、いくらでも夢を実現する方法はある
  • もっと言うと、別に今までの夢に固執する必要はない。視野を広げたら、考え方を変えたら、もっと別な夢を見つけることもできる。別の夢でも、人生を良いものにできる!
  • だから、今日だけはめちゃくちゃ落ち込んでも良いから、明日からは、前を向いて、新しいゴール(目標)を設定して、そのゴール(目標)に向かって一歩一歩進んでいこう!!

という言葉を投げかけます。

ヤミシタ

本当に、当時、「セルフ・コンパッション」を実践できれば良かったです(泣) 少しでも多くの人が「セルフ・コンパッション」を実践することで、私のように「約2年間も落ち込み続けるようなことは、絶対して欲しくない!」と心から願っています!

「スポーツでレギュラーになれなかった」場合

私は、スポーツ全般が苦手であり、中学時代に所属していた部活動では、どうしてもレギュラーになれませんでしたし、下級生にも負けていました、、、

そんな自分に対して、当時の私は、下記のような

  • 「レギュラーになれないのは仕方無いとしても、何で、下級生にも負けるん?」
  • 「一年間何してたん?」「他の友達で、下級生にも負けてるやつ全然いないで、、、」

という言葉を投げかけていました。

書いていて気づきましたが、過去の私は、かなり自分を痛めつけていました、、、(泣)

もし、将来、私の子供が、同じような経験をしていたら、私は、下記のような

  • スポーツ苦手なのは、親のせいやわ。本当にごめんね。
  • けど、スポーツがすべてじゃないし、他にも興味あること、好きなことはあるよね? その好きなことに、全力で取り組むのが良いよ!こっちも全力で応援するし!!
  • あと、将来のこと考えたら、部活動より大切なこともたくさんあるよ。本をたくさん読むのは、本当にオススメやから、読みたい本買ってあげるわ!インターネットは、すでに使ってるけど、それで海外の友達作ってみるのも面白いし、色んな文化も知れてオススメやで!!

という言葉を投げかけます。

ヤミシタ

今では、スポーツが苦手なことに対して、何であれほどまでネガティブな感情を持ってしまっていたのだろうと思いますが、当時は、「セルフ・コンパッション」も知らず、自分を客観的に見ることもできなかったので、仕方ありません、、、。 しかし、子供には(子供だけに限らず)同じ過ちを繰り返して欲しくありません!

「英語ができるようにならなかった」場合

また、社会人になっても、全然英語ができるようにならなかったし、できるようになる気配すら無い自分に対して、

  • 「一体、何年間英語勉強してきたん?」「中学校から考えると、10年以上やで、、、」
  • 「本気でやってた?」「英語勉強してきた、時間、エネルギー、お金、全部ムダやで!」
  • 「英語できなかったら、今後、収入も増えへんし、将来仕事無くなるかもしれへんで!!」

という言葉を投げかけてしまっていましたが、

もし、妻が同じ状況であったなら、(妻は同じ状況ではありませんが、、、)

  • 英語できるようにならへんのは、日本の英語教育のせいやね
  • ほとんどの人が、中学校~大学まで含めると、10年以上英語勉強してるけど、英語でビジネスができるまでに達していない(ほとんど、喋れるようにもなっていない
  • ほんまに英語できるのは、外国語大学に行ったり、自分で留学したり、別のスクール通ったりしている人だけやね(あとは、本当に優秀な人)
  • 今までの勉強を少しでもムダにしないように、学習方法を抜本的に変えてみよう!
  • あと、英語できた方が良いのは確かやけど、収入を増やすのは、投資やネットビジネスでも可能やで。むしろ、投資やネットビジネスで収入増やす方が、手っ取り早いで!!

という言葉を投げかけます。

本当に、大好きな人、大切な人、愛する人を想像すると、同じ経験をしたとしても、同じ状況になったとしても、投げかける言葉が全然違ってくることが分かります。

大好きな人、大切な人、愛する人を想像すると、甘やかすでもなく、厳しくし過ぎる訳でもなく、本当にその人にとって必要な言葉を投げかけることができるようになります。

ヤミシタ

ぜひ、あなたも、失敗や挫折などを経験した際は、自分にとって大好きな人、大切な人、愛する人に投げかける言葉を、自分自身にも投げかけてあげてください! 決して、過去の私のように、自分自身を痛めつけるような言葉は、投げかけないでください(泣)

まとめ

  • 「セルフ・コンパッション」とは、失敗や挫折などを経験した際に、大好きな人、大切な人、愛する人に対する言葉と、同じ言葉を自分自身にも投げかけてあげること
  • 「セルフ・コンパッション」は、甘やかすことでも、厳しくし過ぎることでもなく、失敗や挫折などを、自身の成長を促す「糧」にするために、本当に必要な言葉を投げかけること

あなたが、「セルフ・コンパッション」を実践することで、失敗や挫折などを、自分自身の成長を促す「糧」にして、大きな成長を実現し、あなたの人生がより良いものになることを、心から願っています!

3.心を最高の状態に保ちたい