4-13.ゴールの達成に集中する極意(11)「無(ム)」になって、行動し続ける

『4-12.ゴールの達成に集中する極意(10)暗示を仕掛ける』の記事では、

  • あらゆる場面を想定して、自分にとって「望ましい行動」をあらかじめ決めておき、意識して、「●●したら、▲▲する」という暗示を仕掛けておいて欲しいこと
  • 「暗示を仕掛ける」ことで、実際に想定していた「きっかけ」に遭遇したら、無意識で、自分にとって「望ましい行動」を「実行」できるようにして欲しいこと

をお伝えしました。

今回も含めて複数の記事で、

あなた

どのように、時間、エネルギー(気力と体力)、お金を、「人生のゴール」を達成するために、「本当に大切な人」「本当に重要なこと」のために集中投下すれば良いのか?

という『ゴールの達成に集中する極意』について、詳しく解説しますので、あなたが日常生活で、仕事をするうえで、「使える!」と思ったものは、どんどん実践してみてください!

『ゴールの達成に集中する極意』の11個目は、

・「無(ム)」になって、行動し続ける

です。

ヤミシタ

中長期的なゴールを達成するには、いかに、ゴールの達成のために「行動し続けることができるか?」が重要になります。自分の中から湧いてくる雑念や周りからの甘い誘惑、ゴール達成までの途中結果を気に留めず、「無(ム)」になって、行動し続けることが大切です!

「無(ム)」になって、行動し続けるとは?

「無(ム)」になって、行動し続けるとは、中長期的なゴールを達成するために、

  • 心をフロー状態に保ち、飄々淡々と行動し続けること

です。

心をフロー状態に保ち、飄々淡々と行動し続けること

あなたが、「残された時間」=「人生」で達成したいゴールを完全に明確にし、そのゴールを達成するための中間目標を設定し、行動計画を立てたなら、

あとは、行動計画に従って、

心を「揺らがず」「捉われず」あるがままで自然な状態=フロー状態に保ち、飄々淡々(ひょうひょうたんたん)と、ゴールの達成のために行動し続けること

そして、日々、行動計画を随時修正しながらも、中間目標を1つずつ着実に達成し、最終的には、中長期的なゴールを達成することが大切です。

あなた

うん? 飄々淡々って聞いたことないけど、どういう意味、、、?

と思われたかもしれませんが、

飄々淡々(ひょうひょうたんたん)とは、「飄々(ひょうひょう)」と「淡々(たんたん)」を組み合わせた造語(私が勝手に使っている言葉)で、

風に吹かれているようにとらえどころがなく、あっさりとしていて冷静に物事を進めていく様子

のことです。

ヤミシタ

私は、この飄々淡々という造語がとても気に入っており、自分の中から湧いてくる雑念、周りからの誘惑、ゴール達成までの途中結果など、気に留める必要のないありとあらゆるものをサラリと受け流し、ゴール達成に向けて冷静に「やるべきことをやる」ことに専念しています!

なぜ、「無(ム)」になって、行動し続けることが大切なのか?

なぜ、「無(ム)」になって、行動し続けることが大切なのか?というと、

  • 常に、ゴールの達成に必要な「最善の行動」を積み重ねていけるから

です。

常に、ゴールの達成に必要な「最善の行動」を積み重ねていけるから

『4-11.ゴールの達成に集中する極意(9)行動計画に従う』の記事でも書いているのですが、

中長期的なゴールを達成するには、

  1. 超具体的なゴールと中間目標を設定すること
  2. 中間目標を達成するための、超具体的な行動計画を立てること
  3. 行動計画に従い、超具体的な行動を継続すること

の3つが必要になりますが、行動計画に従い(必要に応じて随時修正しながら)

「超具体的な行動を継続すること」は、長くて、険しい道のり

です。

中長期的なゴールを達成するまでの道のりは、数年単位での行動の継続が必要なので、

途中で、「自分の中から雑念が湧いてくる」ことも「周りからの甘い誘惑」も、「ゴール達成までの途中結果に一喜一憂してしまう」こともありますが、

それらのゴールの達成を邪魔してくる様々な要因を気に留めず、受け流して、冷静に、その場その場でゴールの達成に必要な「最善の行動」を積み重ねていくことが大切です!

とにかく「最初の一歩」を踏み出すことで、中長期的なゴールを達成するための行動を起こし、「行動計画に従う」ことで、ゴールの達成に集中していたとしても、それを継続できなければ、ゴールを達成することができません。

一度、心に決めた、あなたが残された時間で本当に達成したい人生のゴールを達成するまでは、

  • 自分の中から湧いてくる雑念を振り払い、
  • 周りからの甘い誘惑に惑わされず、
  • ゴール達成までの途中結果にも、一喜一憂せずに

飄々淡々と、「無(ム)」になって、行動し続けることが重要です!

ヤミシタ

私は痛いほど分かりますが、人間は煩悩の塊です(泣)どこからともなく雑念が湧いてきますし、甘い誘惑にもすぐに負けそうになります。そして、途中結果に過ぎないと分かっていても、一喜一憂してしまうこともあります。だからこそ、飄々淡々という言葉とイメージを強く意識して、行動し続けるようにしています!

「無(ム)」になって、行動し続けるとは、具体的にどういうことか?

「無(ム)」になって、行動し続けるとは、具体的にどういうことか?について、

  • 自分の中から湧いてくる雑念に対して
  • 周りからの甘い誘惑に対して
  • ゴールの達成までの途中結果に一喜一憂することに対して

一つ一つ詳しく解説します。

自分の中から湧いてくる雑念に対して

自分の中から湧いてくる雑念には、

雑念1

あぁ、ちょっとだけ隣にある本(マンガ)読みたいな、、、

とか

雑念2

おっ、これ簡単やな。もう、やらんでも大丈夫ちゃうかな?

とか

雑念3

これだけやれば十分やろ!? ほな、Youtube(テレビ)見よう!

などがあり、気を抜くと、次から次へと湧いてきてしまうものです、、、

そのような雑念が頭に沸いてきたら、まずは、

あなた

うむ。雑念が湧いてきとるな、、、

気づくこと(素直に認めること)、そして、

深ーーーーく深呼吸をして、姿勢を正して、穏やかな表情を作り、心を「揺らがず」「捉われず」あるがままで自然な状態=フロー状態に戻すこと

更に、まるで空気の一部、自然の一部になるようなイメージで、飄々淡々と「無(ム)」になって、ゴールの達成のための行動を再開し、継続することが大切です。

ヤミシタ

自分の中から湧いてくる雑念に対しては、「気づく(認める)」→「心を落ち着ける(フロー状態に戻す)」→「(飄々淡々と)行動を再開する」という一連の流れが有効です! 誰しも雑念は湧いてくるものなので、まずは、それに気づくこと(素直に認めること)が肝心です!

周りからの甘い誘惑に対して

周りからの甘い誘惑には、

誘惑1

そんな時代錯誤な泥臭いやり方をしてて、本当に良いんですか!?

とか

誘惑2

もっと簡単で、効率が良くて、効果も出て、楽しい方法があると断言できます!

とか

誘惑3

あなたも、苦楽を分かち合える仲間と切磋琢磨しながら、更に、ラクして稼げる素晴らしい世界に来ませんか!?

などがあり、言葉巧みに、あなたの感情(特に、欲望・恐怖・好奇心)を揺さぶってきます、、、

これは、ゴールの達成のために、地道な努力(行動)を積み重ねているときには、特に、魅力的に感じてしまうものです。

あなた

「もっと楽しくて、ラクな世界があるのか、、、」「こんな、地道な努力(行動)はしなくても良いのか、、、」

という気持ちになり、ついつい、甘い誘惑に惑わされてしまいます、、、

人の「ラクしたい」願望は、超強力で、

誰しもが「少しでもラクしたい」と本能的には(無意識では)思っています。

人が本能的に(無意識レベルで)もっている「ラクしたい」願望を、うまく突かれると、甘い誘惑にのってしまうものなので、

甘い誘惑に対しては、飄々淡々と、サラリと聞き流し、冷静に、ゴール達成のための行動を継続することが大切です。

ここで、絶対にして欲しくないことは、

あなたの判断や行動を他人に委ねてしまうこと

です。

あなたの人生と時間、エネルギー(気力と体力)、お金は、他の誰でもないあなた自身のものなので、絶対に手放してはいけません!

あなたのゴールを達成するために、少しでも効率良くゴールを達成できるように、成功者の考え方、他の人のやり方を参考にしたり、有効活用するのは良いですが、

あくまで、判断や行動の主導権は自分にあり、他の人に渡してはいけません。

ヤミシタ

言葉巧みに、感情(特に、欲望、恐怖、好奇心)を揺さぶられて、一時的に心を奪われてしまうことは、仕方のないことですが、自分にとっての「本当に大切な人」「本当に重要なこと」を思い出し、すぐに心を取り戻すことが大切です!

ゴールの達成までの途中結果に一喜一憂することに対して

中長期的なゴールを達成するまでには、様々な途中結果を目の当たりにすることになります。

  • 調子が良いときもあれば、調子が悪いときもあります
  • 特に、何も考えていなくても、良い結果が出ることも、必死になってやっても、悪い結果が出ることもあります
  • 予期せぬアクシデントに見舞われることも、思わぬ幸運が巡ってくることもあります

中長期的なゴールを達成するまでの途中結果に、ついつい、一喜一憂してしまうものですが、

「途中結果がどうであれ、最終的なゴールを達成できるかどうか?」が一番重要なこと

なので、

飄々淡々と、良い結果も悪い結果も気に留めることなく、どちらも、分析・学習対象とすることで、その途中結果から

  • どんな「気づき」や「学び」を得られるのか?
  • 何が良くて、何が悪かったのか?
  • 今後、何を改善し、どう活用していけば良いのか?

ということを冷静に考え、今、この瞬間にすべきことを、一つずつこなしていくことが大切です。

ヤミシタ

『いつまで、「無(ム)」になって、行動し続ける必要があるのか?』と思われたかもしれませんが、それは、無論、中長期的なゴールを達成できるまでです。中長期的なゴールを達成できるまでのすべての途中結果は、学びの対象であり、一喜一憂する必要はまったくありません!

まとめ

  • 「無(ム)」になって、行動し続けるとは、心をフロー状態に保ち、飄々淡々(ひょうひょうたんたん)と、ゴールを達成するために行動し続けること
  • 自分の中から湧いてくる雑念を振り払い、周りからの甘い誘惑に惑わされず、途中結果に一喜一憂しないで、「無(ム)」になって、行動し続けることが大切であること

中長期的なゴールを達成するための道のりでは、雑念、誘惑、感情の浮き沈みなど、様々な阻害要因に遭遇することになりますが、

あなたが、心をフロー状態に保ち、飄々淡々(ひょうひょうたんたん)と、ゴールを達成するために行動し続けることで、あなたの人生がより良いものになることを、心から願っています!

4.ゴールの達成に集中したい