「4-23.ゴールの達成に集中する極意(21)悔しさを忘れない」の記事にて、
・「悔しい気持ち」は、行動量を増やし継続するための強いモチベーションになるので、自分を変え、新しいことに挑戦し、将来をより良いものにするために、うまく利用して欲しいこと
をお伝えしましたが、本記事では、ゴールの達成に集中する極意である
・過去最高を更新し続ける
について詳しく解説します。
目次
「過去最高を更新し続ける」とは?
「過去最高を更新し続ける」とは、
- 他人の結果を気にしないで、過去最高を更新することに集中すること
- ゴールの達成のための行動を継続すること
です。
他人の結果を気にしないで、過去最高を更新することに集中すること
誰しも、他人の結果は気になるものですが、他人の結果を気にしても仕方ありません。
他人の結果をいくら気にしても、自分の結果が変わる訳ではありません。(過去は変えられないので、、、)
他人の結果と自分の結果を比較することに、意味はありません。
他人と自分が全く同じ条件となることはなく、その時の流れや運など、どうしようもできないことによって、結果が左右されることも、多々あります。
「その時は、たまたま他人の調子が良かった(絶好調だった)」「逆に、自分の調子が悪かった(運も悪かった、、、)」
ということもあるので、他人の結果と自分の結果を比較するのではなく、自分の過去最高を更新することに集中することが大切です。
自分の過去の結果との比較であれば、
- なぜ、今回は前回よりも結果が悪かったのか?(良かったのか?)
- 今回と前回では何が違ったのか?何の違いが結果の違いを生んだのか?
- 次回に、過去最高を更新するにはどうすれば良いのか?
ということが、より明確に分かります。
他人の結果を気にするのではなく、過去の自分と比較することで、改善点を見つけて修正し、自分の過去最高を更新することに集中することが大切です。
ゴールの達成のための行動を継続すること
他人の結果を気にして、やる気を無くし、ゴールの達成のための行動を止めてしまうのは、絶対にNGです。
ゴールを達成したいのなら、ゴールの達成のための行動を継続し、少しでもゴールの達成に向けて行動を積み重ねることが重要です。
他人の結果によって、やる気を無くしてしまうぐらいなら、他人の結果が気になって、行動が止まってしまうぐらいなら、他人の結果を全く見ない方がマシです。
自分ととことん向き合って、「どうすれば、過去最高を更新できるのか?」を考えて、実行して、試行錯誤を繰り返して、ゴールの達成に向けた行動を継続する方が絶対に良いです。
他人の結果を気にして、自分を見失うことなく、自分の過去最高を更新することに集中し、ゴールの達成に向けた行動を継続することが大切です。
なぜ、「過去最高を更新し続ける」ことが大切なのか?
なぜ、「過去最高を更新し続ける」ことが大切なのか?というと、
- 一分一秒でもムダにして欲しくないから
- 過去最高を更新することは、スゴイことだから
です。
一分一秒でもムダにして欲しくないから
他人の結果を気にすることに、時間やエネルギー(気力と体力)を浪費してしまうこと、他人の結果を気にすることで、あなた自身のゴールを達成するための行動が止まってしまうことは、非常に勿体ないことです。
あなたの「残された時間」を、一分一秒でもムダにして欲しくありません。
あなたの限られた貴重なエネルギー(気力と体力)を、少しでもムダにして欲しくありません。
他人の結果がどうであれ、自分の貴重な時間、エネルギー(気力と体力)、お金は、少しもムダにせずに、自分のゴールを達成するために使うことが大切です。
過去最高を更新することは、スゴイことだから
他人の結果がどうであれ、仮に、あなたよりも良い結果だったとしても、自分の過去最高を更新することは、スゴイことであり、過去最高を更新できたことに変わりはなく、褒められるべき成果です。
自分の過去最高を更新できたということは、
- ゴールの達成に、着実に近づいているということ
- ゴールの達成に向けて、行動を継続してきたということ
- 今までの行動は、何一つ間違っていなかったということ
であり、他の誰にも褒められなかったとしても、誇るべき成果であり、あなた自身は、自分のことをむちゃくちゃ褒めて褒めて褒めまくっても良いぐらいスゴイことです。
他人の結果を気にすることなく、自分の過去最高を更新することに集中し、もし、自分の過去最高を更新できた際は、思いきり自分を褒め称えて、一歩ずつでも着実に、ゴールの達成のための行動を継続することが大切です。
どのように、「過去最高を更新し続ける」と良いのか?
どのように、「過去最高を更新し続ける」と良いのか?というと、
- 他人の結果に嫉妬するのではなく、分析対象とする
- 良いところは、貪欲に取り入れる
と良いです。
他人の結果に嫉妬するのではなく、分析対象とする
自分よりも良い結果を出している他人の結果に嫉妬するのではなく、分析対象とすると良いです。
自分よりも良い結果を出している人が、
- なぜ、自分よりも良い結果を出せたのか?
- 結果の違いを生むのは、何なのか?
- どうすれば、同じような結果を出すことができるのか?
ということを、じっくり観察し、可能なら直接質問して、自分が納得できるまで分析すると良いです。
「3-19.心をフロー状態に保つのに役立つ考え方(15)好きとか嫌いとか関係ない」の記事でも書いているのですが、
分析対象となるのは、自分よりも良い結果を出している人「全員」であり、そこに、「好きとか嫌いとか」「年上とか年下とか」「国内とか海外とか」「男性とか女性とか」「学歴(過去の実績)があるとかないとか」「地位とか身分とか」何も関係ありません。
学べるものは、どんな人からでも素直に学ぶことが大切です。
良いところは、貪欲に取り入れる
自分よりも良い結果を出している人を、納得できるまで分析したら、次は、良いところは貪欲に取り入れると良いです。
良いところを貪欲に取り入れることは、自分を否定することではありません。
自分の過去最高を更新できたのであれば、それは誇るべき成果であり、他人の良いところを取り入れるとしても、過去最高を更新できたことを、過小評価する必要もありません。
他人が、自分よりも良い結果を出していたとしても、自分が過去最高を更新できたことは、自信をもって認めて、更に、良い結果を出した他人も潔く認めて、将来をより良いものにするために、良いところは貪欲に取り入れることが大切です。
他人の良いところを貪欲に取り入れることができれば、何歳になっても、どんな場面であっても、吸収し続けることができれば、人はいくらでも成長することが可能で、自分のゴールの達成に向けて、着実に歩を進めることができます。
まとめ
- 他人の結果に振り回されず、自分の過去最高を更新することに集中し、ゴールの達成に向けた行動を継続すること
- 自分も他人も認めたうえで、他人は分析対象として、良いところは貪欲に取り入れること
他人の結果と比較して、やる気を無くしてしまうこと、行動を止めてしまうことは、非常に勿体ないことなので、まずは、自分の過去最高を更新することに集中し、ゴールの達成に向けた行動を継続することが大切です。
そして、自分の過去最高を更新して、自分も認めたうえで、他人の良いところも貪欲に取り入れて、更に大きく成長できることで、あなたの人生がより良いものになることを、心から願っています!
- 4-25.ゴールの達成に集中する極意(23)犠牲にすることを決める
- 4-24.ゴールの達成に集中する極意(22)過去最高を更新し続ける
- 4-23.ゴールの達成に集中する極意(21)悔しさを忘れない
- 4-22.ゴールの達成に集中する極意(20)頭寒足熱(ずかんそくねつ)+おまけ
- 4-21.ゴールの達成に集中する極意(19)できることに専念する
- 4-20.ゴールの達成に集中する極意(18)ゆっくりよく噛んで食べる
- 4-19.ゴールの達成に集中する極意(17)自分を変えることに集中する
- 4-18.ゴールの達成に集中する極意(16)エントロピー増大の法則を理解する
- 4-17.ゴールの達成に集中する極意(15)足芯呼吸で気持ち良くなる
- 4-16.ゴールの達成に集中する極意(14)周辺視野を使って視る
- 4-15.ゴールの達成に集中する極意(13)全体像を見失わない
- 4-14.ゴールの達成に集中する極意(12)ちょっとを多くやる
- 4-13.ゴールの達成に集中する極意(11)無(ム)になって、行動し続ける
- 4-12.ゴールの達成に集中する極意(10)暗示を仕掛ける
- 4-11.ゴールの達成に集中する極意(9)行動計画に従う
- 4-10.ゴールの達成に集中する極意(8)とにかく最初の一歩を踏み出す
- 4-9.ゴールの達成に集中する極意(7)睡眠時間だけは削らない
- 4-8.ゴールの達成に集中する極意(6)超早起き
- 4-7.ゴールの達成に集中するのを妨げる、最大の敵は上司と会議
- 4-6.ゴールの達成に集中する極意(5)躊躇なく任せる
- 4-5.ゴールの達成に集中する極意(4)時間のためにお金を使う
- 4-4.ゴールの達成に集中する極意(3)大胆に無視する
- 4-3.ゴールの達成に集中する極意(2)爽やかに断る
- 4-2.ゴールの達成に集中する極意(1)緊急ではなく重要な課題に集中する
- 4-1.ゴールの達成に集中するには、時間・エネルギー・お金を死守すること
誰しも、他人の結果は気になるものですが、他人の結果を気にしても仕方ないので、自分の過去最高を更新することに集中し、ゴールの達成のための行動を継続することが大切です!