「4-21.ゴールの達成に集中する極意(19)できることに専念する」の記事にて、
・できないことは、一切考えないで、できることを探し、一つずつ積み重ねて欲しいこと、優先順位をつけて「できることに専念」して欲しいこと
をお伝えしましたが、本記事では、ゴールの達成に集中する極意である
・頭寒足熱(ずかんそくねつ)と併せて実践して欲しいこと(おまけ)
について詳しく解説します。
目次
「頭寒足熱(ずかんそくねつ)+おまけ」とは?
「頭寒足熱(ずかんそくねつ)+おまけ」とは、
- 頭を涼しい状態に保ち、足(とお腹)を温めること
- +冷静さを保つこと
- +考えに行き詰ったら、一時中断すること
です。
頭を涼しい状態に保ち、足(とお腹)を温めること
「頭寒足熱」とは、文字の通り、「頭を涼しい状態に保ち、足(とお腹)を温めること」です。
頭を涼しい状態に保ち、足(とお腹)を温めると良く眠れて、健康に良いと昔から言われていますが、
頭を涼しい状態に保つ(頭に熱がこもらないようにする)と、学習など頭を使った作業、考える作業を行う際に、集中することができます。
熱も出ていないのに、氷を詰めた袋を頭に当てるなど、過度に冷やす必要はありませんが、
「熱がこもらないように、涼しい状態を保つ」ことが大切です。
頭に熱がこもりだすと、頭がボーっとしてきて、頭が働かなくなってきますので、そのようなときは、涼しい場所に言ったり、涼しい風を当てることで、頭を物理的に涼しくすると良いです。
頭を涼しい状態に保つ際には、足(とお腹)は温めておいた方が良く、(足とお腹を冷やしてしまうと、お腹が痛くなり、全く集中できなくなってしまいます、、、)
「頭は涼しく、足(とお腹)は温かく」という最適なバランスを保つことが大切です。
+冷静さを保つこと
学習など頭を使った作業、考える作業を行う際には、物理的に「頭は涼しく、足(とお腹)は温かく」という最適なバランスを保つことに加えて、精神的にも、冷静さを保つことが大切です。
感情が高ぶり、興奮状態にあると、冷静に考え、判断することができなくなります。
心と体は密接に連動しているので、
「感情的になってしまっている、、、」「興奮が冷めない、、、」
と感じたら、物理的に頭を涼しい状態に保ち、気持ちも落ち着けることが大切です。
密閉された会議室などで、複数人で検討や議論をしていると、室内に熱がこもり、物理的に頭が温められて、
「冷静に考えられなくなる、、、」「感情的な発言をしてしまう、、、」
ということは、本当に良くあることなので、冷静な考えを保つうえでも、物理的に頭を涼しい状態に保てる環境で、考える作業を行うことが大切です。
+考えに行き詰ったら、一時中断すること
物理的に「頭は涼しく、足(とお腹)は温かく」という最適なバランスを保った状態で、学習など頭を使った作業、考える作業を行っていたとしても、考えに行き詰ることはあります。
そのようなときは、ムリして考え続けずに、一時中断することが大切です。
考えが行き詰った際に、ムリして考え続けても、
「良いアイデアが浮かばない、、、」「全然、答えが見つからない、、、」
場合がほとんどですので、一時中断して、時間を置いたり、場所を変えたり、誰かに相談したりした方が良いです。
脳は、「寝ているときに、その日あった出来事を整理する」ものなので、考えに行き詰ったら、寝てしまうというのも、一つの手です。(15分程度の仮眠でも、頭は本当にスッキリします)
なぜ、「頭寒足熱(ずかんそくねつ)+おまけ」が大切なのか?
なぜ、「頭寒足熱(ずかんそくねつ)+おまけ」が大切なのか?というと、
- 集中力を高めることができるから
- 集中力を維持することができるから
です。
集中力を高めることができるから
学習など頭を使った作業、考える作業を行う際には、まずは、集中力を高めて、その作業に没頭できることが大切です。
頭がボーっとしてしまうような温かい部屋では、頭を使い、考える作業に没頭できません。
足(やお腹)が冷えて、お腹が痛くなってしまっても、作業に没頭できません。
感情的になり、気持ちが高ぶっていても、作業に没頭できません。
頭を使い、考える作業に没頭するためにも、物理的に「頭は涼しく、足(とお腹)は温かく」という最適なバランスを保ち、精神的にも、気持ちを落ち着けることで、集中力を高めることが大切です。
集中力を維持することができるから
学習など頭を使った作業、考える作業を行う際には、
「一度高めた集中力を、いかに維持できるか?」「いかに、作業に没頭し続けられるか?」
ということも大切になります。
一度高めた集中力は、維持できなければ意味がありません。
頭を使い、考える作業に没頭し続けるためにも、物理的に「頭は涼しく、足(とお腹)は温かく」という最適なバランスを保ち続け、精神的にも、気持ちを落ち着け続けることが大切です。
また、集中力が切れた状態で作業を続けても、成果を残すことが難しくなりますので、集中力が切れてしまった場合には、潔く、一時中断して、時間を置いてから、場所を変え、気分を変えてから、再度集中力を高め、維持することが大切です。
どのように、「頭寒足熱(ずかんそくねつ)+おまけ」を実践すると良いか?
どのように、「頭寒足熱(ずかんそくねつ)+おまけ」を実践すると良いか?というと、
- 涼しくて新鮮な空気を取り入れる
- 5分考えてもダメなら、方針転換をする
と良いです。
涼しくて新鮮な空気を取り入れる
夏場以外であれば、早朝は、涼しくて新鮮な空気をたくさん取り入れることが可能です。(昔は、真夏でも、早朝は結構涼しかったのですが、今は、早朝でも暑さがひかないですね、、、)
私は、早朝に起きたらすぐに、涼しくて新鮮な空気をたくさん部屋に取り入れています。
また、「4-17.ゴールの達成に集中する極意(15)足芯呼吸で気持ち良くなる」の記事でご紹介した、足芯呼吸(とても長い深呼吸)を行うことで、
涼しくて新鮮な空気をたくさん体内に取り入れています。
涼しくて新鮮な空気をたくさん取り入れることで、頭を涼しい状態に保ち、頭を使い、考える作業に集中できるようになります。
冬場の早朝の空気は、涼しいというより、冷たいので、空気を取り入れる際は、足(とお腹)を冷やさないように、注意する必要があります。
私は、冬場でも早朝に、涼しくて(冷たくて)新鮮な空気を部屋にたくさん取り入れていますが、その際、ダウンジャケットを着て、更に、足には毛布を巻き付けて、頭だけを涼しい状態に保つようにしています。
たまに、妻が私の部屋を訪れて、
「この部屋、さむっ!!外やん!?頭大丈夫!?」
と言われたりしますが(泣)
頭を涼しい状態に保たないと、学習や考える作業に集中できないので、冬場であっても、涼しくて(冷たくて)新鮮な空気を、部屋に(体内に)たくさん取り入れています。
5分考えてもダメなら、方針転換をする
学習など頭を使った作業、考える作業を行っている際に、考えに行き詰ったら、一時中断することが大切とお伝えしましたが、
「5分考えてもダメ(分からない)なら、方針転換する」
と事前に決めておくと良いです。
5分考えてもダメな(分からない)ことは、10分考えても、1時間考えても、もっと時間を使っても、ダメ(分からない)です。
5分考えてもダメだった(分からなかった)場合は、方針転換して、
- 「何が分からないのか」を明らかにする
- 「誰だったら分かるのか」「何を調べたら分かるのか」を考える
- 「どのように質問すれば良いか?」「どのように調べると良いか?」を考える
と良いです。
まずは、「何が分からないのか」を明らかにすることから始めます。
「何が分からないのか」も分からない場合は、もうお手上げです(笑)
「何が分からないのか」も分からない状態で、誰かに相談しても、何を調べても、答えは分からないので、そんな時は、一旦、時間を置く、もしくは、一度、寝てしまった方が良いです。
(一度、それ以上考えることを放棄して寝ることで、脳の潜在能力に任せてみましょう!)
「何が分からないのか」が明らかになったら、次は、「誰に相談すると良いか?」「何を調べると良いか?」を考えます。
人に相談した方が速い場合も、自分で調べた方が速い場合もあるので、どちらか状況に応じて、「分からない」ことを速く解決できる方を選択すると良いです。
「誰に相談するか」「何を調べるか」が決まったら、あとは、「どのように質問すれば良いか?」「どのように調べると良いか?」を考えます。
質問の仕方、調べ方によって、「分からない」ことを解決できるスピードが変わりますので、しっかり、「何を」「どのように」質問すると良いか?調べると良いか?を考えたうえで、実行することが大切です。
ムリに考え続けても、ダメなものはダメな(分からないものは分からない)ので、5分考えてもダメ(分からない)場合は、方針転換をして、誰かに相談することで、何かを調べることで、「分からないこと」を解決すると良いです。
まとめ
- 「頭は涼しく、足(とお腹)は温かく」という最適なバランスを保つこと
- 物理的に頭を涼しい状態に保ち、気持ちも落ち着けること
- 集中力が切れてしまった場合、考えに行き詰った場合には、潔く、一時中断する、もしくは、方針転換すること
頭寒足熱(ずかんそくねつ)は、睡眠にも学習にも効果的なので、頭を涼しい状態に保つことは、本当にオススメです!
「頭は涼しく、足(とお腹)は温かく」という最適なバランスを保つことで、集中力を高め、維持しながら、頭を使って考える作業に没頭できるようになり、あなたの人生がより良いものになることを、心から願っています!
- 4-25.ゴールの達成に集中する極意(23)犠牲にすることを決める
- 4-24.ゴールの達成に集中する極意(22)過去最高を更新し続ける
- 4-23.ゴールの達成に集中する極意(21)悔しさを忘れない
- 4-22.ゴールの達成に集中する極意(20)頭寒足熱(ずかんそくねつ)+おまけ
- 4-21.ゴールの達成に集中する極意(19)できることに専念する
- 4-20.ゴールの達成に集中する極意(18)ゆっくりよく噛んで食べる
- 4-19.ゴールの達成に集中する極意(17)自分を変えることに集中する
- 4-18.ゴールの達成に集中する極意(16)エントロピー増大の法則を理解する
- 4-17.ゴールの達成に集中する極意(15)足芯呼吸で気持ち良くなる
- 4-16.ゴールの達成に集中する極意(14)周辺視野を使って視る
- 4-15.ゴールの達成に集中する極意(13)全体像を見失わない
- 4-14.ゴールの達成に集中する極意(12)ちょっとを多くやる
- 4-13.ゴールの達成に集中する極意(11)無(ム)になって、行動し続ける
- 4-12.ゴールの達成に集中する極意(10)暗示を仕掛ける
- 4-11.ゴールの達成に集中する極意(9)行動計画に従う
- 4-10.ゴールの達成に集中する極意(8)とにかく最初の一歩を踏み出す
- 4-9.ゴールの達成に集中する極意(7)睡眠時間だけは削らない
- 4-8.ゴールの達成に集中する極意(6)超早起き
- 4-7.ゴールの達成に集中するのを妨げる、最大の敵は上司と会議
- 4-6.ゴールの達成に集中する極意(5)躊躇なく任せる
- 4-5.ゴールの達成に集中する極意(4)時間のためにお金を使う
- 4-4.ゴールの達成に集中する極意(3)大胆に無視する
- 4-3.ゴールの達成に集中する極意(2)爽やかに断る
- 4-2.ゴールの達成に集中する極意(1)緊急ではなく重要な課題に集中する
- 4-1.ゴールの達成に集中するには、時間・エネルギー・お金を死守すること
冷静さを失った際に、よく「頭を冷やせ!(落ち着け!)」と言われますが、実際に、頭に熱がこもらないようにする(頭を涼しい状態に保つ)と、学習などに集中できます!その際、足(とお腹)は温めておいた方が良いです。