4-15.ゴールの達成に集中する極意(13)全体像を見失わない

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「4-14.ゴールの達成に集中する極意(12)ちょっとを多くやる」の記事にて、

・ちょっとの時間、エネルギー(気力と体力)、お金をうまく使い、集中力を維持し、記憶にも残しながらゴールの達成のために、ちょっとの行動を、少しでも多く積み重ねて欲しいこと

をお伝えしましたが、本記事では、ゴールの達成に集中する極意である

・全体像を見失わない

について詳しく解説します。

ヤミシタ

ゴールの達成に集中できなくなる要因の一つとして、「全体像を見失ってしまう」ことがあります。全体像を見失わず、全体から考えたときに、今どの立ち位置にいるのかを理解すると、今やっている行動や取り組みに集中することができます!

「全体像を見失わない」とは?

「全体像を見失わない」とは、

・全体から考えたときに、今どの立ち位置にいるのかを理解すること

です。

例えば、ビジネスでは、今、販売している商品やサービスが、

  • 導入期、成長期、成熟期、衰退期のどのステージに存在するのか?
  • 競合他社と比較した場合、商品やサービスの機能、価格、品質、納期、保証期間、使い易さ、デザイン性などの優劣はどうなっているのか?
  • 業界の中で、リーダー、チャレンジャー、ニッチャー、フォロワーのどの立ち位置なのか?
  • 市場でのシェア(実績数)や販売額の大きさはどの程度なのか?
  • 顧客の認知度、満足度、リピート率はどうなっているのか?
  • 自社において、目玉商品なのか?(注力商材なのか?)オトリ商品なのか?

などの、全体像を理解することです。

全体像を理解することで、今やっている行動や取り組みに対して、全力で集中することが可能になります。

なぜ、「全体像を見失わない」ことが重要なのか?

なぜ、「全体像を見失わない」ことが重要なのか?というと、

  • 全体像を見失うと、行動や取り組みに対して、優先順位を付けれなくなるから
  • 優先順位が決まらないと、今やっている行動や取り組みに集中できなくなるから

です。

全体像を見失っている典型的な例は、

  • アレもコレも手を出してしまう
  • 結局、何一つ中途半端な成果しか残せないで終わる

ということです。

全体像を見失い、全体を理解できていないと、

「アレもコレも重要だと感じてしまう」「アレもコレも手を出したくなってしまう」

ので、行動や取り組みに対して、優先順位を付けれなくなります。

行動や取り組みに対して、優先順位を付けれなくなると

「一つのことが終わらないうちに次のことをやってしまう」「緊急の割り込みが次から次へと入ってくる」「他の誰かからの依頼が止まらない、、、」

という状況に陥り、今やっている行動や取り組みに集中できなくなり、結局、何一つ中途半端な成果しか残せないで時間だけ過ぎ去っていきます。

ゴールの達成に集中するためにも、あなたが望んでいる成果をきっちり残すためにも、全体像を理解したうえで、優先順位を明確に決めることが重要となります。

「全体像を見失わない」ためには、どうすれば良いのか?

「全体像を見失わない」ためには、どうすれば良いのか?というと、

・今やっている行動や取り組みに対して、常に、「何のためにやっているのか?」を問いかける

と良いです。

今やっている行動や取り組みを、「何のためにやっているのか?」、すなわち、

最終的に達成したいゴールが何で、今、最終ゴールから見るとどのような立ち位置にいて、今、この瞬間に一番重要なことは何か?を、常に、問いかけ、理解することが大切です。

下記で、ビジネスでの具体例について、詳しく解説します。

「売上」と「利益」のどちらが重要か?

「売上」と「利益」のどちらが重要か?は、良くビジネスの現場でも投げかけられる疑問です。

基本的に、企業は「利益」を残さないと、維持できないので、利益の方が重要になりますが、(どれだけ売上高が多くても、利益がマイナスであれば、会社は潰れてしまいますので、、、)

商品やサービスのステージ、顧客の認知度、自社の戦略などによって、「売上」と「利益」の優先順位が変わります。

「そんなん、どっちも大事に決まってるやん!」「売上と利益に優先順位なんか付けれないよ!」

と、以前、職場の上司に言われたことがありますが、それは、全体像を見失っているからです(笑)。

商品やサービスのステージが、導入期であり、顧客の認知度がまだまだ低い場合は、何よりもまず、認知度を上げる(商品を知ってもらう)必要がありますので、

「利益」よりも「売上」を優先して、ときには、テスト販売として、利益がマイナスになったとしても、お客様に使ってもらうこと、知ってもらうことを優先する場合があります。

商品やサービスのステージが、成熟期であり、顧客の認知度が高くなった場合は、企業として、可能な限りの利益を獲得すべきときで、

「売上」よりも「利益」が優先され、「価格を下げるので買って欲しい」という手段を封印すべきときになります。

また、販売している商品やサービスが自社にとって、目玉商品なのか?(注力商材なのか?)オトリ商品なのか?でも、「売上」と「利益」の優先度が変わります。

「目玉商品(注力商材)」であれば、もちろん「利益」が優先されますし、「オトリ商品」であれば、無料でも提供して、(「売上」を優先して)顧客との取引を開始することを優先します。

一番ダメなのは、優先順位を付けないことで、

「売上も利益も大事!いかに両立できるかを考えて行動しなさい!」

と言われると、頭が混乱して、いつまでたっても行動や取り組みを始められなくなりますし、行動や取り組みに集中できなくなってしまいます。

今、この状況では、「売上」が優先、状況が●●となったら、「利益」を優先させるなど、しっかりと全体像を把握したうえで、今、この瞬間の優先順位を付け、行動や取り組みに集中できるようにすることが大切です。

(アクセルとブレーキを同時に踏むようなことはしてはいけません。「今はアクセル!」「今はブレーキ!」など、状況を見極めて、交互に使い分けることが大切です)

「既存顧客」と「新規顧客」のどちらが重要か?

「既存顧客」と「新規顧客」のどちらが重要か?という問いは、もう少し掘り下げる必要があり、

「5-6.短時間で成果を残す原則(5)活動は、新規活動1つ、維持活動1つとする」の記事でもご紹介したのですが、仕事を下記の4つに分類すると、話が分かり易くなります。

  1. 既存のお客様に、従来の商品やサービスを提供する
  2. 既存のお客様に、新しい商品やサービスを提供する
  3. 新規のお客様に、従来の商品やサービスを提供する
  4. 新規のお客様に、新しい商品やサービスを提供する

「既存顧客」と「新規顧客」のどちらが重要か?という問いは、上記の(1)~(4)のうち、どの仕事を優先させるか?ということを考えると良いです。

そして、上記の(1)~(4)のうち、どの仕事を優先させるか?は、組織や部門の役割によって決まることが多く、

  • ●●の部門は、まずは、(1) 既存のお客様に、従来の商品やサービスを提供すること。もし、チャンスがあれば、(2) 既存のお客様に、新しい商品やサービスを提供すること。※優先順位は(1) > (2)
  • ■■の部門は、まずは、(3) 新規のお客様に、従来の商品やサービスを提供すること。もし、チャンスがあれば、(4) 新規のお客様に、新しい商品やサービスを提供すること。※優先順位は(3) > (4)

などが決められており、(1)~(4)の仕事の優先順位が決まります。

もし、組織や部門の役割としては、何も決まっておらず、「とにかく、利益をあげなさい」という目標だけが定まっているとすると、

その際は、自分自身で(1)~(4)の仕事の優先順位を決めるしかありません(泣)。

私のオススメとしては、

  • まずは、「(1) 既存のお客様に、従来の商品やサービスを提供すること」を優先させ、可能な限りの利益を確保する
  • 次に、「(2) 既存のお客様に、新しい商品やサービスを提供する」か「(3) 新規のお客様に、従来の商品やサービスを提供する」のどちらが実行しやすいかを判断し、(1)だけでは、利益目標に届かない金額を、(2) or (3)で補う
  • 最終手段として、(4)を検討する(ハードルが一番高いので、できればしたくない、、、)

となります。

※(2)が良いか、(3)が良いかは、どうしてもその時々で判断が必要です。既存のお客様に対して、新しい商品やサービスを紹介できる機会が多いのであれば、(2)を優先しますし、

既存のお客様に対しては、既存の商品やサービスが導入されているので、新しい商品やサービスを紹介できる機会が少ないのであれば、(3)を優先します。

繰り返しになりますが、大切なことは、しっかりと(1)~(4)の仕事の優先順位を決めて、行動や取り組みに集中することです。

まとめ

  • 「全体像を見失わない」とは、全体から考えたときに、今どの立ち位置にいるのかを理解すること
  • 全体像を理解し、優先順位を決めることで、今やっている行動や取り組みに集中できること

仕事や日々の生活が忙しくなってくると、ついつい、全体像を見失ってしまうことがありますが、「全体像を見失わない」ことで、今やっている行動や取り組みに集中できるようになり、あなたの人生がより良いものになることを、心から願っています!

「短時間で成果を残す原則」のアイキャッチ画像

5-6.短時間で成果を残す原則(5)活動は、新規活動1つ、維持活動1つとする

4.ゴールの達成に集中したい