「4-12.ゴールの達成に集中する極意(10)暗示を仕掛ける」の記事にて、
・「暗示を仕掛ける」ことで、自分にとって「望ましい行動」ができるようになって欲しいこと
をお伝えしましたが、本記事では、ゴールの達成に集中する極意である
・無(ム)になって、行動し続ける
について詳しく解説します。
目次
「無(ム)になって、行動し続ける」とは?
「無(ム)になって、行動し続ける」とは、
あなたが、残された時間で達成したいゴールを完全に明確にし、そのゴールを達成するための、行動計画を立てたなら、
心を「揺らがず」「捉われず」あるがままの自然な状態(=フロー状態)に保ち、飄々淡々(ひょうひょうたんたん)と、ゴールの達成のために行動し続けること
です。
飄々淡々(ひょうひょうたんたん)とは、
「飄々(ひょうひょう)」と「淡々(たんたん)」を組み合わせた造語(私が勝手に使っている言葉)で、
風に吹かれているようにとらえどころがなく、あっさりとしていて冷静に物事を進めていく様子
のことです。
なぜ、「無(ム)になって、行動し続ける」と良いのか?
なぜ、「無(ム)になって、行動し続ける」と良いのか?というと、
- 自分の中から湧いてくる雑念を振り払って、行動し続けることができるから
- 周りからの甘い誘惑に惑わされずに、行動し続けることができるから
- ゴールの達成までの途中結果に一喜一憂せずに、行動し続けることができるから
です。
「とにかく最初の一歩を踏み出す」ことで、行動を起こし、「行動計画に従う」ことで、ゴールの達成に集中していたとしても、それを継続できなければ、ゴールを達成することができません。
一度決めた、あなたが残された時間で達成したいゴールを達成するまでは、自分の中から湧いてくる雑念を振り払い、周りからの甘い誘惑に惑わされず、途中結果に一喜一憂することもなく、
「無(ム)になって、行動し続ける」ことが大切です。
具体的に「無(ム)になって、行動し続ける」とは、どういうことか?
具体的に「無(ム)になって、行動し続ける」とは、どういうことか?について、
- 自分の中から湧いてくる雑念に対して
- 周りからの甘い誘惑に対して
- ゴールの達成までの途中結果に一喜一憂することに対して
一つ一つ詳しく解説します。
自分の中から湧いてくる雑念に対して
自分の中から湧いてくる雑念には、
- あぁ、ちょっとだけ隣にある本(マンガ)読みたいな、、、
- おっ、これ簡単やな。もう、やらんでも大丈夫ちゃうかな?
- これだけやれば十分やろ?ほな、Youtube(テレビ)見よう!
などがあり、気を抜くと、次から次へと沸いてきてしまうものです。
そのような雑念が頭に沸いてきたら、まずは、心を「揺らがず」「捉われず」あるがままの自然な状態に戻すことを意識してください。
深く深呼吸して、姿勢を正し、穏やかな表情をするだけでも、心は落ち着きます。
そして、まるで空気の一部、自然の一部になるようなイメージで、「無(ム)になって」ゴールの達成のための行動を再開することが大切です。
周りからの甘い誘惑に対して
周りからの甘い誘惑には、
- あなたの達成したいゴールは、本当にそれで良いの?
- もっと、簡単で、もっと、楽ができて、今のゴールより素晴らしい世界があるよ?
- あなたも、切磋琢磨し合える仲間がいる、素晴らしい世界に来ませんか?
などがあります。
これは、ゴールの達成のために、地道な努力(行動)を積み重ねているときには、特に、魅力的に感じてしまうものです。
「えっ、もっと楽しくて、楽な世界があるの!?」「こんな、地道な努力(行動)はしなくていいの!?」
という気持ちになり、ついつい、甘い誘惑に惑わされてしまいます。
人の「楽(ラク)したい」願望は、非常に強力です。
誰しもが「少しでも楽したい」と本能的には思っています。(無意識ではそう思ってしまいます)
人が本能的にもっている「楽したい」願望を、うまく突かれると、甘い誘惑にのってしまうものですので、
飄々淡々(ひょうひょうたんたん)と、甘い誘惑は、さらりと聞き流し、ゴールの達成のための行動を冷静に、一歩ずつ進めていくことが大切です。
絶対にして欲しくないことは、
あなたの判断や行動を他人に委ねてしまうこと
です。
あなたの人生は、あなたの時間、エネルギー(気力と体力)、お金は、他の誰でもないあなた自身のものなので、手放してはいけません。
あなたのゴールを達成するために、少しでも効率良くゴールを達成できるように、成功者の考え方、他の人のやり方を参考にする、有効活用するのは、良いですが、
あくまで、判断や行動の主導権はあなたにあり、他の人に渡してはいけません。
ゴールの達成までの途中結果に一喜一憂することに対して
ゴールの達成までには、様々な途中結果を目の当たりにすることになります。
- 調子が良いときもあれば、調子が悪いときもあります
- 特に、何も考えていなくても、良い結果が出ることも、必死になってやっても、悪い結果が出ることもあります
- 予期せぬアクシデントに見舞われることも、思わぬ幸運が巡ってくることもあります
ゴールの達成までの途中結果に、ついつい、一喜一憂してしまうものですが、
途中結果がどうであれ、最終的なゴールを達成できるかどうか?ということが一番大切なことなので、
飄々淡々(ひょうひょうたんたん)と、良い結果も悪い結果も気に留めることなく、どちらも、分析・学習することで、その途中結果から
「何を学べるか?」「何を改善すべきか?」「今後どう活用すれば良いか?」
ということを、冷静に考え、今、この瞬間にすべきことを、一つずつこなしていくことが大切です。
まとめ
- 「無(ム)になって、行動し続ける」とは、心をフロー状態に保ち、飄々淡々(ひょうひょうたんたん)と、ゴールの達成のために行動し続けること
- 自分の中から湧いてくる雑念を振り払い、周りからの甘い誘惑に惑わされず、途中結果に一喜一憂しないで、「無(ム)になって、行動し続ける」ことが大切であること
あなたが、ゴールを達成するうえでは、雑念、誘惑、感情の浮き沈みなど、様々な阻害要因がありますが、
心をフロー状態に保ち、飄々淡々(ひょうひょうたんたん)と、ゴールの達成のために行動し続けることで、あなたの人生がより良いものになることを、心から願っています!
- 4-25.ゴールの達成に集中する極意(23)犠牲にすることを決める
- 4-24.ゴールの達成に集中する極意(22)過去最高を更新し続ける
- 4-23.ゴールの達成に集中する極意(21)悔しさを忘れない
- 4-22.ゴールの達成に集中する極意(20)頭寒足熱(ずかんそくねつ)+おまけ
- 4-21.ゴールの達成に集中する極意(19)できることに専念する
- 4-20.ゴールの達成に集中する極意(18)ゆっくりよく噛んで食べる
- 4-19.ゴールの達成に集中する極意(17)自分を変えることに集中する
- 4-18.ゴールの達成に集中する極意(16)エントロピー増大の法則を理解する
- 4-17.ゴールの達成に集中する極意(15)足芯呼吸で気持ち良くなる
- 4-16.ゴールの達成に集中する極意(14)周辺視野を使って視る
- 4-15.ゴールの達成に集中する極意(13)全体像を見失わない
- 4-14.ゴールの達成に集中する極意(12)ちょっとを多くやる
- 4-13.ゴールの達成に集中する極意(11)無(ム)になって、行動し続ける
- 4-12.ゴールの達成に集中する極意(10)暗示を仕掛ける
- 4-11.ゴールの達成に集中する極意(9)行動計画に従う
- 4-10.ゴールの達成に集中する極意(8)とにかく最初の一歩を踏み出す
- 4-9.ゴールの達成に集中する極意(7)睡眠時間だけは削らない
- 4-8.ゴールの達成に集中する極意(6)超早起き
- 4-7.ゴールの達成に集中するのを妨げる、最大の敵は「上司」と「会議」!?
- 4-6.ゴールの達成に集中する極意(5)躊躇なく信頼して任せる
- 4-5.ゴールの達成に集中する極意(4)時間とエネルギーのためにお金を使う
- 4-4.ゴールの達成に集中する極意(3)大胆に断固として無視する
- 4-3.ゴールの達成に集中する極意(2)爽やかにハッキリと断る
- 4-2.ゴールの達成に集中する極意(1)「緊急ではなく重要な課題」に集中する
- 4-1.ゴールの達成に集中するには、時間・エネルギー・お金を死守すること
ゴールを達成するには、いかに、ゴールの達成のために「行動し続けることができるか?」が重要になります。自分の中から湧いてくる雑念や周りからの甘い誘惑に惑わされることなく「無(ム)になって、行動し続ける」ことをオススメします!