『3-17.心をフロー状態に保つ考え方(13)謙虚・懸命・堅実に生きる』の記事では、
- 謙虚に生きることで、尽きることのない学習欲を持ち、懸命に生きることで、達成感・充実感を得て、自己肯定感を高めて欲しいこと
- 堅実に生きることで、どんなに小さく些細なことでも良いので、着実に成果を残し、モチベーションを維持・向上させて、行動し続けて欲しいこと
をお伝えしました。
今回の記事も含めて複数の記事で、心を「揺らがず」「捉われず」あるがままで自然な状態=フロー状態に保つ考え方をご紹介しますが、
心をフロー状態に保つ方法や考え方に絶対的な正解はなく、どんな方法、どんな考え方でも自分が「心をフロー状態に保つ」ことができればそれで良いので、ぜひ、あなたに最適な方法、考え方で心をフロー状態に保ち、常に、自分の能力を最大限に発揮してください!
本記事では、『心をフロー状態に保つ考え方』の14個目である
・半分冗談・半分本気
という考え方をご紹介します。
私の半分は「冗談」でできていて、もう半分は「本気」でできています。「冗談」と「本気」を交互に使い分けることで、どんなことに取り組む場合でも、ものごとを「楽しく」かつ「真剣に」進めることができるので、人生を「面白く」かつ「充実した」ものにすることができます!
目次
「半分冗談・半分本気」とは?
「半分冗談・半分本気」とは、どんなことに取り組む場合でも、
ものごとに「楽しく」かつ「真剣に」取り組むこと
です。
ものごとに「楽しく」かつ「真剣に」取り組むこと
「半分冗談・半分本気」というフレーズは、
「バファリンの半分はやさしさでできている」
というフレーズが、あまりにも響きが良く、また、いつまでも頭の中にこびりついているので、(かなり古いTVCMですが、今でも頭に残っているぐらいなので、、、)
『心をフロー状態に保つ考え方』として、何か同じようなことが言えないかな?
と思い、頭を絞って考えて出てきた言葉でした。
「半分冗談・半分本気」とは、どんなことに取り組む場合でも、
・「冗談」と「本気」を交互に使い分けることで、ものごとに「楽しく」かつ「真剣に」取り組む
という考え方です。
「半分冗談・半分本気」は、みんなが「真剣に」取り組んでいるときは、少し「冗談」を言って場を和ませたくなり、みんながふざけ合っているときは、少し「本気」で注意して場を引き締めたくなる「天邪鬼」な私の性格そのものです(笑)
なぜ、「半分冗談・半分本気」で取り組むことが大切なのか?
なぜ、「半分冗談・半分本気」で取り組むことが大切なのか?というと、
どんなことに取り組む場合でも、
- 心をフロー状態に保ちながら、ものごとに取り組めるから
です。
心をフロー状態に保ちながら、ものごとに取り組めるから
何かに取り組む際に、100%「冗談」で取り組むと、それはもう、取り留めもなく、脱線しまくりで、ずっとふざけているだけの無茶苦茶なものになってしまいます。
正直、取り組み自体が成立しなくなります、、、
では、逆に、100%「本気」で、常に全力で、全身全霊を懸けて、「冗談」一切なしで取り組むと、途中で、疲労困憊してしまい、息が詰まってしまいます、、、
確かに、100%「本気」だけで取り組むのは、考えただけでもしんどいな、、、
と思われたかもしれませんが、個人での取り組みでも、複数人の取り組みでも同じで、最初から、最後まで常に100%「本気」でやりきることは困難なので、
何かに「本気」で取り組むことは、非常に大切ですが、疲労を感じたら、息が詰まってきたら、ちゃんと、「冗談」を挟み、その場を「楽しませる」「和ませる」「笑顔にさせる」ことが大切です。
「冗談」で、その場を「楽しませる」「和ませる」「笑顔にさせる」ことができ、心をリフレッシュさせることができれば、次は、また「本気」モードに切り替えて、「真剣に」集中して取り組むことができます。
このように、半分「冗談」で取り組みの中に「楽しさ」「面白さ」を見出すこと、半分「本気」でふざけや笑いなど一切なく、「真剣に」集中することを、交互に使い分けることで、何事にもメリハリをつけて取り組むことができます!
私は、昔、尊敬できる強面(こわもて)の職場の先輩から
「しんどい時こそ、大変な時こそ、辛い時こそ、笑え(ニコッ)」
と、仕事が納期前で、むちゃくちゃ大変なときに、疲労困憊で、眉間に皺をよせながら、悩ましい表情で真剣に仕事をしていた際に、満面の笑みで言われたことがあります。
そのニコッとした笑顔のあまりの清々しさに、思わずこちらも笑顔になり、心が和み、しんどかっただけの仕事が、楽しいものになり、
「さぁ、納期まで、最後のひと踏ん張りしよう!」
と気合を入れ直すことができたのを今でも鮮明に覚えています。
あの納期前のしんどい時期に、更に、
「このままでは、間に合わんやろ!」「もっと、本気でやれ!」「ミスなく最後までやりきれ!」
などと「本気」で追い打ちを掛けられていたら、途中で、逃げ出していた、潰れていたかもしれません、、、
しんどい時こそ「楽しさ」を、気が緩んだ時には「真剣さ」を織り交ぜることで、心も、マイナスの感情からプラスの感情へ、興奮状態から冷静な状態へ切り替えることができ、「揺らがず」「捉われず」あるがままで自然な状態に保てます!
どのように、「半分冗談・半分本気」で取り組むと良いのか?
どのように、「半分冗談・半分本気」で取り組むと良いのか?というと、
- 最大のポイントは、「冗談」と「本気」を交互に使い分けること
です。
最大のポイントは、「冗談」と「本気」を交互に使い分けること
どんなことにも「半分冗談・半分本気」で取り組む際の、最大のポイントは、「冗談」と「本気」を交互に使い分けることですが、
「冗談」と「本気」を同時に使ってしまうと、俳優の竹中直人さんの『笑いながら怒る人』になってしまいます(笑)
あれは、竹中直人さんが「ネタとしてされているということが明らか」なので良いですが、職場や家庭で、本気で笑いながら怒られたら、本当にどうして良いか分からなくなります、、、
特に、上司から笑いながら怒られたら、恐怖でしかありません(泣)
また、「冗談」と「本気」を同時に使ってしまうと、言っていることが嘘なのか、本当なのか良く分からなくなってしまいます、、、
「半分冗談・半分本気」という考え方が使える!と気づいてすぐの頃に、「冗談」と「本気」を同時に使ってしまっていたことがあり、母親から
あんたの言ってることは、嘘なんか、ホンマなんか分からんから、笑って良いんか悪いんかも分からへんわ!
と言われたことがあり、「冗談」と「本気」を同時に使うと、相手を混乱させてしまうことに気が付きました。
しっかりと、「冗談」は冗談と分かるように、「本気」は本気と分かるように、交互に使い分けることで、その効果を発揮することができます!
『ブログ運営者のプロフィールとは?どんな人生を生き、今何をしているのか?』の記事にて、塾の講師として働いていたことを書きましたが、
塾の講師として働いていた際に、当時の上司から
「笑いは、学びの潤滑油やで!」「真面目なのはいいけど、一本調子だと、飽きられるで!」「生徒の集中力を持続させるためにも、記憶に残すためにも、時には、冗談かまさなアカンで!!」
というアドバイスをもらいましたが、本当にその通りだと思います。
笑いは、学びはもちろん、仕事でも、普段の生活でも、どんなことに取り組む際にも、ものごとを円滑に進める潤滑油になると実感しています。
かと言って、ずっと「冗談」ばかり言っていても、楽しいことばかりをしていても、破綻してしまいますので、「半分冗談・半分本気」を交互に使い分けることで、「楽しく」かつ「真剣に」ものごとに取り組むことが大切です!
まとめ
- 「半分冗談・半分本気」とは、「冗談」と「本気」を交互に使い分けることで、ものごとに「楽しく」かつ「真剣」に取り組むこと
- 「冗談」と「本気」を同時に使うと、相手を混乱させてしまうので、必ず、「冗談」と「本気」は交互に使い分けること
- 笑いは、ものごとを円滑に進めるうえでの潤滑油となること
「冗談」と「本気」を交互にうまく使い分けることで、ものごとを「楽しく」かつ「真剣に」取り組み、楽しみながらも、きちんと成果を残せるようになることで、あなたの人生がより良いものになることを、心から願っています!