『4-22.ゴールの達成に集中する極意(20)頭寒足熱(ずかんそくねつ)+おまけ』の記事では、
- 頭を使って考える作業を行う際は、「頭は涼しく、足(とお腹)は温かく」という最適なバランスを保つことで、集中力を高め、維持して欲しいこと
- 物理的に頭を涼しい状態に保つことで、精神的にも冷静さを保ち、考えに行き詰ったら、潔く、一時中断・方針転換して、ゴールの達成に集中して欲しいこと
をお伝えしました。
今回も含めて複数の記事で、
どのように、時間、エネルギー(気力と体力)、お金を、「人生のゴール」を達成するために、「本当に大切な人」「本当に重要なこと」のために集中投下すれば良いのか?
という『ゴールの達成に集中する極意』について、詳しく解説しますので、あなたが日常生活で、仕事をするうえで、「使える!」と思ったものは、どんどん実践してみてください!
『ゴールの達成に集中する極意』の21個目は、
・いつまでも、悔しさを忘れない
について詳しく解説します。
過去に経験した「悔しい気持ち」は、行動を起こし、その行動を継続するための、強いモチベーションになるので、未来のために活かすことが大切です! 「悔しい想い」をすればするほど、未来をよりよくするための行動量を増やすこと、その行動を維持することができます!
目次
「いつまでも、悔しさを忘れない」とは?
「いつまでも、悔しさを忘れない」とは、
- 「悔しい気持ち」を未来へ活かすこと
- 過去を引きずることではない
です。
「悔しい気持ち」を未来へ活かすこと
何かを達成できなかったとき、何かに挫折してしまったとき、何か過ちを犯してしまったとき、
- 何で、できなかったのか、、、。あと少しだったのに、、、。
- 何で、諦めてしまったのか、、、。可能性はゼロではなかったのに、、、。
- 何で、あんなことをしてしまったのか、、、。冷静になれれば、しなかったのに、、、。
など、とても「悔しい気持ち」をすることになります。
「悔しい気持ち」は、あなたの将来をより良くするための肥やしです。
「悔しい気持ち」が大きければ大きいほど、
- もう、二度とこんな想いはしたくない!
- だから、次は、絶対に達成してみせる!
- 何があっても諦めたりしない! 同じ過ちは絶対に繰り返さない!!
という強いモチベーションが沸いてきます。
「悔しい気持ち」は、できればしたくないもので、「悔しさ」は忘れてしまいたいものですが、
「悔しい想い」をしたからこそ行動を起こせる、継続できる、耐えられる
ことが多くあるので、「いつまでも、悔しさを忘れない」で、「悔しい気持ち」を未来へ活かすことが大切です。
私も、過去を振り返りたくないほど、もどかしくてたまらい「悔しい気持ち」を持っていますが、「悔しい気持ち」を過去を後悔するために使うのではなく、未来をより良くするためにうまく活用しています!
過去を引きずることではない
「いつまでも、悔しさを忘れない」というのは、
あのとき、●●しておけば良かった、、、
とか
▲▲さえなければ、諦めなかったのに、、、
とか
■■さんが、あんなことするから、感情的になってしまってん!?
など、誰かの、何かのせいにしたり、いつまでも、過去を引きずることではありません。
起こってしまったこと、過ぎたことは、どう頑張っても、変えられません。
過去を引きずることは、あなたの貴重な時間、エネルギー(気力や体力)、ときにはお金までも、ムダにしてしまいます。
『4-21.ゴールの達成に集中する極意(19)できることに専念する』の記事でも書いているのですが、
・できないことをいくら考えても仕方がなく、将来のために、できることはいくらでもある
ので、良くも悪くも、せっかく味わった「悔しい気持ち」は、100%未来のために活かすことが大切です。
過去に起こった事実は、どう頑張っても変えられませんが、過去に起こった事実を、「どのように捉えるのか?」「どうやって未来に活かすのか?」はすべて自分次第であり、いかようにも意味づけして、いくらでも活用できます!
なぜ、「いつまでも、悔しさを忘れない」ことが大切なのか?
なぜ、「いつまでも、悔しさを忘れない」ことが大切なのか?というと、
- 「悔しい気持ち」は、強いモチベーションになるから
- 同じ過ちを繰り返さなくなるから
です。
「悔しい気持ち」は、強いモチベーションになるから
上述した通り、何かを達成できなかったとき、何かに挫折してしまったとき、何か過ちを犯してしまったときなどに、経験した「悔しい気持ち」は、強いモチベーションになります。
「もう、二度とこんな想いはしたくない!」「絶対、●●したくない!!」
という、ネガティブな気持ちは、
「▲▲したいな~」「■■できればな~」
などの、ポジティブな気持ちの数十倍、数百倍(それ以上!?)と比べモノにならないほど、強いモチベーションになります。
強いモチベーションを維持して、将来をより良くするための行動量を増やせる、行動を継続できるのであれば、ネガティブな感情を利用しない手はないです!
『ブログ運営者のプロフィールとは?どんな人生を生き、今何をしているのか?』の記事でも書いているのですが、
私は、大学受験に失敗しています。(第一志望の大学に入れませんでした、、、)
大学受験に失敗したことは、私にとって、非常に大きな挫折であり、
「もう、二度と、あんなに悔しい想いはしたくない!!」
と十数年たった今でも、非常に強く想います。
今でも、何かに取り組むとき、大学受験に失敗した「悔しい気持ち」が鮮明に蘇ってきて、
- あんな悔しい想いをしたく無いから、行動量をもう少し増やそう!行動を継続しよう!
- 大学受験では、勉強の仕方がマズかったから、行動の仕方にも気をつけよう!
- 少しでも短時間で成果を残せるように、成功者の思考を素直にパクろう!
と心の底から思います。
大学受験に失敗したのは、もう十数年前になりますが、「もう、二度とあんなに悔しい想いはしたくない!」というネガティブな感情は、今でも全く消えない(それ以上の時間が経過しても消えない)ほどの、強いモチベーションなっています!
同じ過ちを繰り返さなくなるから
何か過ちを犯してしまったとき、そのときの「悔しい気持ち」「後悔の気持ち」「惨めな気持ち」は、一生忘れることがないと思いますが、「いつまでも、悔しさを忘れない」ことで、同じ過ちを犯してしまうことを防げるようになります。
人は、良くも悪くも、時間の経過とともに、忘れる生き物で、
過ちを犯してしまったことと、そのときの「悔しい気持ち」「後悔の気持ち」「惨めな気持ち」は、一生忘れられないとしても、時間の経過とともに、記憶や感情が薄くなってしまうものです。
「悔しい気持ち」「後悔の気持ち」「惨めな気持ち」が薄くなると、同じ過ちを犯してしまう可能性が増えるので、定期的に(基本は毎日)そのときの記憶と感情を鮮明に思い返すことで、同じ過ちを繰り返さないことが大切です!
「いつまでも、悔しさを忘れない」で、どう活用すれば良いのか?
「いつまでも、悔しさを忘れない」で、どう活用すれば良いのか?というと、
- 「自分を変える」ことを決断するために使う
- 「新しいことに挑戦する」ための勇気にする
- 「行動を継続する」ためのモチベーションにする
と良いです。
「自分を変える」ことを決断するために使う
何かを達成できなかった、何かに挫折してしまった、何か過ちを犯してしまった、ということは、「自分を変える」必要があるということです。
自分を変えなければ、達成できなかったことを達成することも、挫折してしまったことをやり直すことも、過ちを繰り返さないようにすることも、できません。
「いつまでも、悔しさを忘れない」ことで、「悔しい気持ち」を
- 絶対に、自分を変える!
- 自分を変えて、もう一度奮起する!
- ゴールを達成できるまで、自分を変え続ける!
ことを決断するために利用すると良いです。
誰にとっても、今までの「自分を変える」ことには勇気が必要ですが、自分を奮い立たせて勇気を出して決断するためにも「悔しい気持ち」を活用すると良いです!私は大学受験失敗の強烈な「悔しい気持ち」をいつも活用して決断しています!
「新しいことに挑戦する」ための勇気にする
「自分を変える」ということは、これまでにしてこなかった「新しいことに挑戦する」ということを意味します。
今までと同じことをしていては、「自分を変える」ことはできません。
「新しいことに挑戦する」ということは、
- 新しい知識や経験を、ゼロから積み上げていく
- 新しい人間関係を構築する
- 当然、分からないことだらけで、困難にも直面し、批判もたくさん受ける
ことになり、最初の一歩を踏み出すのに、勇気が必要ですが、
「もう、二度と、あんな悔しい想いはしたくない!!」
という「悔しい気持ち」を、「新しいことに挑戦する」ための勇気に変えると良いです。
今まで経験したことがない「新しいことに挑戦する」前は、誰でも未知のことに対する恐怖を感じるものですが、ぜひ、その恐怖を上回るぐらいの「悔しい気持ち」を思い出し、「新しいことに挑戦する」ための勇気に変えてください!
「行動を継続する」ためのモチベーションにする
自分を変えて、新しいことに挑戦し、今まで達成できなかったゴールを達成するためには、多くの行動量と、その「行動を継続する」必要があります。
「行動を継続する」には、
- 何が何でも、絶対に達成してやる!
- どんな困難に直面しても、絶対に諦めない!行動をやめない!
- 批判はありがたく受け止めて、改善すべきところは改善しながら、絶対やり遂げる!
という強いモチベーションが必要です。
何年経っても消えないような、強いモチベーションを生むには、ネガティブな感情をうまく利用することが得策であり、「絶対、●●したくない!」という「悔しい気持ち」を、「行動を継続する」ための強いモチベーションにすると良いです。
これまで達成できなかったゴールを達成するために、自分を変えて、新しいことに挑戦していると、数多くの試練に遭遇しますが、その都度、「絶対、●●したくない!」という「悔しい気持ち」を思い出し、試練を乗り越える力にしてください!
まとめ
- 「悔しい気持ち」は、あなたの将来をより良くするための肥やしであること
- 「もう、二度とあんな想いはしたくない!」というネガティブな感情は、行動量を増やすための、行動を継続するための強いモチベーションになること
- 「悔しさ」を、自分を変えるために、新しいことに挑戦するために、うまく利用すること
「もう、二度とあんな想いはしたくない!」という「悔しい気持ち」は、非常に強いモチベーションになるので、それを将来をより良くするための行動に変えることで、
今まで達成できていなかったゴールを達成するための「行動を継続できる」ようになり、あなたの人生がより良いものになることを、心から願っています!