5-12.短時間で成果を残す原則(11)課題解決より「課題設定」にこだわる

『5-11.短時間で成果を残す原則(10)便利なフレームワークを利用する』の記事では、

  • 何かの分析や検討を行う際に、すべてをゼロから自分で考えるのではなく、便利なフレームワーク(思考の枠組み)に沿って、自分の頭で考えて欲しいこと
  • 便利なフレームワークを利用することで、抜け漏れがなく、質の高い(要点を抑えた)分析・検討をして、その結果を、複数人で共通認識として共有して欲しいこと

をお伝えしました。

今回も含めて複数の記事で、具体的に『短時間で成果を残す原則』について、詳しく解説しますので、あなたが日常生活で、仕事をするうえで、「使える!」と思ったものは、どんどん実践してみてください!

『短時間で成果を残す原則』の11個目は、

・課題解決より「課題設定」にこだわる

です。

ヤミシタ

私たちは、目の前に課題(解決すべき問題)を与えられると、ついつい、すぐにその課題を解決したくなってしまいます、、、 しかし、目の前の課題にすぐに飛びつくのをグッと抑えて、「この課題に取り組む価値はあるのか?」ということを自問自答してみることが大切です!

課題解決より「課題設定」にこだわるとは?

課題解決より「課題設定」にこだわるとは、

目の前に与えられた課題(解決すべき問題)をすぐに解くのではなく、

「この課題に取り組む価値はあるのか?」と自問自答してみること

です。

「この課題に取り組む価値はあるのか?」と自問自答してみること

私たちは、小さい頃からの義務教育で、たくさんの課題(解決すべき問題)が与えられ、課題の解き方を徹底的に学んできました。

義務教育

「この課題は、こう解くのが良いよ!」「このような解き方もあるで!」「制限時間内に、より多くの課題を解けた方が良いんだよ!!」

など、「課題をどのように解けば良いのか?」ということを、小学校、中学校、高校、そして、大学に入り、自分でテーマを決めて、論文を書くようになるまでは、授業を通じて、テストを通じて、教え込まれてきました。

なので、私たちは、無意識のうちに

  • 目の前の課題は、当然、解くべきものである
  • より多くの課題を、より短い時間で解けた方が良い
  • 課題は、自分以外の誰かから与えられるもの

と考えてしまいます、、、

あなた

えっ!? 解いたらアカン課題(解かない方が良い課題)とかあるの!?

と思われたかもしれませんが、

ビジネスでは、

  • 目の前の課題を解く前に、「本当に自分の時間、エネルギー(気力と体力)、お金を集中投下する価値があるのか?」を見極めること
  • 多くの課題を解くのではなく、より少ない課題を解くことで、より多くの成果を残すこと
  • 与えられた課題を解くのではなく、自分で課題を選び抜くこと

の方が重要となります。

目の前の課題に対して、盲目的に解決しようとしてはいけません。

目の前の課題を解決したい気持ちをグッと抑えて、「本当に自分の時間、エネルギー(気力と体力)、お金を集中投下する価値があるか?」という問いかけをして、

答えが「No」の場合は、華麗にスルーする必要があります。

多くの課題を解くことを考えてはいけません。

『5-2.短時間で成果を残す原則(1)Less is More』の記事でも書いているのですが、取り組む課題がより少ないほど、その結果はより良いものになります。

そして、課題は与えられるものではなく、自分で選び抜くもの、自分で決めるものです。

義務教育では、課題の解き方は教えてくれても、

  • 多くの課題から、どのように、自分が注力すべき課題を選び抜けば良いのか?
  • 課題が明らかでない場合、どのように自分で課題を設定し、決めれば良いのか?

ということは、教えてくれませんでした、、、

しかし、もう子供ではないので、自分が取り組むべき課題は、自分で決めるしかありません(泣)

ヤミシタ

ビジネスにおいて、課題は「自分以外の誰かから与えられて、解くべきもの」ではなく、「解くべき価値があるか、自分で考えて選び抜くもの」となります! 「いきなりそんなこと言われても、、、」と思われたかもしれませんが、少しずつでも良いので、これからは、課題解決より「課題設定」にこだわってください!

なぜ、課題解決より「課題設定」にこだわることが大切なのか?

なぜ、課題解決より「課題設定」にこだわることが大切なのか?というと、

  • 「どの課題を解決するのか?」によって、得られる成果が全く異なる

からです。

「どの課題を解決するのか?」によって、得られる成果が全く異なる

『2-7.自分の人生を生きるには「自分にとっての課題以外を全部無視する」』ことの記事でも書いているのですが、

問題とは、「ありとあらゆる困りごと」のことで、世の中には、無数にあるので、すべての問題を解決するのは、不可能です。

私、個人のことだけを考えても、問題(ありとあらゆる困りごと)を列挙すると、キリがありません、、、

ヤミシタ

「あぁ、もっとモテたい、、、」「若い女性からキャーキャー言われてみたい、、、」「マンガみたいにいきなり、見知らぬ人から告白されてみたい、、、」

などなど、問題(というより妄想に近いですね、、、しょーもない妄想して、すいません)は、いくらでも出てきますが、

それらの問題を、すべて解決する必要はありません。

というより、私たちの時間、エネルギー(気力と体力)、お金には限りがあるので、すべての問題を解決できないどころか、解決できない問題がほとんどです。

なので、「問題(ありとあらゆる困りごと)」の中から、「課題(解決すべき問題)」を、自分自身で選び抜く必要があります。

自分にとって

あなた

「本当に大切な人は誰なのか?」「本当に重要なことは何なのか?」

を考え、自分の時間、エネルギー(気力と体力)、お金を集中投下すべき対象を決めなければいけません。

ヤミシタ

私の場合で言うと、そりゃ、本心ではモテたいですけど、それは「本当に重要なこと」ではありませんし、若い女性や見知らぬ人からキャーキャー言われたりもしてみたいですけど、「本当に大切な人」たちでもありません、、、

そして、「どの課題を解決するのか?」で、得られる成果が全く異なります。

世の中には、どれだけ一生懸命働いても裕福になれない人たちがいる一方で、少ない労力で、大富豪になれている人たちもいます。

どれだけ長時間働いても、お金を稼ぎにくいビジネスモデルもあれば、短時間でお金を稼ぐことができるビジネスモデルもあります。

もともと生まれながらにして裕福な方々もいますが、一部の例外は除いて、

「どの課題を解決するのか?」、すなわち、「何に、時間、エネルギー(気力と体力)、お金を集中投下するか?」で、結果の違いが生まれます。

ヤミシタ

お金を稼ぎたいのであれば、お金を稼げるビジネスモデルに取り組む必要がありますし、短時間で成果を残したいのであれば、短時間で成果を残すことができる課題に取り組むことが必要です!

どのように、課題解決より「課題設定」にこだわると良いのか?

どのように、課題解決より「課題設定」にこだわると良いのか?というと、

  1. 課題解決より「課題設定」にこだわる必要性を理解する
  2. 達成したいゴールを完全に明確にし、自分の課題以外を全部無視する
  3. 「良循環を起こせる」「センターピンとなる」課題を選び抜く

と良いです。

課題解決より「課題設定」にこだわる必要性を理解する

課題解決より「課題設定」にこだわる必要性に関しては、上述した通りですが、

・取り組む課題により、残せる成果が全く異なること

を強く意識して、今一度、

  • 目の前の課題に安易に飛びつかないこと
  • より多くの課題に(手当たり次第)取り組もうとしないこと
  • 自分以外の誰かから課題を与えてもらうのではなく、課題は自分で選び抜くこと

を肝に銘じることが大切です。

ヤミシタ

あなたの時間も、エネルギー(気力と体力)も、お金も、めちゃくちゃ貴重なものですので、本当に解くべき価値のある課題だけに、自分の時間、エネルギー(気力と体力)、お金を集中投下するようにしてください!

達成したいゴールを完全に明確にし、自分の課題以外を全部無視する

課題解決より「課題設定」にこだわる必要性を理解した後は、本当に達成したいゴールを完全に明確にする必要があります。

・課題(解決すべき問題)= ゴールと現状のギャップ

なので、ゴールが完全に明確にならなければ、自分にとっての課題(解決すべき問題)も決まりようがありません、、、

そして、ゴールを達成するためには、自分にとっての課題(解決すべき問題)に対して、時間、エネルギー(気力と体力)、お金を集中投下する必要がありますので、

・自分にとっての課題(解決すべき問題)以外全部無視する

ことが大切です。

あなたの人生=残された時間は、他の誰でもないあなた自身のものなので、

自分で設定したゴールを達成するために、自分にとって「本当に大切な人」「本当に重要なこと」のために、全身全霊を注いでも、何の問題もありません。

ヤミシタ

自分にとっての課題(解決すべき問題)以外を、全部無視するというのは、もちろん「人に迷惑をかけまくっても良い」という意味ではなく、「自分の人生を大切にして欲しい」「自分の人生を生きて欲しい」という心からの願いになります!

「良循環を起こせる」「センターピンとなる」課題を選び抜く

達成したいゴールを完全に明確にして、自分にとっての課題以外を全部無視したうえで、残った課題(解決すべき問題)の中から、

・「良循環を起こせる」「センターピンとなる」課題を選び抜くこと

が大切です。

『5-4.短時間で成果を残す原則(3)良循環を起こす』や『5-5.短時間で成果を残す原則(4)センターピンを倒す』の記事でも書いているのですが、

課題の中には、

  • 一つ解決すれば、それがきっかけとなり、次から次へと良い結果を生むことができるような「良循環を起こせる」課題
  • たった1つのことを解決できたら、その他はすべてうまくいくような「センターピンとなる」根本課題

が存在します。

「良循環を起こせる」「センターピンとなる」課題を選び抜くには、

  • どうすれば、悪い循環を断ち切り、良い循環を発生させることができるか?
  • これさえ解決すればうまくいくような根本課題は何か?
  • この人さえ説得すれば、他の人もみんな納得してくれるようなキーパーソンは誰か?

常に考え、自問自答して、試行錯誤するしかありません。

そもそも「良循環を起こせる」「センターピンとなる」課題を選び抜くという意識がなければ、「良循環を起こす」ことも、「センターピンを倒す」こともできません。

ヤミシタ

そして、「良循環を起こせる」「センターピンとなる」課題を見つけることができたら、その課題を解決することに、時間、エネルギー(気力と体力)、お金を集中投下することが大切です! 一心不乱にその課題だけに集中すべきで、道草を食ってる暇も、よそ見をしている場合でもありません!

まとめ

  • 取り組む課題によって、残せる成果が全く異なるので、課題解決より「課題設定」にこだわること
  • 目の前の課題に安易に飛びつかないこと。多くの課題を解決しようとしないこと。時間、エネルギー(気力と体力)、お金を集中投下する価値がない課題はスルーすること
  • 達成したいゴールを完全に明確にし、自分にとっての課題以外を全部無視すること。そのうえで、「良循環を起こせる」「センターピンとなる」課題を選び抜くこと

「目の前の課題を当然のごとく解く」ということは、一見すると悪いことではないように感じますが、取り組む課題によって残せる成果が全く異なりますし、

あなたの時間、エネルギー(気力と体力)、お金は有限なので、課題解決より「課題設定」にこだわることで、あなたの人生がより良いものになることを、心から願っています!

5.短時間で成果を残したい