『3-5.心をフロー状態に保つには、どうすれば良いのか?』の記事では、
心を「揺らがず」「捉われず」あるがままで自然な状態=フロー状態に保つために、
- いつも笑顔で、深呼吸して呼吸を整え、背筋を伸ばして姿勢を正して欲しいこと
- 過去にも、未来にも縛られず、今、この瞬間に100%集中して生きて欲しいこと
- 「誰か」や「何か」と比較せずに、自分の人生=時間を大切にして欲しいこと
- 自分がして欲しいと思うことは、何よりもまず他人にそうしてあげて欲しいこと
- 寝ても覚めてもワクワクしてしまうほど好きなことに無我夢中になって欲しいこと
- 「良い点」も「悪い点」も含め「ありのままを認めて」人を愛して欲しいこと
- 自分自身の「過ち」や「誤り」に気づいた時は、素直に謝って欲しいこと
- 誰かに謝られたら、その人を許して、更には、応援してあげて欲しいこと
- すべての人やモノの、存在自体を敬い(尊敬し)、存在自体に感謝して欲しいこと
をお伝えしました。
心をフロー状態に保つ方法をたくさんご紹介しましたが、心をフロー状態に保つ考え方は、まだまだありますので、今回の記事も含めて複数の記事で詳しく解説していきます。
心をフロー状態に保つ方法や考え方に絶対的な正解はなく、どんな方法、どんな考え方でも自分が「心をフロー状態に保つ」ことができればそれで良いので、ぜひ、あなたに最適な方法、考え方で心をフロー状態に保ち、常に、自分の能力を最大限に発揮してください!
本記事では、『心をフロー状態に保つ考え方』である
・(1)「失敗促進」(2)「ハッハッハッ」と笑い飛ばす
という2つの考え方をご紹介します。
『心をフロー状態に保つ考え方』の1つ目は、「失敗促進」で、これは、「自らに失敗を促進する(うながす)こと」です。『心をフロー状態に保つ考え方』の2つ目は、「ハッハッハ」と笑い飛ばすことで、これにより、想定外のことに直面しても心が動揺しなくなります!
目次
「失敗促進」とは?
「失敗促進」とは、「失敗」を自らに「促進する(うながす)」ことであり、
- 失敗を、少しでも早く、多く経験するために、自ら進んで求めること
です。
失敗を、少しでも早く、多く経験するために、自ら進んで求めること
『心をフロー状態に保つ考え方』の1つ目は、「失敗」を自らに「促進する(うながす)」、すなわち、
・「失敗」は、「なるべくしない方が良い避けるべきもの」ではなく、「少しでも早く、多く経験した方が良い、自ら進んで求めるべきもの」である
と考えて、
・「失敗」を少しでも早く、多く経験するために、自ら進んで求める
という考え方です。
「失敗」を自ら進んで求めるって、正気か!? 自ら「失敗」しに行くとか、気が狂ってるとしか思われへんで!?
と少し驚かれたかもしれませんが、
これは、『2-2.人生のゴールの見つけ方(1)自分の葬式を想像してみる』の記事でもご紹介した、マイケル・マスターソン 著 『大富豪の仕事術』の中で紹介されている考え方で、
何かのスキルを修得するには、自ら進んで間違え、失敗をがまんすること
マイケル・マスターソン 著 『大富豪の仕事術』(2012)
とあります。
人は、「絶対に、失敗したくない!」「できれば、失敗を避けたい、、、」と思っているときほど、失敗してしまったときに、心が動揺してしまうものです。
しかし、「失敗」に対する考え方を変えて、
「あぁ、失敗したい、、、」「どうしても、失敗したい!」「早く、多く失敗して、たくさんのことを学びたい!!」
という考え方ができれば、
本当に「失敗」したとしても、脳がすでに失敗歓迎モード、すなわち、分析・学習モードになっているので、心が動揺することもなく、落胆するヒマもなく、
- 「よっしゃ、失敗した! っで、今回の失敗は何が原因か? 根本原因は何やろ?」
- 「この失敗からどんな気づきや学びが得られる? っで次はどう対策するのが良い?」
というように、「失敗」から気づきや学びを得て、今後に活かすために「失敗」をしゃぶり尽くすことができるようになります。
私はかなりのビビりであり、「失敗」することに対しても、「できれば避けたい、、、」と思っていましたが、この考え方を知ってからは、「挑戦と失敗から貪欲に学びたい!」と切望するようになり、何事にも挑戦し、十中八九経験する「失敗」から気づけるもの、学べるものは何でも吸収したいと考えています!
なぜ、「失敗」を自らに「促進」した方が良いのか?
なぜ、「失敗」を自らに「促進」した方が良いのか?というと、
- 「失敗」によって、最も多くを学ぶことができるから
- 早く「失敗」するほど、スキルを修得できるスピードが速まるから
です。
「失敗」によって、最も多くを学ぶことができるから
マイケル・マスターソン 著 『大富豪の仕事術』の中で、
私たちは、(いかなる企業においても)途中で失敗することによって、最も多くを学ぶことになる
マイケル・マスターソン 著 『大富豪の仕事術』(2012)
とあります。
私は、これを読んだとき、正にその通りだと思い、今までの経験を振り返ってみても、
・うまくできたときより、失敗したときの方が、比較できないほど多くのことを学べる
ことが分かります。
仕事でも、全体としてうまくできた際は、上司などから
ようやく、その仕事終わったんやね!お疲れ様!良く頑張ったね!!
などと言われることがほとんどで、仮に、部分的にはうまくできなかったことがあったとしても
全体的にうまくできたかもしれんけど、何かうまくできなかったこともあるやろ! それらを徹底的に洗い出せ!
と言われることは皆無です。(少なくとも、私の経験ではありません、、、)
しかし、仕事で、クレームが発生するなどの「失敗」をしたら、上司などから
何でクレームが発生したんや? その原因を抜け漏れなく洗い出して、一つ一つに対する対策を考えろ! 小さな原因には、すぐにできる対策を、大きな原因には、抜本的な対策を考えて、短期と中長期に分けて改善策を実行するんやで!!
と間違いなく言われます(泣)
「成功」に対しては、「なぜ、成功したのか?」「成功の陰に隠れている失敗は無いのか?」などが見過ごされがちですが、
「失敗」に対しては、「なぜ、失敗したのか?」「失敗の原因を隅々まで抜け漏れなく洗い出せたのか?」を必ず調査して、報告する必要がありますので、
必然的に「失敗」からの方が、多くの「気づき」や「学び」を得られます。
「失敗」してクレームなどを発生させてしまったら、当然、お客様には叱られますし、社内外含めて非常に多くの関係者に迷惑をかけてしまうことになります。だからこそ、「二度と同じ失敗を起こさない!」と強く想い、真剣に失敗の分析や対策を行うことができますし、その分、気づきや学びも多く得られます!
早く「失敗」するほど、スキルを修得できるスピードが速まるから
マイケル・マスターソン 著 『大富豪の仕事術』の中で、
間違いを犯し、その失敗で苦しむ時期が早ければ早いほど、そのスキルを修得できるスピードが速まる。
マイケル・マスターソン 著 『大富豪の仕事術』(2012)
とあります。
何かのスキルを少しでも速く修得したいときは、少しでも早く「失敗」をした方が良いです。
いやいやいや、心の準備もあるし、ちょっと待ってよ、、、
と思われた場合は、
一度、深ーーーく深呼吸をして、気持ちを落ち着けたら、すぐにでも、「失敗」することを前提にして、スキルを修得するための行動を始めてください!
「失敗」することを前提にしておけば、本当に「失敗」した際も、
ほら、「失敗」した! っで、どうすればもっと上達できる??
というように、「失敗」したことに対して、心が「揺らぐ」ことも「捉われる」こともなく、いち早く切り替えて、スキルを修得するための次の行動を起こすことができます。
結局、スキルを修得する過程では、遅かれ早かれ「失敗」を経験することになります。
スキルを修得するには、「失敗」から気づきや学びを得ながら上達するしかありません。
「失敗」を経験するのが遅ければ遅いほど、気づきや学びを得るのが遅くなるので、どうせ「失敗」を経験するなら、早ければ早いほどお得です。
「失敗」を経験するのが早ければ早いほど、気づきや学びを得るのが早くなり、得られた気づきや学びから、更に、多くの新しい挑戦と「失敗」をできるので、より多くの気づきや学びを得ることも可能となります。
より早く、より多くの「失敗」を経験し、より早く、より多くの気づきや学びを得ることができれば、もちろん、スキルの修得も速まります。
確かに、早く「失敗」を経験することは少し怖いことではありますが、「情熱」と「勇気」をもって「失敗」を覚悟して挑戦できれば、多くの気づきと学びが得られます。そして、一度、「失敗」から得られるモノの大きさを実感できれば、「失敗」が怖くも何ともなくなり、「失敗」を自ら求められるようになります!
どのように、「失敗」を自らに「促進」すると良いのか?
どのように、「失敗」を自らに「促進」すると良いのか?というと、
- 「早く」「うまく」「安く」失敗する
と良いです。
「早く」「うまく」「安く」失敗する
「失敗」を、自ら進んで求める際のポイントは、「早く」「うまく」「安く」失敗することです。
「早く」「うまく」「安く」って吉野家の牛丼と一緒やん!?
と思わずツッコまれたかもしれませんが、本当に「早く」「うまく」「安く」三拍子揃って失敗すると良いです!
「早く」失敗するとは、ゴールを達成する過程において、終盤で取り返しのつかない失敗をしないためにも、なるべく早い段階で失敗を洗い出しておく(経験しておく)ということです。
なるべく早い段階で失敗し、改善することができれば、残りの時間をムダしてしまうことがなくなります。
逆に、終盤で取り返しのつかない失敗をしてしまうと、
あぁ、終わった、、、。もう、どうすることもできへん、、、
という事態に陥ってしまう可能性もありますので、「早く」失敗することが一番肝心です。
「うまく」失敗するとは、何も考えずにただ失敗するのではなく、
「こうすれば、こうなるのでは?」という仮説を持ったうえで実験し、得られた結果から、仮説のどこが正しく、どこが間違っているかを検証できるようにするということです。
さっきは、とにかく「早く」失敗した方が良いって言ったやん!?
と思われたかもしれませんが、何かしらの仮説だけはもって、「早く」「うまく」失敗してください!
仮説をもって実験することを繰り返せば、どんどん仮説の立て方がうまくなり、どんどん「うまく」失敗できるようになり、「失敗」から気づきや学びを得ることもうまくなっていきます。
「安く」失敗するとは、まずは、なるべくお金をかけずに試作品などを作り、売れるかどうかを試し、試作品などの改善を繰り返すことで、売れる状態にするということです。
お金をかけて大量生産するのは、
「これは売れる!」(売れるに違いない!!)
というアイデアを思いついたときではなく、
「ホンマに売れた!」(スゴイ欲しがられた!!)
ということが、試作品の販売テストから実際に分かったときです。
「これは売れる!」(売れるに違いない!!)というアイデアを思いついたら、すぐに試作品をつくり、実際に売れるかどうか、販売テストを行うことが大切で、
もし、販売テストをしても売れなかった場合は、
- 試作品の改善を繰り返し、売れる状態にするか
- 試作品の改善を繰り返しても売れない場合は、大きなお金をかける前に、潔く撤退し、次のアイデアを考えるか
のどちらかを選択しましょう!
失敗したら、誰かに何かを言われたり、時には叱られたり、笑われたり、バカにされたりするかもしれませんが、それらのデメリットよりも、「失敗することで得られる貴重な経験、気づき、学び」などのメリットの方が、圧倒的に多いです!
「ハッハッハッ」と笑い飛ばすとは?
「ハッハッハッ」と笑い飛ばすとは、
- 想定外のことが起こった際に、心の中で「ハッハッハ」と笑い飛ばすこと
です。
想定外のことが起こった際に、心の中で「ハッハッハ」と笑い飛ばすこと
『心をフロー状態に保つ考え方』の2つ目は、
・想定外のことが起こった際に(自分にとって望ましくないことが起こった際に)、心の中で「ハッハッハッ」と笑い飛ばす
という考え方です。
まず、初めに注意点ですが、「ハッハッハッ」と笑い飛ばすのは、あなたの心の中だけにしてください!
いやいや、そんなん当たり前やから、、、。いきなり、「ハッハッハッ」って笑い出したら、周りの人はびっくりするやろ、、、
と思われたかもしれませんが、
実は、私は、「ハッハッハッ」と笑い飛ばすことを心掛けて練習するなかで、思わず「ハッハッハッ」と大きな声を出して、笑ってしまったことがあります、、、(泣)
なんで、笑ってんねん!?
と、直接、言葉で言われた訳ではありませんが、周囲から冷たい視線で、無言の言葉を受けました、、、
本当に声に出して「ハッハッハ」と笑ってしまうと、場合によっては不謹慎であり、相手がいると、その相手を激怒させてしまうかもしれませんし、
激怒まではいかなくても、いきなり「ハッハッハッ」と笑われることで、良い感情を持つ人はいないということを身を持って体験しています、、、
これも、マイケル・マスターソン 著 『大富豪の仕事術』の中で紹介されている考え方ですが、
自分でコントロールできないことは、どれだけ頑張ってもコントロールできない。しかし、それに対する反応の仕方はコントロールできる。
だからこそ、自分の人生に「ハッハッハッ」を取り入れること。
そうすることで、緊張を和らげ、いさかいの元である緊張を起こさないことができる。一見、克服できないように思われる障害でも、乗り越えられるようになる。
心の中で「ハッハッハッ」と笑い飛ばすことにより、体内のドーパミンが増し、気分がよくなってくる。
マイケル・マスターソン 著 『大富豪の仕事術』(2012)
とあります。
一番のポイントは、
『自分でコントロールできないことは、どれだけ頑張ってもコントロールできない。しかし、それに対する反応の仕方はコントロールできる』
という点で、想定外のことが起こっても、(自分にとって望ましくないことが起こっても)
心の中で「ハッハッハッ」と笑い飛ばすことで、心を「揺らがず」「捉われず」あるがままで自然な状態に保ち、いち早く切り替えて、その場その場で最善の手を打てるということです。
これから、日常生活でも仕事でも、想定外のことが起こった際は(自分にとって望ましくないことが起こった際は)、
「ハッハッハッ、そうきましたか!?」「ハッハッハッ、そこを突いてきますか!?」「ハッハッハッ、そんな展開になりますか!?」
っと、まずは、心の中で「ハッハッハッ」と大いに笑い飛ばしてみてください!
起こってしまったことは、どうしようもありませんが、起こってしまったことに対する反応の仕方は、自分で選択できます。私は、反射的に、心の中で「ハッハッハ」と笑い飛ばし、「ピンチはチャンス!」と自分に言い聞かせて、その場その場で自分にできる最善の手を模索して実行することに集中しています!
なぜ、「ハッハッハッ」と笑い飛ばすことが大切なのか?
なぜ、「ハッハッハッ」と笑い飛ばすことが大切なのか?というと、
- ムダな緊張を取り除くことができる
- 問題を必要以上に大きく考えてしまうのを防ぐことができる
- 戦う前から、戦意喪失するのを防ぐことができる
- 心が動揺することなく、物事を円滑に進めることができる
からです。
ムダな緊張を取り除くことができる
心の中で「ハッハッハッ」と笑い飛ばすことで、ムダな緊張を取り除くことができます。
例えば、セミナーなどで講演を任されている場合に、予想以上に大勢の人が会場に来られた際に、
ヤバい、、、どうしよ、、、こんないっばい人がくるなんて聞いてないよ、、、
と思うのではなく、
ハッハッハッ、大盛況やな! そんなに私の話を聞きたいですか!? それなら張り切って喋っちゃうよ~! 楽しみにしててよ!
というように、まずは心の中で「ハッハッハッ」と笑い飛ばしてから考えることで、ムダな緊張を取り除き、リラックスした状態でセミナーに臨めます。
逆に、予想以上に人が集まらなかった場合は、
なんやコレ、、、閑古鳥が鳴いてるやないか、、、喋る意味あるんかいな、、、
と思うのではなく、
ハッハッハッ、むっちゃ人少ないけど、一人一人に丁寧にしっかりと内容を伝えられるから、ちょうど良いな! けど、セミナー終わったら、集客担当者を説教やな(笑)
と考えることで、心を「揺らがず」「捉われず」あるがままで自然な状態に保ち、セミナーでの講演に集中することができるようになります。
問題を必要以上に大きく考えてしまうのを防ぐことができる
心の中で「ハッハッハッ」と笑い飛ばすことで、問題を必要以上に大きく考えてしまうのを防ぐことができます。
例えば、試験などを受ける場合に、予想に反して過去問と傾向がガラっと変わっていた際は、
これまで、数年間ずっと同じ傾向続いてたのに、何で今年に限ってこんなことすんのよ!? 嫌がらせしないでよ! 点数取れないやん!!
と怒ったり、動揺するのではなく、
ハッハッハッ、今年は傾向変えて来ましたか! 問題作る側も、たまに傾向変えないとアカンから大変やな! けど、これでライバルに差を付けることができるな!
というように、まずは心の中で「ハッハッハッ」と笑い飛ばして、自分にとってプラスになるように考えることで、問題を必要以上に大きく考えてしまうのを防ぎ、目の前の試験に全力で取り組めるようになります。
戦う前から、戦意喪失するのを防ぐことができる
心の中で「ハッハッハッ」と笑い飛ばすことで、戦う前から、戦意喪失するのを防ぐことができます。
例えば、コンペなどで競合他社の担当者が、想像していた以上にベテランの人だった際に、
ヤバい、百選錬磨の玄人が現れた、、、これは、経験やノウハウの差が出るかも、、、
と戦う前から委縮してしまうのではなく、
ハッハッハッ、えらい年配の担当者さんが来たな! こうやって、まだ現場で活躍されていることがスゴイな! たくさん苦労もして来て、努力もしてるんやろうな~。ちょっと苦労話とか聞いてみたいな。コンペ終わったら話かけてみよ!
というように、まずは心の中で「ハッハッハッ」と笑い飛ばして、相手に威圧されるのではなく、むしろ、相手に興味や関心をもって、相手の内情を色々想像してみることで、緊張を和らげ、戦うこと自体を楽しむことができるようになります。
心が動揺することなく、物事を円滑に進めることができる
心の中で「ハッハッハッ」と笑い飛ばすことで、心が動揺することなく、物事を円滑に進めることができます。
例えば、会議中に議論が白熱して、予想もしてなかった展開になった際は、
あぁ、どうしたら良いんやろ、、、。ちょっと感情的にもなってるし、話がまとまる気がしないぞ、、、
と慌てたり、動揺するのではなく、
ハッハッハッ、これは面白い展開になってきたな! 普段、全然感情的にならない人が、今日は違うな。これは本音を聞き出せるチャンスやな! もっと、議論を掘り下げて、溜まっているものを全部吐き出してもらおう!!
というように、まずは心の中で「ハッハッハッ」と笑い飛ばして、自分は感情的にならずに、冷静にその場の状況を分析して、議論の論点(一番話し合うべき点)を明確にして、話が脱線しないように(脱線したらすぐに軌道修正して)会議を円滑に進めることができるようになります。
ぜひ、あなたも、失敗を自ら求める「失敗促進」という考え方と、心の中で「ハッハッハッ」と笑い飛ばすという考え方を、日常生活や仕事で取り入れてみてください!この2つの考え方は相性が良く、「失敗」した際に、心の中で「ハッハッハッ」と笑い飛ばすと、心をフロー状態に保ち、多くの気づきと学びが得られます!
まとめ
- 失敗は、少しでも早く、多く経験した方が良い、自ら進んで求めるものであること
- 失敗を自ら進んで求めることで、脳を失敗歓迎モード、すなわち、分析・学習モードにして、失敗からより多くの気づきや学びを得ること
- 想定外のことが起こった際は、(自分にとって望ましくないことが起こった際は)心の中で「ハッハッハッ」と笑い飛ばして、心を動揺させることなく、いち早く切り替えて、その場その場で最善の手を打つこと
「失敗を自ら求める」ということは、これまであまりしてこなかったかもしれませんが、(普通は失敗を求めませんので、、、)失敗を求めることで、本当に多くの気づきと、学びを得ることができます。
また、想定外のことが起こった際に、心の中で「ハッハッハッ」と笑い飛ばすときは、声にも、表情にも出さないように、注意する必要がありますが、(私は、ただでさえ、生まれつきニヤけた顔をしているので、より注意していますが、、、)
心の中で「ハッハッハッ」と笑い飛ばすことで、心を動揺させることなく、心に余裕を持たせることができるようになります。
あなたが失敗から多くの気づきと学びを得ることで、心の中で「ハッハッハッ」と笑い飛し、心を「揺らがず」「捉われず」あるがままで自然な状態に保てるようになることで、あなたの人生がより良いものになることを、心から願っています!